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第一話



[ふぁ~あぁ]

豪快にあくびをかました後

"彼"は、自分の視界にうつる違和感に気づく。

[ん?]

"彼"の目の前に広がる景色は、

まさに王の間と呼ぶのに相応しい部屋だった。

そこに何人もの人が膝まずいていた。

"彼"は、その人たちに何をしているのか?

と語りかける

[何をおっしゃっているのですか!!]

1人が声を上げる

[我ら世界政府は、反世界政府派の攻撃を受け

緊急会議を開いているのでは、ないですか!!]

"彼"は、思い出した。自分が何者なのかを

そして自分の過去を!

"彼"は、反世界政府派のリーダーである!!

[必ず反世界政府派を叩き潰しましょう!!]

[...]

(やべーこれバレたらやばいよな?)


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