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戦争の始まり

この小説は普段言えない、出来ない事。

でも心の中では言いたい、やりたいという願望を叶えていく

ストーリです。

もしストレスや精神的にまいってしまっている方

お勧めかもしれません。

暇つぶし程度でお読み下さい。(初めて書きました)

今日は会社の忘年会。

いつも仕事で追われている僕だが今日はさっさと切り上げる様にと上司に言われた。

僕の努めている会社は某医療器具メーカーの会社で営業職をしている。

営業職と言っても様々な仕事があると思うが、

僕の仕事は単なる外回りでの医療器具等の販売が主となる。

そうなかなか、医療器具なんて売れるもんでもない。

しかし売らなければ、この会社では生きていけないのである。


毎月‘定例会議‘という名の営業成績の発表会があり、そこで毎月の個々の売上を発表する。

まぁ大体がそうなんだが売上がもっとも悪い人はその会議での

ターゲットにロックインされ、ターゲットにされるとまるで家畜や奴隷

のような言い草で罵倒される。

そのターゲットにされない様に営業部の社員は色々考え日々生きている。

上司のごますりに励むものもいれば、昼夜問わず24時間体制で働き成績を

キープしている人もいる。

もちろん奴隷に認定されると行き場がなくなる。

必死に挽回しようとすればするほど後手に回り、挙句の果てには精神的にきはじめ

早期退職や属にいう窓際族に落ち着いてしまうのが一般的ルートとなる。

だからうちの会社の離職率は極めて高い。

大体が2~3年で辞めていってしまう。

1年目は仕事を覚える為、会社の先輩と同行し責任という責任は特にない。

2年目になると独り立ちし、急に責任がのしかかり

みんなそれぞれに必死で、助け合うという言葉は一切ない。

大体の会社もこんな感じではないだろうか。

そんな戦場の中、僕も勤続3年弱そろそろ体力的にも精神的にも限界が迫ってきている。



僕は大学を卒業しそのままこの会社に入った。

医療器具メーカーと言葉の響きもよかったし、パンプレットなどでは社員も仲良しそうで

和気あいあいとやっているように見え、よさそうな感じだと思い

面接であっさり内定をもらったので入社。この会社を受けたのが1社目だったのが僕の人生を変えた。

もっと他の会社を受けるのがセオリーなんだが面倒だったのもあり、

そのまま残りの大学生活を遊びに費やしてしまったのだ。

そしていざ会社に入ると地獄の始まりだった。

僕と同期入社は7人いた、現在残っているのは僕を含めて2人

1人目は入って3ヵ月で会社に来なくなった。

2~4人目の3人は3人同時に辞めた。

5人目はつい最近まで会社いた上村カミムラ 佑介ユウスケ君、

僕が社内で1番の仲良しだった人だったが会議でターゲットにされ、

それにも負けず噴気していたが急にうつ病になり

しばらく会社を休んでいたのだが、最近辞めたとの噂で聞いた。

何度も連絡してみたが、病気で休みだした頃から全然電話に出てくれず

今は携帯を変えたのか音信不通になった。

そして残った同期は僕と富岡トミオカ ミノル君だけだ。

富岡君とは入社当時から少ししゃべるくらいであまり仲が良くはなかった。

富岡君は高校の時に野球をやっていたらしく、いかにも体格系のノリで

性格がとても明るく、誰とでも接していくタイプ。

今じゃ課長のお気に入りまでに上り詰めている。

入社した当時に

   富岡:「こんちわ! 俺富岡実よろしく」

    僕:「あぁ よろしく」

   富岡:「俺実は頭もよくなくて、要領もよくないんでなんかあったら助けてよね」

    僕:「いやいや、こちらこそ宜しくお願いします。」

   富岡:「また、今度飲みにいようよ。」

    僕:「いいね。行こう」

それから今まで彼と飲みに行った事なんて1回もなかった。

社内でたまに顔合わすが挨拶程度で終了。それ以上はしゃべった事はない。

正直僕の大嫌いなタイプだ。なんか顔も本能的に受け付けない顔で

なんかチャンスがあれば殴ってやりたいと思うくらい。

そんなこんなで生き残ったのは僕と富岡の2人だけになってしまった。

今日は仕事もあんまり入れず、忘年会で何もかも忘れて飲みまくるつもり。

そしてお酒というエネルギードリンクを飲んで上司に

日頃のうっぷんなどをぶちまけて、挙句の果てに

 「こんな会社、今日で辞めます。」

と言うのが僕の今日の作戦である。

まぁ言えればの話だが、、



今日の忘年会は19時から大阪の梅田という場所で行われる。

送られてきたメールによると居酒屋で海鮮鍋を食べるらしい。

ちなみに会社も梅田の貸しビルの1フロアーにある。

地図によると忘年会会場は会社から歩いて15分程度の場所にある。

僕もその現場に向かった。19時からだったのだが、車が込んでいた為

会社に着いたのが19時でそこから急いで走って向かった。

10~20分遅刻しまぁいいっかと思いつつ現場に到着

するとまさに部長の山崎さんが始まりの挨拶をしている最中で

僕が着いた事に気付いた富山が

    「こっち、こっち」と呼んで小さく手を振っている。

僕はその席にかがみ歩きをしながら向かった。

その居酒屋の部屋は細長い部屋になっていて、鰻の寝床の様な感じ。

その部屋の真ん中に長いテーブルがあり鍋がセットされている。

集まったのは全員で30名ぐらいだ。

僕の席は入口の近くの手前側で奥の方から部長がみんなに向かって話をしている。

鍋は大体6人で1つの鍋を囲んで食べるようになっており、

僕のテーブルには井上課長と富山、経理の三好さん、

営業部の1つ先輩の青木さんと諸岡さんになっていた。

このテーブルの並びを見た瞬間ピンと来た、これはこのテーブルは

あきらかに富山が仕組んだテーブルだ。

課長と富山は問答無用、経理の三好さんは課長と不倫の噂があり。

青木さんと諸岡さんも課長のお気に入りだ。

そのテーブルで僕は課長と富山の間に座り、その対面に三好さんと

先輩達が並んですわっている。


なるほど、ここは課長グループの席か、

でなんで僕がこの席に?おかしい?特に課長とも仲良くなく

どっちかというと嫌われている方だと思っていた。

もしかして、実は勘違い?僕も仲間の一員なのか?

というような想像がよぎった。


部長の挨拶も終わり、全員で乾杯その後フリータイムとなった。

さっきの想像通り僕もお気に入りの一員になれば今日の作戦は中止しよう。

 そう思った矢先、課長の一言で急展開した。

    課長:「おいお前、なんで遅刻したんだ」

いきなりお前呼ばわり、明らかに喧嘩口調での言い方だ

そこで僕は

     僕:「いや、思っていたより車が込んでまして」

    課長:「そんなのナビやラジオで情報聞いてたらわかるやろ」

     僕:「まぁそうですけど、仕事も少し忙しかったもんで」

    課長:「そんなん言い訳や、時間守られへんやつは

                   社会人として失格や」

富山と先輩達がくすくすと笑っている。明らかにターゲットにされている

今日の忘年会のネタは僕イジメか、は~んなるほど、

だったら作戦実行するまで。実行するのは今日しかない。

僕の口が勝手に動き出した。

     僕:「課長、お言葉を返すようですが

              仕事と忘年会どっちが重要ですか」

   課長:「それは仕事に決まってるやろ」

    僕:「だったら仕事で忘年会を10分ぐらい遅れても

              そんな文句言わないで下さいよ」

      「こっちだって必死に会社の為にがんばってるんですから」

   課長:「それとこれは違うやろ、あくまで社会人としてや」

    僕:「僕達、営業が日々どんだけ苦労して営業してるか知ってるんですか

          現に皆さん辞めていっている人を見て何とも思わないんですか?

            上司として部下の苦労をわかってなんて最低な上司ですよ」

とうとう言ってしまった。でも一度しゃべった言葉は取返しがつかない。

口がどんどん激流の水のごとく言葉を発していく

   課長:「それ誰にもの言ってるのかわかってるんやろうな」

    僕:「わかってます。課長と呼ばれているただのおっさんです」

   課長:「おい!お前!」

課長はあらあらしく言ってきた。6人のテーブルはすこし困惑した状況になってきた。

    僕:「お前にお前ってなんで呼ばれなあかんねん」

   富山:「やめとけって、誰に話してるんかわかってんのか?」

富山が僕の説得に入る。

    僕:「わかってるよ、おっさんやん。ただのハゲてるただのおっさんやん」

先輩たちは唖然としている。だがもう止まらない。

    僕:「おい、おっさん言うとくけど、もし俺が会社辞めたらお前は

            俺から見ればただのおっさんや、その事重々わかっときや」

僕はまだ冷静だ声もおだやかでトーンも普通。なぜか冷静にいられた。

   課長:「お前~~」

課長は完全に頭に血が上っている。

    僕:「入社した時はわからんかったけど、この会社はほんまに地獄や

               結果だけ求めて、出来ないやつはポイっと捨てる」

         「お前みたいなロクでもないやつが上に立つからこんな会社に

                なるねん。もっと自分を鏡で見てみ、おっさん」

    僕:「俺達が必死にがんばってるのにその結果でいちいち文句だけ 

           言いやがって、そんなんお前じゃなくても誰だって出来るわ」

          「もっといい上司やったら、仕事の課程から見てくれる。

               お前はただのイビリだけの役立たず高給取りや」

課長はそれを聞いて鬼の形相で僕を睨んでいる。富山の先輩たちもただただ唖然。

そこに割って入ったのが三好さんだ。鍋をみんなによそいながら話してきた。

   三好:「それは、ちょっと言い過ぎちゃう。あんた何様なん?

                    立場考えて言うてるの?」

そこで僕も冷静に

    僕:「黙れ、クソババアァ。お前がこのおっさんとヤリまくってる

                 のはここの社員ほとんどが知ってるねんぞ。」

           「そんな奴が俺に対して文句言えるとでも思ってんのか」

           「こんなおっさんどこがいいねん、見る目ないの~」

続く





 



   


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