ある嵐の夜に
台風には、お気をつけて。
ふみつけられても 日照りに渇いても
誰にも愛されなくても
大地に根をはり 葉をひろげていたね
おまえはまちがっちゃいないよ
その日 空は青く 雲ひとつない
試練のときはつづくのかな
今日も まぶしい太陽 高くきらめいて
したたかに生きるのものたちの味方する
ふみにじられても 日ざしにやられても
誰かを愛してたいよと
つぼみはほころび 赤い花 咲かせた
いつかはむくわれるだろうか
その日 空は暗く 泣き出したよう
めぐみの雨におもえたんだ
やがて 雲ゆきあやしく 風はうずまいて
ささやかに生きるものたちに牙をむく
ある嵐の夜に 悲しいできごと
想いはへし折れ 願いを散らした
強く美しい その花の生きざまに
あわれみはいらないが おれはただ涙した
それは ある嵐の夜に
ある嵐の夜に 悲しいできごと
無残にへし折れ 未来を散らした
強く美しい その花の生きざまは
うらみなどしないだろ みなもまた涙した
晴れわたるころには忘れてしまうけど
それは ある嵐の夜に
ありふれた話です。
でも、ストーリーある詩を描くの苦手なので。
なんとか描けて、よかったと思います。




