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危機
倒しても倒しても敵は減らず。
完全に敵に囲まれて魔力ももう少ない。
魔力付与ももうできない。
「姫様投降したら国際法に則り捕虜にしてくれますかね」。
ユキが姫に問いかける。
「きっと素敵なアンデットにしてもらってから丁重な扱いをしてくれるだろう」。
「姫様もそう思いますか、なら粘るしかしかなさそうですね、全員密集陣形、中に入った者を順番に休ませつつ門へ向かうよ」。
ユキの指示に従い一斉に行動がはじまった、負傷している者や疲労の激しい者が内側に入れられ外の者が戦い時間を稼ぐ戦い方が基本的に援軍の望めない密集陣形はすり潰されて終わりだ。
戦いは再び夜を迎えていた寝ずに戦いしかも敵の真ん中に取り残された兵士と冒険者は疲労の限界だった。
しかしユキは諦めていなかった、必ず時間を稼げば兄さんが来てくれると信じていた。
その時的後方で騒ぎが起きた。
今がその時だ
ユキは声を上げ正門への突撃命令を出した




