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魔王ちゃれんじ  作者: 大谷融
第四章 勇者の変事
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休むに休めぬ

  ◇


 だるい……。

 昨日クランディとやりあって『超加速』を使った反動で全身あちこちが悲鳴を上げている。まあこれは筋肉痛なので一日休めばだいぶマシになるのは経験上わかっている。だから問題は痛めた頭と足と腕だ。

 頭は多少ズキズキする程度だがどことなく気分が良くない。ちょっとたんこぶができてるな。大丈夫だとは思うが、頭の傷は頭がおかしくなったりといった障害につながったりすることもあるので痛みが引くまで若干不安になる。

 足と右腕はやっぱり骨折していた。昨夜は熱が出たし、今もまともに歩くのは困難だ。クランディを殴って痛めた左腕はそこまで問題なさそうなのだけが救いだが、足に加えてさらに利き腕にも布を幾重にも巻いてがっちり固定しているので不便で仕方ない。

 ただ『超加速』は俺の切り札でありその反動は弱点だ。あまり人に知られたくないので本来であれば平気な振りをするところだった。それを今回は骨折を言い訳に堂々と休めるのだと前向きに考えておこう。


 で、不便を感じマカンにあれこれ指示してやらせようとしたんだが、ことあるごとに身動きとり辛い俺にいらんちょっかいかけてきやがってうざったいったらありゃしない。それでいつもの倍の特訓メニューを言い渡して追い出したところ、小屋に来客がやってきた。


「ずいぶん寝汗がひどうございますね。体をお拭きいたしましょう」


 アルマリスだ。ずかずかと勝手に上がり込んできてあれこれしだした。


「何しに来たとまでは言わんが……自分でやる。水桶をこっちに寄越せ」


「その手では御不便でございましょう。身の周りの世話をするのはメイドの本分でございますので、お任せくださいませ」


「…………」


 こいつジルユードの指示で怪我した俺の世話を焼きに来たんだと。それはありがたいが、俺にとってはこの女も気を許せない相手なんで人選には不満がある。


 背後に来られるといきなりズブリとやられたりしないかと不安が頭をよぎった。それでも体が重くあれこれ不便なのは確かなので我をはるのも億劫だった。

 だからアルマリスに服を脱がされ背中を水で濡らした布で拭いてもらうのは受け入れつつ、黙ってされるがままもなんだったので人選について尋ねてみた。


「お前じゃなくても別の誰かをよこしてくれても良かったんじゃないのか?」


「ビィ様のお世話となると希望者が多く逆に人選が難しいのでございます。妾や愛人にしてもらいたいと考えている者からすれば絶好の好機となりますので」


 奴隷の女たちだと誰を選んでもやっかみやらがあるかもしれないってことか。あと俺がそいつを襲う、もしくは襲われる可能性が高いと考えてやがるなこいつ。

 そういう意味ならリールなら今更だが、目の不自由な彼女に世話焼いてもらう訳にもいかんしなあ。


「それにいざという時の護衛も考慮しまして私が参らせていただきました」


 昨日の今日だからまだクランディの動向には注意がいるということだろう。たぶん大丈夫だとは思うが、一晩たったらやっぱりまた俺を殺したくなってきたとか言い出されても困る。絶対ないとも言えんのがクランディだった。


「そのクランディは血を吐いたり具合を悪くしたりしていないか?」


「今朝はすでに何事もなかったようにけろっとしておりましたよ」


「……本気で殴ったんだがなあ」


 内臓に深刻な痛手を負わせた可能性も考慮していたが平気なのかよ。どんだけ頑丈なんだ。殺す気がなかったから思ったより深手だったとかで死なれるより良かったが、俺の方が明らかに怪我が重いってのは少々複雑な心境になってしまうな。


「そういう訳ですので、ビィ様のお怪我が治るまでは私が身の周りのお世話をさせていただきます。何かありましたら遠慮なく御申しつけ下さいませ。ただ夜間のみはジル様の元へ戻らせていただきますので、その間はマカンさんに頼られるようお願いいたします」


 怪我が治るまでか。この程度の怪我なら今まで何度もしてきた。ざっと10日というところだろう。安静にできる場で癒せるのはまだ良い方だ。


 治癒の魔術を使えればもっと早く治せるんだが、習得難易度が高すぎて生粋の魔術士でもない俺が会得するのは不可能に思えた。前に聞いた話だとシスティも治癒系統の魔術はほとんど使えないらしい。

 他に回復を速められるのは治癒のポーションか。品質によって効果に差はあれど、自然に治るのを待つより遥かに早く傷を癒してくれる魔術的な薬だ。これはシスティが所持していると聞いているが、治癒のポーションは材料からして希少でシスティが持っているのも1回分のみだという。俺が死にかけているのならともかく、手足の骨折程度で使ってしまうには惜しい。なおかつシスティに大きな借りをつくることになるので今回は選択できない。

 だからけっきょく自然治癒を待つしかなかった。一応は魔力を活発化させれば体の治癒力を高めることはできるが、それで10日の見通しだ。傷が癒えればその間衰えた体を復調させるのにもまた時間がかかる。面倒だが仕方ない。


「御召し物はこちらに片付ければよろしいでしょうか?」


「ああ」


「汗をたくさんかかれては喉が渇きましょう。お茶をお入れいたします。しばらくお待ちください」


「ああ。ありがとよ」


「どちらに……ああ、便所に行かれるのですか。では御供いたしましょう。肩を」


「いや一人で行くからいい。杖があれば歩ける」


「その手ではズボンを脱ぐのも一苦労、逸物を取り出し用をたすのも御不便でございましょう。主人の役に立ってこそのメイドでございます。ご遠慮なさらず全て任せるつもりでお使い下さい」


「そこまでせんでいいっ。あと品の無い事も言うなメイドっ」


 普通に便所の中まで入ってくるつもりのようなこと言いやがったな。こういうのは貴族では当たり前なのか? 今までも身動きとれないぐらいの怪我を負って人に下の世話までされたことはあるが、あれは本当に精神的に辛いので動ける時にそこまで任せてられるか。


 ただアルマリスは甲斐甲斐しく働いてくれてはいた。少なくとも文句をつけて追い返すのが筋違いと感じる程度には。

 普段ずっとジルユードに付きっ切りの女なのでその仕事っぷりの全容を把握してはいなかったが、思っていた以上にちゃんと侍女として働いているのだなと感心した。どちらかというと護衛とか暗殺者的な印象の方が強かったからな。侍女仕事はおまけみたいに捉えていたんだ。



  ◇


 ……しばらく眠っていたらしい。

 ふと目を覚ますと、部屋の片づけをしていたらしいアルマリスが気が付いてこちらにやってきた。


「お起きになられましたか。また寝汗をかかれているようなのでお拭きいたします」


 怪我をしている時は経験則に従って体内に魔力を巡らせているが、これをすると体温があがる。冬場やってるのと似た感じだな。寝ている時も無意識にこれを行っているようで、短い時間でもわりと汗をかくんだ。


「それと、ついでに少しお体をほぐさせていただいてもよろしいですか?」


「うん?」


「強い身体強化魔術の影響で体のあちこちに痛みを感じられておられる御様子。そういう時には適切に体を伸ばしたり動かすことで回復を早められます。私はそういった技術に覚えがございますので、お任せいただけませんか?」


「…………」


 いやなんで知ってんだよ。『超加速』の影響はなるべく人に知られないようにしてるってのに。マカンか? っても、あいつはどれだけ理解しているかも怪しいし。


「ああこれは申し訳ありません。何もわからないフリをした方がよろしかったでしょうか?」


「……別にかまわん」


 知られていることを無理に隠そうとしても余計に粗がでるだけだ。あまり意味があるとは思えないが、別に隠している訳ではないという恰好をとった方が逆に関心を薄める効果も多少は見込める。


「では失礼いたします」


 体を起こすと服を脱がされた。

 冷たくはないがしっとり濡れた布で体を拭いてもらうのは心地よい。いいんだが、どういうつもりか俺の背中に柔らかい胸を押し付けるようにして俺の前面や腕を拭いてきた。


「おい……」


 抗議、というのもおかしな話だが意図がわからないと怖い。まさか挑発している訳でもあるまいし。


「ビィ様、クランディが気づかず、ようございましたね」


 そんな俺の心中を知っていてさらに惑わせようというのか、耳元で吐息をふぅと吹きつけるように囁かれた。


「……何の話だ?」


「勇者の件にございますよ」


「うん?」


「勇者を殺したのはおそらく教会の者。であれば命じたのは先王陛下でございませんか?」


「っ」


 胸を押し付けられて強く女を感じるのとは別の意味でドキリとさせられた。


「クランディがそのことに気づけば王位を継いだベークルッサ陛下に対しても反感を募らせましょう。今よりも厄介なことになるのは間違いないかと思われますが」


「……どういう根拠があって言っている?」


 自然と俺もアルマリスの顔を間近にして声をすぼめていた。普通に話しても外に人の気配は感じないので聞かれる心配はほとんどない筈だが、それでも油断できないほど重い内容だったからだ。


「勇者が王都に帰還したその日、初め勇者は先王陛下に謁見を願い出たそうでございます。ですがそれは叶いませんでした。理由は陛下が体調を崩されていたからだとか」


「おかしな理由ではないな」


 長く過酷な戦乱の日々に先王陛下は心身共にだいぶ消耗されていたと聞く。具合を悪くすることもあるだろう。むろん、そうでない場合もあるだろうが。


「入城した時の勇者は、迂闊に触れようものなら殺されかねないぐらいには怒り心頭の様子だったと聞いております」


 ああ、そうなんだよな。あいつはそうなっていてもおかしくなかった。

 俺ならそんな勇者と面と向かって会うのは避けたい。……それが謁見を許さなかった理由だと言われても納得はできる。


「私は今まで勇者がそうなった理由がわかりませんでした。ですが、勇者が『勇者召喚』の真実を知ったということならば、その人となりと合わせれば理解できます」


「お前……どこまで知ってる?」


 俺がジルユードに話したところまでか、それとも……。


「召喚に用意した生贄は1000人、でしたか? 確か本来必要な人数には足りていなかったそうでございますね」


「…………人数じゃねえよ。質だ」


 溜め息を吐く。やっぱり知ってやがる。この件は関わってる人数がそこそこ多いらしいからどこかから漏れたんだろうが、それでも内容がヤバすぎてかなり厳格に情報規制が敷かれていた筈だ。そう簡単に触れられる情報じゃないんだが。


 『勇者召喚』は特大の禁術だ。本来軽々に用いるべき術ではない。

 その理由は異世界との境界がおかしくなりかねないことや勇者を使い捨てにする倫理的な問題、さらにこの生贄を必要とする理由から禁術とされ秘匿された。

 生贄を必要とするのはそれだけ多くの魔力を集める必要があるからだ。

 異世界とこの世界をつなげ、召喚した人間に勇者としての力を植え付け、隷属の術式で縛る。

 多くの生贄の全魔力、それに命までをも魔力に変え、それを束ねてようやく可能となる禁忌の術が『勇者召喚』だ。


 だが今回の勇者召喚は一点に置いて不備となる懸念があった。それが生贄だった。

 生贄の必要人数は1000人だが、これは普通の大人を基準としている。しかし集められた生贄の大半は子供と老人、それに傷病者だったらしい。

 主導した教会も術を成すには生贄は必要悪だと割り切るところまではできただろうが、それを公にすることなどできる筈がない。これが民衆に知られれば必ず暴動が起こり国が滅びただろう。

 だから秘密裏に騒ぎになりにくい相手を選んで生贄を集めたに違いない。その結果人数は規定数に達したが人選には問題が残った。ほとんどが子供や老人ばかりで必要な魔力が集められるのか。単純な魔力量だけならまだしも命を変換した重みというものがわからない。

 が、これ以上生贄を用意するのは手間と時間も何倍にもなり発覚のリスクも高くなりすぎるという判断から実行に移された。

 はたして影響はどうなったか。


「影響はあったと考えるべきでございましょう?」


「まあ、な」


 勇者は召喚された。人間の常識を超えた超常の力も持っていた。目に見える悪影響は出ていなかった。

 ならば完全に成功したのか? との問いにはまだ疑問が残る。

 召喚された勇者が敵に回るなどあってはならないことで、それを縛るために勇者召喚には勇者を命令に従わせる隷属化の術式が刻まれている。これに影響が出ている可能性が否定できなかったのだ。

 試しに術式による『命令』を与えてみて失敗すれば勇者の反感を買いかねない。それを恐れたためにそれは最後の手段とされ、なるべく勇者が自主的に王国のために魔族と戦ってくれるように仕向ける方針となったらしい。……これがなければ俺が勇者と関わることにはならなかっただろう。


「聞くところによりますと、勇者は弱者の救済ということをとても強く主張なさっていたそうにございますね。誰にもでも生きる権利があるのだとか。そんな御方が自分を召喚するために多くの者が生贄として殺されたと知れば、心乱されるのは当然かと」


 ああその通りだ。

 だから勇者の耳にそういった余計な情報が入らないように注意していたっていうのに、俺の苦労も知らずに魔王の奴が全部ぶっちゃけやがった。教会の連中も知らなかっただろうな。魔王が『勇者召喚』の全容を詳しく知ってたなんてよ。

 ……勇者がもたらした勝利は一時的に人間を滅亡の危機から救った。それを鑑みれば生贄は必要な犠牲だったというのはきっと間違っていない。

 だがこれを悪魔の所業だと憤る者が現れるのも必然で、当の勇者こそがその尖兵だったという訳だ。


「陛下は勇者の謁見を許さなかったものの宴の席では顔を合わされた筈。かの勇者ならばその場で言いたい放題言いましょう」


 だろうな。そして陛下もそれはわかっていたと思う。


「隷属化の縛りを使ったのではございませんか?」


「……たぶんな」


 教会の神官たちを束ねる大主教が宴には参加していた筈だ。そいつが隷属化の権限を握っていたらしい。宴までの間に陛下と大主教との間に勇者をどう対応するのか相談がもたれていても不思議じゃない。

 陛下のそばに大主教が侍り、勇者が非礼を働いたところに術式に則った隷属化の力を使う。

 たぶん最初はたいした命令はしなかっただろう。

 怒りを静めよとか、その話はまたあとにせよとか、そういった感じで収めようとしたんじゃないかと思う。

 しかしそこで何かが狂ったんじゃないか?

 勇者が抗った。さらに強く縛ろうとした。それに懸命に抗い続ける勇者。しかし隷属化の力は強く、完全には抗いきれない。もしも全く隷属化の効果がでないようなら諦めるしかないだろうが、押し切れると思えてしまえばそのまま強行しようとしても不思議はない。

 勇者は全身全霊の力をかけて抵抗を続けた。


 精神に影響を及ぼす力に抗っている最中というのは周囲を正しく認識しにくくなるものだ。勇者も自分を縛ろうとする力に抗っている間、周りにいる全てが自分を害そうとする悪しき怪物に見えてしまっていたかもな。


「隷属化の力ならば勇者を殺せますか?」


「殺せるだろう」


 正常に効果が発揮できるのなら方法はいくらでもある。本人に自害させるとか、人の身には余る魔力を暴走させて体を崩壊させるとかだ。

 勇者の暴走の兆候を感じ取り、そうした命令を与えたものの勇者はそれにも抗った。最終的には抗いきれなかったとしても、そこに至るまでの時間はそれなりにあったかもしれない。

 最強の勇者の名に相応しい圧倒的な力で暴れまわるぐらいの時間は。


「クランディが気づかず、良うございましたね」


 甘い囁くような声だというのにやけに胸に刺さった。

 今の推論はあくまで俺の想像にすぎない。ただの妄想かもしれない。証拠と呼べるものは何もないのだ。

 しかし勇者の死の真相について諸説ある中、おそらくもっともありえる説だろう。その場合、勇者を殺したのは教会であり先王陛下だったということになる。アルマリスが最初に言ったようにな。

 これがもしもクランディの耳に入ったら……。また暴れかねないな。いやここで暴れるならまだましだ。王城に突貫でもされたらかなわん。


「……この話、ジルユードは知っているのか?」


「いえ、確証がある訳でもございませんので。あくまで私の胸のうちでございます」


 そう言いながらさらに俺の背中に胸を押し付けてくる。


 つまりなんだ。俺はこいつの口止めをしなければならないということか?

 だとするとどういう手段がある? いやまずこの状況がわからん。まるで俺を閨に誘っているかのような挙動だが、アルマリスがそんなことをする理由が思いつかない。俺の暗殺でも目論んでいるということならまだしも……。


「……ビィ様のお世話をジル様に命じられ、必要性は認めるところでございましたが正直言って嬉しくはありませんでした」


「だろうな」


「それで例の薬を試してみることにいたしました」


「まさか……あのシスティに作らせた薬か!?」


「ジル様に飲ませる前に試しは必要でございましょう?」


 相手への好意を増強するという怪しげな薬だ。惚れ薬ではないので元から好意が無い相手には影響がないらしいが。


「思っていたより薬の効果が強いのか、それとも私がビィ様に意外と好意を抱いていたのでしょうか? どちらかはわかりませんが、おかげで今はビィ様とふしだらな関係になってしまいたい気分にございます」


 うふふと小さく笑い、アルマリスは俺の耳をふぅと息を吹きかけてきた。次いではむっと耳が咥えられるとゾクリとした感覚が体を走った。


 アルマリスの指が俺の胸をなでるように這う。

 こいつは魅力的な女であると同時に怖い女だ。俺の普段の信条からすると逃げるべき相手であり場面に思える。

 だというのに、それを惜しいと感じる自分がいる。

 不思議だ。

 こいつに手を出すと絶対に後で面倒なことになる、というよりも手を出すこと自体が毒のようなものだと思うのに、それもいいかという気にすらなってくる。


「…………お前、俺にも薬を飲ませたな?」


「試しは必要でございましょう? 効き目が出るまでだいぶかかることがわかりました」


 こいつを信用した俺がバカだった。

 そういうことをしでかしかねない女だとわかった上で近くに寄せてしまったんだが。


「……ビィ様、女の口は情で塞いでしまいませ」


「……ふん。後で文句を言ってきてもしらんぞ」


 くそっ。ならもう仕方ない。せめて男を虚仮にした報いを受けさせてやる。

 この話で4章の本編は終わりになります。

 続きはまた気が向いたら書いていきます(´・ω・`)

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― 新着の感想 ―
迷宮の主から来て、一気に読んでしまいました。 もう更新されることはなさそうですが、ビィとマカンの過去の話とジルユードがデレるところが読みたかった・・・!
[一言] いつも楽しく読ませていただいてます。 4章お疲れさまでした! またの更新を楽しみにしています。
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