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始めてのバトル中編

 答えが無いのは分かっていた。

 ただ、ここまで反応が無いのも寂しい。

 だが、ダークウルフが話し終わるのを待っていたように飛びかかってきた。

 「このタイミンなんて、まるで話し終わるのを待ってたみたいじゃないか、少し嬉しいよ」。

 言いながら僕は大きく飛んで避けたが、爪が少しかすめた所から血が出る。

 ダークウルフに意識を向けながら爪が掠めたところを見る。

 血が出ている、怪我としては大した事ないが、傷が治ってないのだ。


 聞いたことがある、魔力の強い攻撃は再生を阻害すると。

 だがそんなの冒険譚野中の話だ、バンパイアの系統自体、自分以外有った事ないのに確かめようが無い。

 いつか確認しようと思っていたが今できるとは。

 

 再度ダークウルフが飛び込んで来る。

 こちらも再度飛んで避けるが、今度は着地場所に、狼の魔物が回り込んで着地の邪魔をする。

 「クッソ」。

 向こうは学習している。

 着地を邪魔した狼の魔物を蹴飛ばして殺す。

 ダークウルフがその隙に攻撃してくるが、右手を盾にした。

 右手にはダークウルフの牙がつき刺さるが、そのまま右手を振り下して地面に叩きつける

 キャウン

 そのまま蹴りを入れようと足を上げた瞬間他の狼の魔物にタックルされる。

 その時間を利用してダークウルフは体制を立て直す。

 

 互に決め手にかける

 このままだと特攻を仕掛けるしかないどうすれば。

 そこでいきなり右手に激痛が走る

 見てみると、ダークウルフの影が右手に噛み付いている。

 忘れてた、コイツ影を操る魔物だ。

 

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