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~登場人物紹介 翔編~

 6話に一回ある、特別編。

 今回は、翔です。主人公なのに語ることがなさ過ぎて、これを書くのに要以上の時間を要しました。どういうことでしょう。

 十三人兄弟(+作者)が雑談をしている話です。

 どうぞ、お楽しみください。

カナ「さて、やっと主人公の登場人物紹介ですよ。待ちに待っていた方も多いのではないのでしょうか? あ、もしかして待ってなかった? 俺の方がよかった? 俺の紹介編はもう投稿されてるから、見てね」

作者「カナ、カケ知らない?」

カナ「知らないよ。あ、逃げたんじゃないかな? サツに訊いてみて」

作者「うん、分かった。サツ、カケどこにいる?」

サツ「すぐ来るよ」


カケ「悪い、遅れた」

作者「逃げてなかったな」

カケ「誰が逃げるかよ」

ミノ「こういう時だけは、カケはちゃんと来る」

カケ「だけは、ってなんだよ。だけは、って」

ノゾ「まぁ、主人公だし、ちゃんと紹介しようか」

シズ「今までは、ちゃんとしてなかったの?」

アキ「カケが主人公だし、前座だろ」

スグ「やっぱり、カケからやるべきだったんじゃないの? 作者さん」

作者「アユからやりたかったんだ」

サト「アユからやりたかった理由は?」

トオ「それは、カケの回に話すべきことではないんじゃない?」

シノ「それなら、なんの話をするの?」

作者「って言ってもなぁ、カケの話はもうちょい後でやりたかった」

タツ「それなら、もう少し後にやればよかったんじゃない?」

作者「六話に一回のペースで入れてるのは変えられない」

ノゾ「最後にやるとか?」

作者「それもありだなぁ」

ミノ「じゃあ、この回は、俺の回になる?」

トオ「いや、カケの回ってタイトルだし、今までの中でカケについて話す方がいいと思う」

サト「カケはどっちがいいんだ?」

カケ「俺に決定権があるのか?」

スグ「主人公の特権を使えばいいと思う」

カケ「特権を使うほどのことでもないだろ」

シノ「じゃあ、カケは今回でいいんだよね?」

カケ「そのつもりでここに来たし」

シズ「それじゃあ、カケの紹介やろう」

アキ「最初からその流れだっただろ」

作者「それじゃあ、カケの紹介やります」

アユ「はーい」

作者「一応、主人公。十三人兄弟の七男、相川翔君。通称カケ」

カケ「はい」

作者「学年は?」

カケ「高校一年生。ミノたちと一緒」

作者「部活は?」

カケ「帰宅部って言っていいのかな?」

タツ「そもそも帰宅部って言う部活はないから、無所属って言うんじゃないか?」

カナ「そんな難しい言葉使わなくても……。入ってないって言えばいいでしょ」

カケ「入ってない、だって」

アユ「俺とノゾ、帰宅部って言ったぞ」

ノゾ「まぁ、引退してて元何部だったとは言ったけど」

サト「もう、なんでもいいから、次行こう」

作者「趣味は?」

カケ「読書」

作者「(やっぱり、カケは運動って言わないか)」

サツ「作者さん、アキとタツとカナの時、趣味訊いてない」

作者「訊いたところで、同じ答えしか返ってきそうにないからな」

アキ「ぐぬぬ……」

タツ「何も言い返せない……」

カナ「何か、違う答えを準備すればいいんでしょ?」

シノ「カナ、そういう問題じゃないと思うよ」

作者「もう、いいか? まだ、カケのやつ終わってないんだけど」

カケ「それなら、俺のが終わった後に訊くから、その時答えてよ」

ミノ「いや、カケの回にやるべきことではないと思うから、俺の時でいいよ」

作者「じゃあ、ミノの時に訊くから。えーっと、次は……、あぁ、特技か。特技は?」

カケ「特技かぁ……。速読?」

サツ「空間把握」

タツ「データ分析」

アユ「話を聞くこと」

カナ「風呂に早く入ること」

作者「(カケに訊くより、兄弟たちに訊いたほうがちゃんと返ってきそう)。じゃあ、嫌いなことは?」

カケ「特にないよ」

作者「(これは、他と同じ答えなんだ)」

ミノ「カケは、本当にないね。何をやるにも、文句を言わずにやるし、嫌がらないし」

トオ「内心嫌がってたら、分からないけどな」

作者「カケ以外に質問。カケのいいところは?」

アユ「俺の愚痴、なんでも聞いてくれる」

スグ「タツを止めてくれる」

シズ「いつでも頼りになる」

トオ「人脈が広い」

サツ「当主様たちに率先して連絡を取ってくれる」

アキ「分担をパッと決めてくれる」

シノ「異論無いし」

タツ「何でも持ってる」

ミノ「あー、大体持ってるな」

カナ「欲しいときにすぐ出てくるし」

サト「一対多数でも相手してくれる」

ノゾ「いくらでも出てくるだろうな。皆、何かしらカケに助けられてるし」

作者「(いくらでも出てくるのは、すごいな)。じゃあ、嫌いなところは?」

カケ以外「運動に興味がないところ」

カケ「運動に興味がないって言われてもなぁ。本当のことだし、直す気もないし」

アユ「何で嫌なんだ?」

カケ「楽しくない」

スグ「どこが?」

カケ「体を動かすこと事態が楽しくない」

アキ「もう、この話しやめよう。俺らが辛くなってくる」

シズ「作者さん、他に話すこと無いの?」

作者「僕が語っていいか? カケについて」

サツ「タツ、前に作者さんからもらった紙のカケの部分読んで」

作者「あげてない。早く返せ」

タツ「返したでしょ」

作者「本体だけな。コピーも返せ」

タツ「コピーは俺が取ったから俺の物だよ」

作者「著作権」

タツ「この世界をそもそも作者さんが作ってて、作者さんが俺にこの紙を渡すようにしたんだから、作者さんは何も言えないよ?」

作者「それは言うな」

タツ「じゃあ、作者さんもこの話を振ってこないでね」

作者「弁明させていただくと、僕は君らを動かしてない。勝手に君らが動くんだ。時々、カケは操るけど、他は操ったことない。勝手に君たちが動く」

ノゾ「それは、俺たち以外も?」

作者「特に、本屋の人たちは勝手に動く。舜の登場はもう少し後の予定だったけど、勝手に深司が僕は出るんだー、って出てきたから、そのまま放置」

トオ「舜さんって誰?」

カケ「最近は行ってきたバイトさん。結構いるから、本屋に来たらわかる」

トオ「いや、本屋に行くのは遠慮しとく」

カケ「楽しいよ、本屋。インクと紙のにおいがいい。一日中あの空間にいられる」

作者「同感」

サト「さっぱりわからない」

スグ「だな」

ミノ「本好きなところは、カケを知るうえで一番大事だけど、全然理解できない」

カケ「同じ本好きの人にわかってもらえれば、それでいい」

作者「同感」

ノゾ「作者さん、語りたいのは分かるんだけど、そろそろお開きにしないと、文字数が危険」

シズ「ほんとだ。早くお開きにしよ。カケと作者さんの本に関する話は、二人だけでしてくれていいから」

シノ「早く、動きたい」

作者「わかったわかった。お開きにしよう」

アユ「カケ、挨拶」

カケ「えー、俺? カナ、もう一回やらない?」

カナ「何で俺なの?」

カケ「なんとなく」

ミノ「カケ、駄々こねてないで、早くやって」

カケ「……わかったよ。えーっと、楽しんでもらえましたか? 俺についての説明があまりなかったような気もしますが、これでも一応主人公です。特に目新しい情報もなかったのではないでしょうか。次回は稔ですね。彰たちの趣味にも触れるようなので、お楽しみに」

 僕が操っているのではなく、彼らが勝手に動くのです。これは本当です。勝手に動きます。特にこうしたいとかああしたいとか何も考えてないのに、勝手に動き出します(そのせいで計算が狂ったことが何度あるか……)。

 まぁ、勝手に動いてくれると、何も考えずに会話が進むのでありがたいところもありますけど(キャラ愛がないわけではありません。ただ、彼らが勝手に動くだけなんです)。


 次回は、本編に戻ります。

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