登場人物2(28~49話)ネタバレ注意
28話~49話の人物紹介です。名前がわからない時にどうぞ。人物によって紹介にムラがあります。
◆森 小太郎
熱田の戦いで活躍して、戸田の領地を貰った。
《家族》
◆森 三左衛門 可成
相変わらず色々な戦いに駆り出されている。
◆森 紹徹(森 越後守 可行)
祖父。蓮台で留守番中。
◆於勝
弟。後の鬼武蔵。すくすく成長中。
◆九一郎
森紹徹の次男。小太郎や於勝よりも年下な叔父さん。
史実の森可政。やっぱり森家の血を受け継いでいると確信できるような人物。長可と険悪になり出奔する。母は、大橋氏。
◆森 越後守 成恒
森紹徹の弟。元服前の小太郎に代わり戸田の領地を預かる。
史実で、この人の事は分からないが、この人の次男から戸田姓を名乗っている。
◆営
母。現在、小太郎、於勝、菊、藤、松、梅の六人の子供がいる。
◆種
父の側室。麦の生母。
◆菊
長妹。青木次郎左衛門の嫡男との婚約が決まった。
《小太郎家臣》
◆戸田 三郎四郎 氏繁
森成恒が戸田で採用した小者の息子。小太郎に付けられる。
史実の戸田勝隆。羽柴四天王の1人。四天王で一番長生き。鷹狩の時に息子が誤って刀で亡くなったと聞いたとき、自分の刀で死ぬような役立たずは知らん(意訳)と鷹狩を続けたというエピソードもある。
◆尾藤 甚右衛門 重直
尾藤重吉の次男。小太郎が是非にと頼み込み家臣にした。
史実の羽柴四天王の一人である尾藤知宣。島津との戦いを慎重に行っていたが、藤堂高虎のスタンドプレーと、追撃を行なわず好機を逃した事で追放された。その後は北条家に仕え、小田原の戦いの後に秀吉に赦しを求めたが、今頃来んな!と、ぶちギレられて殺された。
◆渡辺 半蔵 守綱
槍半蔵。三河一向一揆に一族で加担したが、敗色濃厚になり、堀重信の誘いに乗り、森家へ仕官する。
史実では、一揆終了後に帰参、姉川や三方ヶ原の戦いで活躍した。徳川十六神将の一人。
◆渡辺 新左衛門 政綱
渡辺守綱の弟。三河一向一揆に加担し…以下略。
史実では、一揆後に帰参し三方ヶ原の戦いで活躍。長篠の戦いでは真田信綱を討ち取る。
◆渡辺 六左衛門 直綱
渡辺高綱の従弟。三河一向一揆に…以下略。
史実では、三方ヶ原、長久手の戦いと活躍した…らしい。関ヶ原の戦いでは徳川秀忠と共に真田へ。
◆鳥居 四郎左衛門 忠広
三河一向一揆に加担し、後に森家へ仕官する。兄に家康の幼い頃からの側近である鳥居元忠がいる。
史実では、姉川の戦いでは先陣を務め、三方ヶ原の戦いで討ち死にした。徳川十六神将の一人。
◆加木屋 久蔵 正次
小太郎が堀重信に頼んで、加木屋村からスカウトしてきた牢人。
史実では、伊勢などで戦っていたが病に倒れ、息子に後事を頼んで亡くなった。
◆増田 仁右衛門 長盛
◆山田 八郎右衛門 宗重
◆安食 弥太郎 重政
◆兼松 又四郎 正吉
◆堀尾 茂助 吉晴
◆加藤 喜左衛門 清重
◆稲田 梶之助
◆山内 匠作
◆森 小三次
《森家家臣》
◆尾藤 源内 重吉
小笠原家→織田伊勢守家と主家を滅ぼされ、今川の親戚を頼れば桶狭間で義元が討たれ、松平の進攻に森家へ逃れて来た。
史実では、志賀の陣で可成と共に討ち死にする。
◆尾藤 又八 重房
尾藤重吉の嫡男。親と共に森家へ仕える。可成と共に志賀の陣で討ち死にしているので、親子共に小太郎の評価は高い。
史実では…以下略。
◆夏目 次郎左衛門 広次
三河一向一揆に加担するが敗色濃厚になり、堀重信の誘いに乗り、森家へ仕官する。
史実では、一向一揆の時、松平伊忠に捕らわれ降伏。三方ヶ原の戦いで、敵軍に突撃しようとする家康を逃がし、身代わりになり突撃し討ち死にする。子孫に夏目漱石がいる。
◆渡辺 但馬守 秀綱
渡辺高綱の再従兄弟。守綱の妻の兄。三河一向一揆に加担した後、森家に仕官する。
史実では、一揆後、陸奥国中で没。なんで?家督は三弟が継いだ。
◆渡辺 仁兵衛 廉綱
渡辺秀綱の弟。三河一向一揆…以下略。
史実では、一揆後、榊原康政に仕えた。
◆大津 半右衛門 吉明
元東浅井城城主。夏目吉信らと三河一向一揆に加担する。一揆後、森家へ仕官する。
史実では、一揆後、家康に従う。
◆大津 土左衛門 宗常
兄と共に三河一向一揆に加担する。一揆後、森家へ仕官する。
史実では、兄の後を継ぎ、家康に従う。
◆久留 善四郎 正勝
夏目吉信と共に三河一向一揆に加担した。その後、森家へ仕官する。
史実では、徳川家に帰参する。子孫に関ヶ原の戦いの腰物番の久留正次や、和算家の久留正毘がいる。
◆岸 三之丞 教明
三河一向一揆に加担した後、森家に仕官する。勿論、小太郎は息子狙いでリストアップしていた。
史実では、一揆の後、熱田へ逃れたようだ。その後、秀吉に仕える。加藤嘉明の父。
◆青木 次郎左衛門 行秀
可成の生母である紹徹の前妻の弟。新加納の戦いで討ち死にした。
◆武藤 五郎右衛門 兼友
◆長田 又左衛門 成広
◆稲田 掃部助 景継
◆稲田 太郎左衛門 植元
◆山田 喜三郎 宗清
◆平野 右京進 長治
◆堀尾 中務丞 泰晴
◆堀尾 民部少輔 泰次
◆堀尾 修理亮 方泰
◆安孫子 右京進 忠頼
《織田家》
◆下方 左近 貞清
信長の馬廻。一番槍ランキングNo.1。小太郎と試合をして勝った。
史実では、息子二人共、二条城で織田信忠とともに討ち死にする。柴田勝家、蒲生氏郷、加藤清正、結城秀康、徳川忠吉に一万石以上でスカウトされるが、もう息子死んだから…と断る…孫いるよ?
◆木下 藤吉郎 秀吉
猿
史実では、禿げ鼠
◆木下 小一郎
秀吉の弟。なんでも出来る人。小太郎は、出来ないことは殆どないと思っている秀長信者。
史実で、もう少し長生きしていれば…と、よく言われる。
◆織田 勘解由左衛門 広良
織田信清の弟。十四条の戦いで死亡。
◆小坂 孫九郎 宗吉
前野長康の兄。吉田城、上条城城主。宴会、十四条の戦いに参加していた。
史実では、修験者から棒術を習った、身長180cmの大男。織田信雄の傅役。
◆池田 勝三郎 恒興
信長の乳兄弟にして義兄弟。軽海・十四条の戦いで活躍する。佐々成政と首の譲り合いをした。
史実の清洲会議の四宿老の一人。織田家の花火。清洲会議にて花開いたが、小牧・長久手の戦いで散った。
◆鴻蔵主
信長の元で政務を行っている僧。金言鴻蔵主と言われている。池田恒興と佐々成政のいさかいを仲裁した。
◆丹羽 五郎左衛門 長秀
信長の側近。小牧山城の普請を命じられる。こっそり、小太郎に普請状況をリークする。
史実では、宿老の一人。秀吉の織田家への対応に憤って死んでいった…という話もあるが、本能寺の変でのどさくさ紛れて津田信澄を討ったり、腹黒野心家だとおもいます!(個人的偏見)
◆市橋 伝衛門
於久地の戦いで岩室重休らと共に戦った。
◆滝川 彦右衛門 一益
小太郎が貰った戸田の領地のお隣さんの蟹江城城主。美濃と接している伊勢国桑名郡を攻めようと進言中。小太郎に少し興味があるようだ。
史実の織田四天王の一人。頑張って帰ってきたんだから、何とかして会議に呼んでやれよ。たぶん味方してくれたぞ勝家…
◆柴田 権六郎 勝家
権六。絶賛干され中。
◆佐久間 半羽介 信盛
可成の側室の義兄。信長の次席家老だが、実質筆頭。小太郎は、この親子の心配をしている。
史実では、織田家中最大勢力からの追放劇。取り敢えず働け!
◆佐久間 左京亮 信直
佐久間信盛の弟。宴会要員。
史実では、織田信雄について、蟹江城を守っていたが前田長定の裏切りで落城。その後、家康に召し抱えられた。
◆佐久間 久右衛門 盛次
佐久間信盛の従兄弟。妻は柴田勝家の姉。織田信勝の家臣だったが、家督争いでは信長についた。
史実で、上洛後の勝竜寺城攻めまでの生存は確認できる。
◆佐々 内蔵助 成政
信長の馬廻。長男、次男共に討ち死にした為に家督が回ってきた。軽海の戦いで池田恒興と共に稲葉常通を討った。
史実では、秀吉嫌いの筆頭。秀吉や利家からの評価も高い。でも、お前一人じゃ倒せないって…無理すんな。
◆前野 小兵衛尉 勝長
前野長康の弟。佐々成政の家臣にして義兄弟。
史実の佐々成政の家老。
◆岡田 助右衛門 重善
信長の馬廻。小豆坂七本槍の1人。永禄六年に小太郎と試合をする。小太郎の歌道の師。
史実では、本能寺の変の後、信雄の家老となった。
◆塙 九郎左衛門 直政
◆前田 与十郎 長定
◆服部 小平太 一忠
◆服部 小藤太 弘宗
◆毛利 新介 良勝
◆湯浅 甚介 直宗
◆加藤 又八郎 順政
宴会要員
《犬山織田家》
◆織田 下野守 信清
犬山織田家当主。信長の従兄弟。一色家と通じて、信長を裏切った。
史実では、後に犬山城を捨て、武田家へと落ち延びていった。
◆寺沢 藤左衛門 広政
於久地城城主中島豊後守の家臣。岩室重休と戦い敗れたが、辛くも逃げ延びた。
史実では、中島豊後守が降伏した後、信長に仕え、秀吉の与力となった。
◆中島 豊後守
織田信清配下の於久地城城主。信長の攻撃より於久地城を守りきる。
史実では、その後、丹羽長秀の調略で織田に降る。長島一向一揆辺りまでは名前が見られる。
《一色家》
◆一色 左京大夫 義龍
美濃一色家当主。信長の義兄。永禄四年、没。
◆稲葉 又右衛門 常通
稲葉良通の叔父。軽海の戦いで佐々成政、池田恒興に討たれる。鴻蔵主曰く、瓜のように勝手に首が落ちたらしい。ホラー。
《松平家》
◆渡辺 源五左衛門 高綱
渡辺守綱の父。三河一向一揆に加担し討たれる。
◆蜂屋 半之丞 貞次
三河一向一揆に加担するが、敗色濃厚になると舅の立場を慮り降伏する。
史実では、吉田城攻めに参加し本多忠勝と先陣争いをするが、忠勝に一番槍を取られた事に怒り突撃し銃弾に倒れ、後に亡くなる。徳川十六神将の一人。
《その他》
◆奥田 三右衛門 政次
川向の茜部から人質としてやって来た奥田直純の子。蓮台で預かっている。
史実の天下の三陪臣の三位争いをしている人。
◆堀 菊千代
川向の茜部から人質としてやって来た堀秀重の子。蓮台で預かっている。なかなか美人。
史実の信長の小姓である、後の名人・久太郎。秀吉には『ひさたろう』、息子には『くたろう』と呼ばれているが、未来の人には『きゅうたろう』と呼ばれる。
天保国絵図(1835~38年)を元に作っています。
川や地形は変わっていると思うので参考程度で。
42話
ミスがあったらスミマセン




