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TRJ〜教師の本当の仕事  作者: おみき
第1章 日常から非日常へ
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最悪の1日 悪夢の始まり

太陽の輝きが増せば増すほど、その輝きが創り出す陰もまた濃くなる、いずれはその輝きすら飲み込むかのように。

…最悪だ。ウチの教師がやられた。しかも3人一気にだ。2年目の教諭が2名、そしてこともあろうかウチのNo.4である主幹1名が突然にな。


これまでにも、やられることはあるにはあったが、さすがに1日に3人は異常だ。


放課後の屋上への踊り場に3人の亡骸が無残な姿で投げ出されていた。俺は組織委員会に報告し、すぐさま駆けつけてきた組織委員会の担当者が3人を片付けていった。


この田舎の学校で、こんな被害がでるのは初めてだ。3人を殺した憑鬼はまたもとの人間に憑きほくそ笑んでいることだろう。やはりおかしい、絶対におかしいぜ。


けたたましく電話がなる、相手は組織委員会だ。内容を聞き俺は静かに受話器を置く。そして、緊急放送をかけ部下全員を招集する。


…相王子の69の小学校で、半数以上の学校が校長を含め全滅。全滅を逃れた学校も、幹部連中を含めかなりの数がやられたようだ。

俺は部下たちにそう伝えると、校長に報告すべく校長室のドアを叩いた。

「トントントン、副校長ですが、緊急でご報告があります。」


しばらく待つが返事がない。「先生!ご報告が…」俺は嫌な予感を感じ、ドアを開けた。「………せ…先生⁉︎…」


そこには変わり果てた、校長だったものの残骸があったのだった。


ウチの校長は、この辺りではかなりの実力派で通っていて、そうそうこんな辺鄙な片田舎の学校で、下っ端の憑鬼にやられることはまずない。ありえない。


校長の言霊は今まで倒した敵の数に比例し威力が高まる斬撃を一定数打ち込めるというエゲツない能力で、一度見せてもらったが一発で山の形が変わっちまうぐらいの威力だった。


しかも、3人がやられ、他校もこっぴどくやられているこの現状で油断などあるわけ……うん?うむ?3人がやられた?3人を片付けに来た組織委員会、さっきの緊急招集、連絡してきた組織委員会⁉︎⁉︎しまった、俺としたことが。チッ。


俺は職員室に向かい、急いでドアを開けた……最悪だぜ、最悪だ。


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