表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/91

人生で一番ついてない日

「ついてない」。


天気がいいから、町の外で散策してて、珍しい花を見つけそしたら、珍しい蝶が来て、それを追いかけたら美味しい野草が有ったからご馳走だとて夢中になって取っていたら、森のなか。


「どこだよここ」。

木々の隙間から見える太陽は高い遠くには来てないはずだけど、見覚えがない。


地震がおきた。

「こんな時に、本当についてない」。

そして僕の意志は闇に包まれた。




この世界にはダンジョンがある。

地脈の集まる場所で、たまに発生する自然現象。

その中はこの世で有りながら異界。

ダンジョンを制圧して、そこを拠点に国を興した王もいる。

余りに力が強すぎて自分の周りが勝手にダンジョンになる、何て化け物もいるらしい。


そして僕の目の前には宙に浮く光る球が有った。

「凄く綺麗だ」

宙に浮く光る球は、これまで見た何よりも綺麗で、神々しかった。

無意識に手で触れると自分に吸いこまれた。

僕の中に今の状況と光る球の正体の情報が流れ込んできた。

「何てこった、今日は人生で一番ついてない」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ