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第14章 スティーブ・ジョブズ

第14章 スティーブ・ジョブズ

あの『アップル』のジョブズです。久しぶりの読書会でしょうか。

ふたりで『ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ』の意味を探ります。

第14章 スティーブ・ジョブズ




習い事から帰って夕食も終わり、宿題もさっと片付け、ネグリジェに着替えてベッドに転がり、iPhoneで動画を見ている通子。パジャマに着替えて寝るまでのちょっとした時間だ。


2005年、スティーブ・ジョブズが米国スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチを偶然にも見ていた。ちょっと難しいけど、日本語字幕があったので大丈夫だ。

通子はAppleのiPhoneユーザーだ。学校で貸与されたGIGAスクール端末もiPadであるし、『あるある』で通子はAppleの信奉者だ。だからAppleの創業者であるスティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs)とスティーブ・ウォズニアック(Stephen Gary Wozniak)の二人のスティーブのことはよく知っている。ジョブズがAppleを追われたことも後にiPodで音楽業界にも革命をもたらし、iPhoneというスマートフォンを世に出し、世界のメディア環境を一変させたことも。また、ピクサー・アニメーション・スタジオの創設者でもあり、映画のデジタル化の先駆者だということも知っている。一人で世界を大きく変えた人物なのだというのは通子だけではない、世界の常識なのだ。

そして通子はジョブズの名言は数あれど、スタンフォード大学のスピーチの最後に学生達に贈った「ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ」という言葉に出会う。

「『ステイ』って『泊まる』とか『留まる』ってことだよね、『ハングリー』って『飢える』ってこと?で、『フーリッシュ』というのは『バカバカしい』ってことだよね。」

通子は思わず腕組みをする。一応英語の塾には行っているので、このくらいの英語は大丈夫なのだが。



放課後、通子が由美子を引っ張る。

「ねぇ由美子、ちょっと付き合ってよ~。」

「これから委員会の仕事があるの。ちょっと無理。」

「久しぶりに『読書会』しようと思ったんだけどなぁ。」

「えっ?・・・じゃあ、委員会の仕事手伝ってよ。配布物のホチキス止めだから、人手が多ければそれだけ早く終わる。」

「おし!じゃあ、子分連れて行くわ。」

「?」


しばらくして委員会の活動ルームに通子と5年生男子が現れた。例の彼だ。罰ゲームとはいえ、本気で子分にしている・・。ホチキス止めの作業だが、全校分となると結構な量だ。

「よし、やるぞ。おっ結構あるね。お前もやれ。通子様より少なかったら、お前のエロい画像をばらす・・・。」

(通子ってけっこう怖い。ん。でも彼、『まんざら』でもないみたい)

予定外の人数で作業が進んだのであっという間に終わってしまった。通子は手首から上をフリフリして5年生を追い払う。

「ありがとね。ポイントゲット加算!ご苦労さん、もう帰っていいよ。」

(まだ、手伝ってもいいというか、手伝いたいと物足りなさそうな5年生男子を強制的に追い払い、いつもの相談室ではなく、『読書会』のもうひとつの場所、図書室に向かった・・・こっちが普通のような気がするが。)


「図書室にもね、スティーブ・ジョブズの伝記があるの。前も珍しく読んだような気がするけど、たしか漫画版もあったよ。」

「スティーブ・ジョブズ?なんか聞いたことあるよ。」

「またぁ。アップルの創始者じゃん!」

「あぁ、あの。」

「そう♡・・・でね、伝説と言われるジョブズのスピーチがあってね、ユーチューブで見たの!スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチで、なんか自分の生い立ちとか、自分で作った会社に首を言い渡されてちょっと落ち込むんだけど、また新たな取り組みを始めて・・・。そして自分がガンであることもカミングアウトして、人生に限りあるって。とにかくやっぱりすごい人!こんなにいろいろあってもiPhoneを生み出して世界を変えるなんて・・・。でね、最後に聞いている大学生さんたちにメッセージがあって『ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ』って呼びかけて終わるの。」

「?」

「英語でしょ。『ステイ』から始まるから『命令形』だよね。『ハングリー』って『空腹』ってことでしょ。『ハングリー精神』って言葉もあるから、何となく『腹をすかせたままでいろ』とかではないと思うんだけど。それどころか『フーリッシュ』って、『バカバカしい』ってことでしょ。優秀な大学生相手に、はん?どういうことなの!ってことなの。どんな意味が込められているのかなと思って・・・。」

「で、伝記を読めばその人の考えていることが分かるんじゃないか・・・って?」

「ピンポーン!さすが由美子!ねぇ、いっしょに読もう。」


二人は図書室の広いテーブルに横並び、二人がけで陣取る。


「さすがにこの時間じゃ読み終えるのも話し合うのも無理ね。退校時刻ギリギリまで読んで、後は借りてかえるってものね。」

「文章で書いてあるやつと漫画版があるけど、私、漫画版にする。でも、由美子と時間まで読むのはこっちね。いっしょに読もう!ちなみに後で交換して読んでみよう。伝記を書いた人の解釈も違うんじゃないかと思うから。(昨年の由美子の『フォン・ブラウン』のようにね)」

「うん。」

二人でページをめくる。ジョブズの若い頃の写真は表紙の坊主頭でゴマ塩のようなひげのジョブズとは似ていない。違う雰囲気だ。髪の毛は長髪で目つきが鋭い。いかにも傲慢ごうまんな若者に見えなくもない。

「まあ、小さい頃って絵に描いたような天才的行動ね。エジソンみたいにチョー問題児・・・。コンセントに金具を差し込んで感電するってよくある話だけど、授業中に花火をするなんて。」

「でもまあ、知能テストはとんでもなくて『とび級』している。」

「私たちみたいな・・・あっ失礼、由美子は馬鹿じゃないよね。ジョブズはやはり天才だったか。『ステイ・フーリッシュ』って『馬鹿は馬鹿のままでいい』ってことか。」

由美子は思わず吹き出す。

「通子、少なくても貴方は『馬鹿』じゃない。頭いいと思う。勉強なんかトップクラスだし、貴方を『馬鹿』っていうんなら、私を含めてクラスのほとんどの人が馬鹿になっちゃう。それに、『ステイ・フーリッシュ』ってそんな意味じゃ無いと思う。話の整合性がそれではとれないと思う。」

「私もそう思う。でもちょっと言ってみたかっただけ。『馬鹿は馬鹿のままでいい』って言われたら、塾にも習い事にもこんなに振り回されなくてすんだのになぁって。」

おもわず由美子は微笑んでしまう。

「さて、ジョブズがウォズニアックと出会うのは中学生のころね。ウォズは二十歳はたち過ぎて居たけど、『類は友を呼ぶ』で天才同士、馬があったみたいね。」




「え。スティーブって『もらい子』だったの?」

「何その表現。いつの時代の言葉よ。」

「『養子』ってことだけど、『もらい子』の表現がピンとくる。」

「?」

「養父さんたちはとてもいい人だったみたいだけど、スティーブは早く家を出たかったみたいね。大学は『キセル』だし。」

「キセル?」

「電車の『ただ乗り』のことを『キセル』っていうの。今じゃ死語だけどね。ひいばあちゃんが戦後よくやってたって。」

「それってダメじゃん!(犯罪でしょ!)」

「いや、一応スティーブは育ての親から大学に入れてもらったらしいけど、途中でやめちゃってる。高い授業料に興味がにつかわないってね。でもこっそり大学の先生の許可をもらって学生を続けたみたい。」

「それって『キセル』というよりは『モグリ』ね。」

「ここらへんがスティーブらしい。・・・ハングリーってこれかな?お金が無くたってゼンゼンイケルみたいな。いや、お金をできるだけ使わない・・みたいな・・。」

「・・・。」

「大学ではてっきりコンピュータの勉強かなって思ったんだけど、『カリグラフ』っていう美しい文字の書き方?こっちでいうと書道かな、まあ芸術的に文字を学んだみたいね。」

「デジタルというよりはアナログなんだ。」

み「いえ、コンピュータというか、電子関係は好きだったみたいで、中学のこの時、ウォズニアックと出会って通信機器みたいのを組み立て売ってたみたい。でもさっきのキセルの・・」

「モグリね。」

「大学時代からヒッピーみたいな生活に憧れ、インド旅行を目指すんだけど、お金がない。それで『アタリ』っていうコンピュータの会社に無理矢理ねじ込むのね。」

「でもなぜインドなのかな。」

「彼って宗教とか東洋的なものにすごいのめり込んでいたから仏教の聖地を見てみたかったんじゃ無い?」

「で、インドには行けたのかな。」

「うん。でも想像していたようなところではなくて、結局『アタリ』に戻るんだ。その後、日本人から『禅』を習っているの。彼が日本びいきなのはそれもあるかも。でもね、彼って『特性』ありありでしょ。不潔で傲慢でアタリの社内では評判良くなかったみたい。」

「分かるような気がする。なんか野生児というか周りを気にしないというか自分の世界しかない、逆にいうとがっちりした自分の世界をもっていてそれがかみ合わない・・・。」

「アタリでもマイクロコンピュータのキットを売り出していたんだけど、ウォズニアック、ウォズと呼ぶね、そのウォズが天才的なエンジニアでね、そのウォズと組んでコンピュータを作ったらずっといいものが作れるだろうと会社を作っていったんだ。」

「それがアップルコンピュータね。」

「いえ、『Apple Computer Companyアップルコンピュータ・カンパニー』だから『アップルコンピュータ商会』みないな感じかな。今の『Apple Computer, Inc.(アップルコンピュータ)』になったのは2003年だったと思う。」

「違いがよく分からないけど、お店がメーカーみたいなものになったってことだよね。」

「まあ、そんなところかな。でもね、最初は配線基盤のみの販売の予定だったのが、モニターやキーボードもなく、電源も筐体もない配線むき出しのコンピュータで、今で言えば『ラズパイ』みたいなもんね、それをを売り出している。お客さんは後に売り出すアップルⅡ(ツー)みたいな完全体を望んでいたみたいなんだけど、それを買ってくれたんだ。」

「ちなみに『ラズパイ』って?」

Raspberryラズベリー Piパイって言ってね、最初は教育機関で使われることを想定してイギリスで開発された名刺サイズのシングルボードコンピュータよ。むき出しのやつ。」

「ああ、Arduinoアルディーノみたいなものね。父がよく何かやってた。」

「そしていよいよ本格的にパソコンを売り始めるんだけど、それまでの冷蔵庫何個分みたいにデカく、企業向けのものだったコンピュータを家庭向け、身近なものにしようってところがやっぱり先進的なのよねぇ。個人がコンピュータを持つようになって何をするの?売れるわけ無い!って批判もあったんだけど。これがアップルⅡなんだけどね。四角い箱にただ中身を詰めただけの無骨なものじゃなくて、当時高価だったプラスチックを使った使ったこのコンピュータは曲線的で、しかもカラー画面表示が可能ということあり、大ヒットしたのね。リサというコンピュータを経て、のちに『マック』と呼ばれる『マッキュントッシュ』という画面がいっしょになったまるでお人形みたいな可愛いコンピュータを誕生させるの。」

「マックって、あのめちゃくちゃ高い・・・。」

「iPhoneも高いよ~。」

「でも、部屋に置いておきたくなる可愛くてかっこいいデザインだよね。」

「分かる~ぅ!そう、デザインてとっても大事なんだよね。で、もうひとつ・・・いやひとつやふたつじゃなくて、もうアイディアのかたまり!中臣鎌足なかとみのかまたり!ナマゴミノカタマリ!!」

「通子、興奮こうふんが暴走状態かも。」

「『マウス』もそう!あれって彼の発明じゃ無くてもう発明している人がいたんだけど、『○▲&$@*#$(※ポイント・アンド・クリック・グラフィカル・ユーザー・インターフェース)』とかなんちゃら、長ったらしい名前でそのまんまだったんだよね。でも、これに『マウス』って名前を付けてマックに装備したの。」

「『マウス』の命名もある意味『デザイン感覚』なんだね。」

「そう思う。I think so!・・そして、今までコマンドといってキーボードから文字を打ち込んで操作していたのを『ウィンドウ』というGUIで操作できるようにしちゃったんだよ!!」

「ガイ?」

「Graphical User Interfaceグラフィカルユーザーインターフェースといってね、アイコンをカチカチってやるとアプリが立ち上がるでしょ。今じゃ普通で、とてもあれなしじゃ考えられないけど、昔はそのアプリの名前を長ったらしくキーボードでひと文字ひと文字打ち込んでいたの。信じらんないでしょ。」

「通子ってコンピュータに詳しいのね。」

「私はあいつらと違ってエロ動画を見るためなんかに使ってないからね。清く正しいコンピュータフリークですから!」

「牛乳かけて食べる?」

「それ、『フレーク』。ボケね。ありがと。まあ、『オタク』みたいな意味で使ってる。」

「それで、ジョブスさんは『フーリッシュ』なことはしてないの?」

「遊び心にあふれたことはやってるよ。例えば初代マッキントッシュの筐体きょうたいの裏には、開発者のサインが彫り込んであったり。」

「へえ~。」

「ネクストコンピュータって会社を作り、そこで作ったネクストキューブってサイコロのお化けみたいなコンピュータ。もう、あれってワークステーションっていってパソコンの域を越えてるやつですごいの。でも高くてね、売れなかったみたい。・・・と、本題はゴミ箱。」

「ゴミ箱?」

「パソコンの画面でゴミ箱ってあるよね。ファイルやフォルダを捨てるときに使うやつ。」

「ああ知ってる。」

「実はね、あのネクストキューブのゴミ箱って『ブラックホール』のアイコンになってるの。思わず笑っちゃった。」

「それはそれは。」


「・・・。ジョブズってね、コンピュータの天才みたいに思われているところがあるけど、実は天才と言うほど得意ではなかったみたい。ウォズがそういう意味では天才だったんだと思う。初期の製品はウォズなくしてなかったの。実際、ウォズがつくった基盤を自分が作ったといって売り込みに行った時、相手の質問にまともに答えられなかったって。実はマウスもウィンドウシステムも、携帯音楽プレーヤーも携帯電話もすでにあったもので、ジョブズが発明したわけじゃない。じゃあ、ジョブズは何だったんだって。」

(ゆ:昨年、読んで感想文に書いた『悪魔に魂を売った人々』のフォン・ブラウンみたいな人・・・? 彼も才能はどちらというと『プロデューサー』とか『マネージャー』みたいな人だった?)

「まあ、それを確かめるために読んでいるんだけどね。そうだ!このページ。前から気になっていたんだけど。『海軍に入るくらいなら、海賊になったほうがましだよ』『規則ばかりにこだわるより、ときにはルールをやぶって、新しいものの見方をしたほうがいいという意味です。』って書いてある。海賊の旗も立てたんだよ。ああ、マッキントッシュの開発の立ち上げのときね。」

ゆ「あぁ、このページね。『スティーブはあらゆるルールをやぶる人でした。』・・・って書いてある。裸足で歩き、果物しか口にしない、風呂にも入らない・・・。『こんな変わり者』って書いてはあるけど。今の時代の最先端じゃない?」

「そうだね。特性ありありって感じ。『スマイル学級※』の子の中にもたしかこんな感じの子がいたよね。あの子もこんな、世界を変えるような人物になるのかな。」

「可能性は絶対あると思う。だって、電車の型式とか形状とか全部覚えてたでしょ。文化祭の電車の絵、見た?ものすごく細かいところまで描いてあったよ。こんなところまで絶対誰も気付かないってところまで。家庭科とかじゃなくて電車科とかあったら成績はダントツトップだから。」

「なんかダメなところもめちゃあるんだけど、すごいところは誰も到達できないところまでいってる。先生方ってそこを見つけて伸ばそうとしているし、ダメなところはダメなところで生活になんとか支障の出ないように頑張っていると思う。まあ、全部うまくいくわけ無くて大暴れしている子もいるけどね。」

「ジョブズさんって、自分で作った会社を首になったり、新しく創った会社をダメにしたり、結構不安定だよね。でも、最終的にはまたアップルに戻っている。もしかしたらすごい人過ぎて周りが理解できなかったのかも。でもこの人でなくてはならないことに周りも気付いてiPodやiPhoneを次々と生み出したんだろうと思う。」

「スティーブらしい生き方の『核』ってやっぱりあれなのかな。」

「ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ!」

しっかりハモった!快感なんだよね、このハモり。

「『ステイ・ハングリー』は『満足するな』ってことだよね。」

「そう!『これが精一杯小さくした試作品』って社員がもってきたときに、スティーブは激怒して『ふざけるな!もっと小さくしろ!』と言ってた。一生懸命やってた社員がかわいそうだなって思ったし、スティーブってなんて血も涙もないやつなんだっても思ったけど、これが『ステイ・ハングリー』なんだよね。『満足するな』って訳は最高だと思う。これが限界ってほど食べてもその後のスイーツて意外にすんなり入るだよね。」」

(ゆ:通子の例えって、なんかこう、意外なほど庶民的で似合わない感じがするんだけど、それがまた魅力なんだよな。さて・・・。)

「『学問のススメ』のとき、”I Love You!”を『月がきれいだね』って訳した人がいるけど、その言葉の意味というか思いをどう表現するかは、言葉通りに訳さなくてもいい感じがしてる。もっとも言葉っていうのは、その気持ちや意味をどう文字に表すかの問題であって文は後付けなん・・・。」

「もう、由美子ったらいつもの調子で。」

「あ、ごめん。」

「でも『ステイ・フーリッシュ』はどんな気持ちや意味で言ったのかな?」

「多分だけど、ジョブズさんて、すごい変な人でしょ、常識外れというか・・・。」

「それ!『常識にとらわれるな!』ってことだよね!、そう、今あることが当たり前では無くて、もっと先があるんだって。だから、今が最高だって思ってる『お利口さん』じゃいけないのよ!いいね、これ!」

「まとめると『ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ』って『満足するな!、常識にとらわれるな!』て言ってるってことね。」

「いいね!気に入った。よし!今日の成果、村上ちゃんにも伝えよう。」

「なんか村上先生、褒めてくれそう。ふたりでこんな結論出したっていったら、きっと喜んでくれるよ。」

「正式にチューを頼んでもイイかな。」

「まあ、ご勝手に。」


(通子も絶対読書感想文を書くべき!本の中で主題となった外国の言葉を辞書的じゃなくて本来の意味に訳すためにその人の人生を追って、そしてその言葉の意味を考えて訳していく感想文、今までなかったと思う!)




※特別支援学級のネーミングは、その学校の先生方の思いや子供たちに対する願いを表現するような名称が与えられることが多い。例えばこの「スマイル学級」などは、特性のためにいつも怒られ、ふさぎ込んでしまうことの多い子供たちを元気で笑顔をあふれるような教室にしたい・・・そんな思いがこめられている。

今読んでいるのか、借りて読んで再度話し合っているのか、整合性がボロボロですが、気にしないでください・・・。

ちなみに文章版の伝記と漫画版の伝記をどちらとも購入したのですが、やっぱり相当なイメージの違いがありました。書いた人がどう評価するかだけじゃなくて、その本が出版された意図(偉人は偉いとか天才ではないとか)といったものがかなり作品を左右しています。気を付けましょう。複数の文献を当たることはとても重要です。自分の書いた作品で伝えられないのがもどかしいですが・・・。(漫画版はあまりおすすめしません・・・つまり対比して読むにはいいと言うことです)

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