ヒキニートの俺が珍しく外出したらトラックに跳ねられて死んだ訳だが神様が最強の能力を持たせて異世界に転生させてくれたため魔王を倒しに行ったらサクッと倒せて異世界に平和が訪れて俺もモテモテになった件
俺は引古森男。基本的には引きこもりなんだが今日はゲームを買いに珍しく外出している。お目当てのものも買えたし、帰っているところだ。
キキーッ!
ん?なんの音だ?
ガシャーン!
「あれ…俺どうなって…」
目が覚めるとよく分からないとこにいた。
「おぉ不幸な若者よ。死んでしまうとは情けない」
「誰だテメェ」
「私は神だ」
この世に神が実在したとは。
「お前死んじゃっだけだけど実は異世界に転生できるんだー」
「ヤケにフランクだな。じゃあ転生させて」
「ヤケに理解早いな。もっとこう疑え?まぁいいや。今回は特別に絶対にダメージを与えられない防御力とどんな敵も一撃で粉砕する攻撃力をさずけよう」
「なんかよくわかんないけどラッキー」
こうして俺は転生した。
「ん?この看板は」
【魔王が出現し、世界が乗っ取られています。魔王を倒せる勇者募集!】
「面白そうだな。早速神様から貰ったチート能力、ラスボスで試してみるか」
そして俺は魔王城に来た。
「魔王はいるか!」
「貴様、なかなかの強者と見た…喰らえ!めっちゃ強い魔王アターック!」
ドガガガガッ!
「効かねぇな」
「な、なんだと!?」
「チートパンチ!」
「ぐわああああああああああああ」
「ふっ、俺TUEEEE!!!」
神様から貰った力は本物のようだ。さて、この魔王の死体持って街まで行くか。
「おぉ、魔王を倒された勇者様がいらっしゃったぞ!」
「勇者様だ!ご活躍拝見しておりました!」
「キャー!勇者様カッコイイー!」
どうやら俺は既に有名人らしい。
「なぁに、簡単な仕事さ」
「キャー!カッコイイ!私をお嫁にして!」
「ダメよ!私が勇者様と結婚するんだから!」
「いいえ、私よ!」
「まぁまぁみんな落ち着け。俺は皆の勇者様だぜ。一人一人相手してやるよ」
「キャー!カッコイイー!」
こうして俺はハーレムを築きあげた。