ダンジョンの守り
「なら直ぐにでも行きたいけど、ダンジョンの守りが不安なんだよ、実は今回のバンパイア討伐のせいでバンパイアの部隊が来るかもなんだ、不意打ちでアイツには勝ったけど、僕がいても、そんなのに勝てるか不安なのにいなくなったら絶対勝てない」。
ゴブリンメイジも召喚したし、ゴブリンリーダーは良い感じだけどバンパイアには勝てないだろう、全員でかかってこちらの犠牲も覚悟すればなんとか一体という感じだろう。
先に人里に二人に行ってもらってユキ達に援軍を頼むか。
ありえないモンスターと共闘してダンジョンを誰が守るか。
仮にいたとして、人間とバンパイアの相性は最悪だ魅了されたら敵だし最悪は眷属にされたらレッサーバンパイアの出来上がりだ更に戦力差が開く。
八方塞がりだ、頭を掻きむしる。
「二人はダンジョンの守りに案はあるかな」。
アリスが答える。
「僭越ながらボスを作るのはいかがでしょうか」。
「ボス・・・」。
「はいボスです制御できないモンスターでもダンジョンの権限で部屋から出ないようにしてそこに入った者を殲滅するように命令するのです、今回は相手がバンパイアとわかっているのでしょうワーウルフがいいでしょう、魅了がワーウルフの弱点ですがそこはダンジョンの権限の方が優先されるはずです、相性的に眷属にされる心配は薄いですしいかがでしょうか」。
そう言って見上げてくる姿が妙に可愛らしかった。
「天才だよ、それで行こうただいまのままだと力が足りないから少し狩りをしないとね」。




