表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神ノサガシモノ  作者: 黒石クロまめ
第Ⅰ章 学園抗争編
3/13

0.5話と1.5話 「1の裏」

前半は、1話の最初部分の裏話

後半は、1話の最終部分の続編になります。

監獄の様な一室には、1人の娘が囚われている。

どうやら彼女は、檻を隔てて紺色のスーツに装備を揃えた男と話しているようだ


(以上略)

《・・・・・ワタシを、探して。。》

***


「おいおい、良いのかい」


「はい」


「本当にこれで良かったのかね、、」


「良いのです。私がそうしたかったのですから」


「いやいや、そういう問題じゃなくて。。

せめて起きてる時に・・・覚えているかすら怪しいし」


「まぁまぁ、良いのです。大事なのは、そこでは無いですから」


「そりゃあそうなんですけど」


「この運命に逆らった行動を天の国は認めるかわかりませんが、少なくとも我が神は味方なさって下さいますでしょう」


「そうかなぁ、、(あの人が許すとは思えんが、、まぁちょいと乱暴やっても許されっか、民の力だし)」


「何か言いましたか?もう少し大きく話しても大丈夫・・」


「いーや、なんでも」


「では。・・それで、計画の方は上手く行ってますか?」


「おいおい、ここに立ってるのが誰だと思ってんだい?お嬢」


「王国の裏ボス様ですよね?」


「おい、その呼び名は初めて聞いた。・・なんか恥ずいから二度とやめろ」


「でも、強ち間違ってませんわよね?」


「否定は出来ん、・・・だが改めて聞くと恥ずい」


「まぁまぁともかく、頼みましたよ、機、間違えました。7(セブン)様!」


「頼まれましたよ、お嬢」


そう言って、男は檻の前にあった松明の影に入った。


「我が神の盟友であるスコット様に習われただけあって、流石、上手ですわね、影魔法。

・・いえ、暗黒魔法と言うべきでしょうか?・・・まあいいです。

ともかく、ご武運を」





******




どうやら男が、自室に帰ったようだ

そして、パソコンの前の椅子にドカンと座ると


「お嬢もやるときはやるなぁ

・・そろそろ、連絡が来てもいいけど、、、」


ポロン、ポロン


何かをGetしたような効果音が鳴る


「お、来た来た」


ピロン


男は耳にある小型のリモコンを操作する。

どうやら、通信機のようだ。

そして、通信先を聞き終えると、うなずいて


「おっけー、お疲れ。じゃあそのまま、よろしくぅ

・・・・・ふぅ

ちゃんとやったっぽいね」


「TUESDAY」


≪はい、なんでしょう≫


「21−3、クリア」


≪了解、確認しました。≫


「そんでもって、一応、あの部屋周りをレーダーしといて」


≪どちらの部屋でしょう≫


「ガルのいる方」


≪了解。≫


「なんか居たら、すぐ言って」


≪了解。・・・・あの≫


「ん?」


≪引っかかりました、、≫


「あら」


≪どうしましょうか≫


「21−5として組み込んどいて、お嬢に会わせて始末する」


≪了解。・・・完了しました。ガル様とリカ様には、お伝えを?≫


「いや、言わんでいい。あえて言わん」


≪それは2人が危ないのでは?≫


「そんな訳無かろう」


≪・・・・わかりました。要するに、自己満の為にほっとけと。≫


「うん。・・・・・じゃねーよ!なーに言ってんの!」


≪笑笑、ともかく、順調で良かったです。≫


「まぁな」


≪それでは≫


ーーピヒュン


「やったあ、やっと戦えるぜ」






******





何やら、多数の銃声のした後の地下の廊下で、男3人が話している。


「おい、あの2人を殺れば良いんだよな?」


「ああ、女と男、2人だ。そうすれば、あいつらから吐かせて、、、」


「おう、これで王妃様の邪魔をするやつを始末できる」


「達成できれば、王皇女とやらもそのまま始末して良いってさ」


「まじ?」


「それ、どこ情報?」


「今日、王妃様より直々にね」


「なら。」


「おう」


「へっへっへっ、おい、王皇女とやらさ、殺る前に反魔法結界張ってさ」


「おん」


「一発犯す?」


「一発と言わずにぃ、やっちまおうぜ。後、ターゲットの女も」


「ターゲットは刺してからな。王皇女はヤッた後、、、刺すか」


「そうだな、どーせそのつもりだし」


「おっけー、大分纏まったな」


「・・・そういえばさ、名前なんだっけ?」


「王皇女のか?」


「いや?ターゲットの女と男」


「ああっと、、えっと、、確か、、男はガル。女は、、、えっと、、」


「ミリカ?」


「えっリカじゃねえの?」


「そうそう、リカ、リカ!」


「えっ」


「ミリカは偽名だよ、おいおい、さっきので勘違いしちまったのかい?」


「あーそうだった、そうだった。リカね、リカ。勿論分かってたさ」


「「「あっはっはっはっはっは笑笑笑」」」


「そんなら、俺らも行きますか」


「だな、小物は早いとこ済ませて、犯して帰ろう」


「そうだな」


そうして、男3人は、廊下近くの階段を登り、どこかへ消えていった。

ガンバレまもる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 更新お疲れさまです。 1話の一番最初に出てきた「莉華」とミリカことリカにはどこか共通点がありそうですね。 ほら、名前が一緒ですし。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ