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始めてのバトル前編

思ったよりも長く成りそうなので分割します

「僕はついているのかもしれない」。

あれから数日、小動物を狙って蛇等が来るようになった。

そのおかけで昼間の魔力供給は毎日必要だが狩りは二日に一回少量で良くなった。

更には毎回狼の魔物をよく見る。魔物は効率が良いから本当に助かる。

「うん改めて考えてもついてるな、少し余裕が出来たし、また珍しい花とか探して見ようかなー」。


そんな事を考えていると急にダンジョンに力が流れ込んでくる。

「なんだ」。

入り口に目を向けると狼の魔物が入ってきていた。

ビックリしたが、それだけだ。

狼の魔物は何度も倒した。

ただ嫌なのはコウモリの糞に虫まで湧き始めた、ダンジョンで人に成ることだけだ。

「まったく僕がなにしたって言うんだ、ついてない」。

人に成って地面に足をつける

「うえー」

戦う前から最悪の気分だ。

ただ狼の魔物は何度も戦った負けることはない。

人で有ったら強敵だが今はそんな事はない。

元々ただの狼と、ただの人が戦った場合、戦い方によって勝てる生き物だ。

だから羊飼い何て仕事もあるし、旅も出来る。

そして今は…。



意識が向いてないのが、バレたのか狼が急に噛みついてきた。足に噛みつかれたが、噛みつかれていない方の足で狼を蹴飛ばす。

そして今は、これで終わりだ。

狼は壁にあたって息絶えた。

元々人と狼でも勝ち目はあった。そして今はお互いに、魔物と成っている、こちらはレッサーとはいえ、バンパイア。

夜の王だ、格が違う


そして入ってきた、狼の魔物を倒し終え、

外を見る。

「20匹はいるな。それに大きく黒いのが一匹、あれがボスかな」。


僕でも知ってる、黒い狼、ダークウルフ、影を操る強敵だ。

「まったくついてない。ダークウルフが出たなんて、ここ何年も聞いたことがないのに」。

しかし向こうは動かない。

夜まで睨み合いが続いた。

夜になり、僕が外にでて、声をかけた。

「君の仲間を殺したのは悪かった、知らなかったんだ。

僕にできる謝罪ならする。

そうだ、この洞窟を寝床にするのはどうだろう。僕も助かるし、君たちも住みやすいだろ、勿論掃除もする」。


暫く待ったが聞こえるの唸り声だけ。

分かってた狼が返事なんてするわけない。


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