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いたずらは伝染する

それからも髪の毛を触られるのは続いた。

「あれ、これってもしかして」

いつものように触られていたら千佳さんは何かに気づいたらしい

「これってほくろ?」

「まなこれ見て。これってほくろだよね」

「ほんとだ。こんなところにほくろあるのめずらしい」

「髪の毛のところにあるほくろ見つけれるなんて運がいいかも」

「もしかしたら、このほくろを見つけると幸運になるかもね」

なにかよくわからん理論で俺の髪の毛の中にあるほくろを見つけると幸運になるという話がこの時から話題になった。

それから、なぜかクラスのほかの女子からも髪の毛を触られるようになった。

「なかなか見つからないよ」

「絶対にあるよあたしは見つけたし、まなも見たもん」

「わたしにも探させて」

そこまでして、探さなくてもいいのにと俺は思ったが、女の子はそういった幸運だとか占いが好きなようでチャイムが鳴るまで髪の毛をいじられていた。

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