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四級受呪者の前日譚

作者:望月苔海
【魔法はダメでも、本で殴ることならできる――これは、初めてできた友達の“始まり”を取り戻す物語】

古来より、魔法には呪いがついてまわる。
魔法を使うと眼鏡が壊れる――。
そんな妙ちきりんな呪いを抱える田舎者の少女・アイラは、司書を目指すために王都の魔法学院の門を叩いた。
配属されたのは、裏通りのおんぼろ寮。そこで出会ったのは、少し風変わりな休学中の先輩・シャルロッテだった。

寮での共同生活を経て、心を通わせていく二人。
しかし入学式を前に、アイラはシャルロッテの抱える”問題”に気づいてしまう。

彼女の力になりたいのに、魔法のことはちんぷんかんぷん。
それでも――本を読むことなら、できた。
そしてアイラは、本の力を誰よりも信じていた。
――読書こそが、彼女の唯一の武器だった。

これは呪いを抱えた少女が見知らぬ土地で歩き出す――その前夜の”始まり”の物語。

*登場人物
アイラ・フロイル…司書を夢見て上京中。二つ名が気に入らない。
レオンハルト・マルケルス…アイラの父の旧友。実は学院の偉い人。
〈放蕩〉シャルロッテ…寮の先輩。元気に休学中! だけど、何か抱えているようで……?
サンドラ・ギーブリ…寮の女主人。肝っ玉は王都一。働かざるもの食うべからず。
〈根腐れ〉パルマージ…穂先の五人の一人。サイサリスと張り合っており、首席を狙っている。
〈跋扈する〉サイサリス…穂先の五人の一人。パルマージをからかっている。首席になるのは当然。
〈絶体絶命〉のゼノ…穂先の五人の一人。底抜けに明るく素直な地方出身者。
〈朱染め〉のカーリマン…穂先の五人の一人。誰とも馴れ合う気はない。誰よりも首席を狙っている。
ジィン・メイデン…学内図書館の司書補。面倒見のいいお姉さん。本と甘いものには目がない。
キャサリン・ヴァレー…若い事務員。シャルロッテに不便を働く。
ミネルバ・トゥルスタタン…あのときの事務員さん。規則に厳しいのは、規則で誰かを守るため。
ヴィルヘルム・フロイル…アイラの父。アイラにたくさん隠し事をしている。
ターシャ・フロイル…アイラの母。誰よりもアイラを愛していた。――もう、会えない。
眼鏡割りのアイラ 第1章 辺境より来たる少女
第1話 はじめての王都
2024/12/11 07:20
第2話 ここから始まる
2024/12/11 07:20
第4話 門を仰げば
2024/12/11 07:30
第5話 お父さんさあ……
2024/12/11 07:30
第9話 二つ名
2024/12/11 19:10
第10話 お母さんといっしょ
2024/12/11 20:10
第11話 君の名は
2024/12/11 21:10
第12話 人には人の呪いあり
2024/12/11 22:10
第13話 夢の入り口
2024/12/11 23:10
眼鏡割りのアイラ 第2章 フリージアの女たち
第16話 住めば都の第四学寮
2024/12/12 21:20
第17話 女主人サンドラ
2024/12/13 07:20
第18話 あたしも嬉しいよ
2024/12/13 21:20
第19話 寂しいじゃないか
2024/12/14 07:20
第20話 レオちゃん先生
2024/12/14 21:20
第21話 女神の食卓
2024/12/15 07:20
第23話 寮生の朝
2024/12/16 07:20
第24話 いってきます
2024/12/16 16:20
眼鏡割りのアイラ 第3章 門下の女傑ども
眼鏡割りのアイラ 第4章 事務室にいる女神
眼鏡割りのアイラ 第5章 私の帰るところ
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