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社でのお勤め

 朝は大騒ぎしていた二人だがお社についてからは粛々たる態度であった。

 そんな態度のまま二人は仕事着に着替えに向かった。

 そういえば初めて会ったアクアも今ほどはちゃけて居なかった。

 ここはやはり特別な場所なのだろう。

 そんな事を考えていたら二人が出てきた。

 二人の格好は緋色の袴に白の羽織いわいる巫女服だ。

 

 「巫女さんだ」。


 実は昔本で読んでから一度は会ってみたいと思っていたのだ、こんなところで会えるなんて予想外の出来事、いやこんな所は失礼かここはエルフの創造神信仰の総本山そう考えれば巫女さんに会える事など自明の理、なぜ考えつかなっかのだ、自分の愚かさが悔しい。


 「よく知っていますねそうです私たちは我らが父に支える巫女です」。

 「普段はこの衣装を着ている時は見ることすらできないんだから感謝しろよ」。





 それから二人の仕事ぶりは圧巻の一言だった。

 お社の祈りの間で膝を折ただ祈るその姿はとても美しく神聖で有った。

 そして気づいた世界樹から地脈の力がお社を通して里全体に満ちわたるのを、正確には二人がパイプの役目を果たしていた。

 世界樹から彼女達に、彼女達からお社に、お社から里に地脈の力が流れていた、そしてその力はやがて地脈に吸収されるのだろう。

 そして地脈の力を直接受ける彼女達は相当な苦痛を受けているだろうがその表情に苦痛はなく真摯な祈りが有った。

 昨日アリシアが言っていた、皆んなの幸せそんな事を本気で祈っているのだろう。

 素直にそんな二人には尊敬の念が浮かんできた。


巫女しか勝たん

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