表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/91

ゴブリンの妊娠

 ゴブリンには結局、骨剣とそのままの骨二本を渡すことにした。

そのままゴブリン部屋にいくと、今度は召喚したメスゴブリンも妊娠したらしい。

凄いぞゴブリンの繁殖力。

「どのくらいでうまれるの」。

先輩ゴブリンに聞くと大きな丸を全身で表しているが、これの意味まったくわからない。

「ありがとう、よくわかったよ、何か必要なものある」。

このまま聞いてもしょうがないので、話を変える。

先輩ゴブリンは首を横に振った。

「わかったよ、これは妊娠のお祝いだ、また何かあれば部屋に来ればいいよ」。

先輩ゴブリンは目を見開いて、驚いていた、喜んで欲しかったんだけど、良しとしよう。


数日して妊娠した二体の様子を見に行くと、すっかりお腹が大きくなっていた。

おぉー生命の神秘、自分の事でなくても何か思うのは人間ゆえか、僕レッサーバンパイアだけど。

「悪祖とかない、それとか食べたいものとか」。

これには召喚したメスゴブリンが首を振る。

彼女はあんまり遠慮するタイプではないし実際そうなんだろう。

「あんまり居て気を散らすのも悪いし今日は部屋に戻るよ」。

そう言って部屋を出る、まだ野生のオスゴブリンはあんまり僕になれて無いのか、落ち着かなそうだったし。

それに比べてメス二匹はどっしりしていた。

母というのは凄いな。





満月の夜バンパイアの力が一番強くなる日だが特にやるとこもないので部屋にいたら、先輩ゴブリンが来た。

何も言わずとも分かったので慌ててゴブリン部屋にいく。

近付くと大きな声が聞こえ、更に足が早くなる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 部屋が部家になっているところ [一言] 部家ってへやって読むんですね。調べて知りました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ