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#1・・・異端者

「いってらっしゃいです。お兄さん。」

「おう、いってくるよ。」

妹に笑顔で送られ、家を出る。

俺の名前は八十神エビス。

家で武術をやっていること以外は、フツーの高校生だ。

・・・まぁ、そのおかげで学校ではのけ者なのだが。

「今日もいつも通り、つまらん日が始まっちまったのかぁ・・・。」

大体、学校なんか行って何になるんだ?先生の話を聞いて、ノートとかプリントとかに文字を書くだけだろ?そんなところに行ってもつまんねぇだけだ。

「はーぁ、なんか面白いことねぇかなー?」


「その願い、叶えてやろう・・・。」


ガッ

「!?」

いきなり足を何かに掴まれた。

「クソッ!」

はなそうと思っても取れそうにない。

「う、うわぁぁ!」

そのまま、水の中に入っていくように、俺の体は道路の中へ引きずり込まれていった・・・。


__

___

_____

『少年ヨ・・・』

『ウヌガ目ヲ覚マストキ、ウヌノ望ム世界ガ広ガッテイルダロウ・・・』

『心スルガヨイ・・・』

『ウヌガ入ル世界ハ毒サレテイル・・・』

『ソノ毒コソ、ウヌガ探シ求メルモノ・・・。ウヌノ旅ハ、今、始マルノダ・・・。』

_____

____

__

 

・・・?ここは?

「ゴブガバッ!?」

水の中だ!速く浮き上がらなければ!

「プハッ!」

水から上がり、辺りを見わたす。

真ん中に遺跡のような建物があり、それを取り巻くように柱が立っていた。

海上遺跡・・・?

それに、今の声はなんだ・・・?

探し求めるもの・・・

そんなことを考えていると・・・

『グォォォォォォォォォッ!!!!!』

後ろから、巨大な魚が口をあけて突進をしてきた。

「うわぁぁぁっ!」

まずい!

速く遺跡の中へ!

必死に遺跡の入り口へ泳ぐ。


「うぉぉぉぉ!」

何とか、遺跡の入り口に到達する。

と、同時に魚が突っ込んできて、俺を遺跡の奥へ吹っ飛ばした。


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