ダンジョン襲撃4
「戦技、魔力付与」
「ギィ」
武器に魔力を流す戦技だがどうやらゴブリンの特殊個体もできるらしい。
魔力を扱う訓練と、魔力に耐えられる武器が必要な筈だけど、これだから魔物てのは嫌なんだ。
ゴブリンに突っ込んでリーダーらしき個体と武器を交える、本来バターの様に敵の武器を切り裂く筈だがそうならない確実に魔力付与をしている。
「へぇ君達もできるんだ、僕もできるよ」。
そう言って持っていた白い武器に魔力を流すと黒く変った。
背筋が寒く成った、あれはやばい、やばい、やばい
魔剣だ。
人間なら貴族が家宝にするような物だぞ。
くそ見あやまった、これはゴブリン退治じゃないデスキングの特殊部隊と幹部との戦いだ。
最初から警告されていたがここまでとは、心の何処かでゴブリンだと侮っていた。
切り結んでいたゴブリンを突き飛ばし、ユキに向かって走る
「ユキ」
思わず声を張り上げる
その声に驚いたのは人型が後ろに下がる。
「ユキ、その娘は・・・」
人型から動揺が伝わる、合わせてゴブリンの動きも鈍くなる。
「走れ、撤退だ」。
そう言って三人で逃げ出した。
その日はダンジョンと村の間で野営することに成った。
ユキに警備の番になったら一人の人物が訪ねてきた。
ユキが口を開く。
「来ると思ったは兄さん」
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