ハイエルフ
「待っていましたダンジョンマスター」。
そう女性が口を開いた。
「初めまして私はダンジョンマスターの・・・ダンジョンマスターの」。
「さて何から説明しましょうか、名前が出ない訳、私が何者か、ダンジョンマスターとは、私は全て答えられます」。
優しく微笑み女性が言う。
「そのどれもが気になりますが、そう言われると聞きたく無くなるのも人情です」。
私が答えると
女性が優しく微笑みまた口を開く
「私はこの世界に残された最後のハイエルフ、アクアです」
聞きたくないと言っているのに自己紹介を始めた。
我が強いな。
先ほどまでの神秘的な雰囲気が台無しだ。
「ハイエルフとはエルフの創造神が直接生み出したエルフか、そのエルフと創造神様の子供のみが成れるのです」
意外と重大な情報がさらっと出てきた。
凄いよこの人。
「聞いてないですよ、それアナタが何者かに対する返答ですよね、喋りたいんですか」。
「はい喋りたいです、普段はこの木、世界樹と世界の観察ばかりで退屈なんですよ、里の皆んなと話す時はハイエルフとして対応しなければいけないので気軽なお喋りはできないんですよ」。
先ほどまでとは違い頬を膨らませる今の姿彼女の本来の姿なのだろう
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