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①わたし
私の全ては君でした。
世間の人は汚い目で見るだろう。
そして、非難するだろう。
でも私の世界では君が全てで
君のいる世界が正解だった。
私は、一般的な家庭に産まれた女の子でした。
両親と兄の4人家族。
普通の女の子として産まれ、
普通の女の子として育っていった。
でも、小学生の頃から
人はなぜ生きるのか私は誰なのか
死んでみたいと思う女の子だった。
なぜか人の顔色を気にして
NOを言えない女の子。
人に合わせる女の子に育った。
中学生の時に私は
親戚からレイプ未遂をされた。
中学3年間は人生でいちばん心がない時間だった。
高校生になるとメイクやファッションに
興味を持ち人並みの恋愛をして過ごした。
それなりに可愛く彼氏もできて
そのまま好きな人といつか結婚すると思ってた。
そして、20才の私は初めて黒い夜の世界に
足を踏み入れることになった。
私が生きた本当の世界を誰かに知って欲しくて
書きました。
共感できない人が多くて当たり前でしょう。
共感できない方が幸せかもしれません。
でも私は幸せでした。