作業前に
部屋に戻って作業する前に、ゴブリン達の食料調達をしに外に出る。
ゴブリンの食事で今までわかったいる事は肉を好むが雑食という事。
飲まず食わずでも半月以上は生きる事、ただこれは生きるだけならもっと生きそうだったが、辛そうだったなのでそこで実験を中止したから再検証が必要。
与えたら全部食べてしまうので、貯食ができない。
検証したゴブリンは一体なので、個体差がある可能性があるがこんな所だ。
森に出て果物や動物を手当たり次第回収する。
取り敢えず二週間くらいで見に行く予定なので、ダンジョン内にある分で足りるが予備がないと落ち着かない性格なのだ。
秋に少し早い季節だが森に色々な食料がある、集めるのが楽しい。
今までダンジョンに益をもたらすのを考えて森を見ていたが、植物のを気にして見ると、この森は美しく、そして実りも多い。
そしてダンジョンマスターだからだろうか地脈の流れを感じる。
しかし全ての流れが僕のダンジョンを避けるように流れて、あそこでダンジョンが出来たのが奇跡だとわかる。
中身は無いが地脈のない土地でダンジョンとは存在だけなら神話レベルだな。
他人に言われたら笑う内容だ。
実は僕凄いかも。
そんな事を考えつつ森を見るのは楽しい、気分はお散歩に成ってしまったな、残りの収穫は次だな。
そして森の奥の山を見る、山頂には雪帽子を被り始めてる、冬になる前に一旦故郷に帰りたい。
急に郷愁を感じる。
「これも、秋を前にする森の魔力なんてことあるのかな」。
胸に哀しいような、嬉しいような、どこか温かい気持ちでダンジョンへの帰路につく
書いてたら食料集めどこか行ってしまいました
これが皆様が言うキャラが勝手に動くてやつですかね