ユキノ・ホワイティア
私はユキノ・ホワイティア。
以前は、
地球で日本のとあるブラック企業のひらひら平社員の末端社員として、
日々、
真面目にお仕事に向き合ってきたら、
いや、
目の前の仕事をうらー!おらー!やっー!とやっつけていたら、
多分、
睡眠不足により、そのままベッドですや〜と永遠の眠りへ…。
白田雪乃(27歳)で永眠とか若すぎる…。
真面目に頑張るのにも限度がありましたね…。
今となっては反省しております…。
ツッコミどころ反省しかない日々でした…。
そうこうして目が覚めたら、
このユキノ・ホワイティア(15歳)として意識が覚醒!!
転生してた!!
うわ〜お!!
ユキノは風邪をひいたのか、
突然の高熱が3日3晩続いた次の日の朝、
私は地球での白田雪乃(27歳)としての記憶を思い出した。
白い髪、色素の薄い肌色、透き通るような蒼い目。
あと、顔ちっさ!!
どこの氷雪の土地の氷属性のお姫様だと思ったら、
流石に雪山の土地ではなく、
王都で温暖な気候の土地だったけど、
本当に水属性の中の氷魔法が得意な一族でした。
笑う。
テンプレすぎて笑うしかない…。
「お嬢様も、もうお年頃ですね〜。」
そんな声掛けと共に髪をとかし、結ってくれるのは、
メイドのテラスだ。
先日の高熱にも驚かされましたが、
お嬢様が年頃ってのも驚きますね〜とテラスの会話を遠くに聴きながら、
上の空で軽い返事をしながら、私は思考する。
そうなのだ。
白田雪乃(27歳)では叶わなかった、
お相手探しをこの、
15歳のユキノ・ホワイティアで始めなければならない。
なにせ、
これでも末端貴族なので、
貴族として血を残さねばならない。
頑張らねば。
そんな私にも、
日本のお見合いにあたるタイプの社交会の招待状がこの度、無事届いた。届いてしまった。
初めてのことだらけだろうか、緊張するよー。
白田雪乃(27歳)でもしたことないのにー!
はぁ。ため息が出る。
このあとは、
テレサと母上と共に、
お見合い社交会の話し合いと準備。
ドレスやら、華やかな飾りやら、履き物やら、色んな貴族男性の話を聞くだろう。
あ、あと普段の振る舞いの出来てないところのお説教だ絶対。ユキノ・ホワイティアの記憶にある。
母上のお説教は最もだけど、
逃げた〜い!
やってきた、朝!!
当日!!




