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開戦:エルク・アロリア防衛戦

「創世神様の話を聞きたい? それなら講談に……いまはそんな情勢ではありませんよね」

「そういうことだ」


 そんなこんながあり、ひとまずザバーナに対するネフィティスののろけ話を聞流したソートは、外壁にたどり着くまでの間に、今回の一番の課題である創世神バレしないための対策をすることにした。

 要するに、神話で語られるソートの出たちをネフィティスから聞き取り、それを想起させないような立ち振る舞いを身に着けようとしたのだ。


「といってもソート様の明確ないでたちが記されたのは、ニルタ様のアンジー討伐の折の姿しかないのですが……。青と白が入り混じった特殊な色彩の外套を身にまとい、珍妙な形をした二つの投石器を操ったと……」

「その程度?」

「ニルタ様は別れ際、顔を見せていただいたそうなのですが、顔は輝いていて見えなかったそうです……」


――え? 俺の顔面いつの間に照明機能が付いたの?


 と、ソートは内心ドン引きする。


――フードとったら光り輝いたりしないだろうな……。


 ちなみに、ニルタが正確なソートの容姿を言い伝えなかったのは、自分ごときが創世神の容姿を評価しかねない教えを残すのはどうなのだろう? というニルタの配慮だったのだが、そんなことは知らないソートにとっては、自分の顔面が蛍光灯になり果てている可能性を疑う情報でしかない。

 というか、


「そういえばあなたも……ずいぶんと変わった模様の外套を着ていらっしゃいますね? おまけに青と白の色彩なんて」

「…………………」


 既にピンチである。


――やべぇ。どうしよう? バレたんじゃねェのこれ!?


 名前を呼ばれない限りデスペナルティは発生しないようだが、それにしたって心臓に悪い話だ。


――どうか気づかれませんように。


 と、ソートがフードの下で冷や汗を流す中、一通りジロジロとソートを眺めたネフィティスは、


「ソート様のコスプレなんて……不敬ですよ!」

「悪かったな」


――誰がコスプレだ。というか、コスプレの概念あるのか!?


 と、割と発展しているらしい下界の文化に驚きつつ、胸をなでおろした。

 どうやらバレたわけではなかったらしいと。


――とはいえ、やっぱりこの外套は危険だな。シェネに頼んで着替えるか? いや、情報じゃこの時代は服を何着も持っているわけではないみたいだしな……。


 そんな葛藤をソートが抱いている間に、目的地へと到着したのか、月の明かりが遮られた。


「あぁ、ザバーナ様」

「…………」


 何やら恍惚とした表情で両手を組み、祈りをささげるネフィティス。

 そんな彼女にソートはドン引きしながら、月がわずかに出始めた外壁上部を見上げた。

 他の創世神と共に、明日の策を練っているザバーナの背中。それがわずかに見える外壁の上を。


「…………もういいですよ」

「あれ? 声かけないのか!?」

「明日は大事な戦の本番です。私が声をかけてしまっては、あの人は興奮のあまり今夜は寝られないでしょうから」

「滅茶苦茶慕われている自覚はあったのか……」

「それはもちろん! あの人の愛は何時もこの身に感じていますとも。そうでなくては私の講談のたびにあんなに一生懸命踊ってくれるわけないじゃないですか!」


 もうお前ら早く結婚しろよ。と、ソートが呆れる中、はにかみながらネフィティスは言う。


「それでも、私にはまだ巫女の務めがあり、あの人もまだ妻子のために時間を割く余裕はありません」

「…………」

「いまは、この関係がいいのですよ。あの人もきっと、それを望んでおられます」

「そうか……」

「まぁ、そんなことを言いつつ明日のことが心配でこうして見に来てしまっていますから……私もまだまだ修行不足ということなのでしょうが」


 いっそ狂っているんじゃないかと思わせるほど愛おしく思っている男に対し、それでも一線を越えない理性を見せたネフィティス。

 そんな彼女の儚い笑みに、ソートは誓いの言葉を告げた。


「巫女殿」

「はい?」

「安心してくれ。あいつは絶対しなないよ。何せ俺達がついているんだからな」

「……はい」


 ソートの言葉を聞いたネフィティスはそっと微笑み。


「よろしくお願いします、《雨外套》様」

「………………………………」


 ニルタしか知らないはずの、この外套の主な目的――雨用の防水外套であるという事実を言ってのけ、そそくさと家路につく巫女をソートは呆然と見送った。


『マスター』

「……なんだシェネ?」

『運がよかったですね。あの子が創世神の事情を知っていて……』

「それな……」


――俺ひょっとして神様向いてないんじゃないか?


 と今更すぎる事実を自覚し、ソートは天を仰ぎながら、命拾いをした事実にほっと溜息をつくのだった。



…†…†…………†…†…



 翌朝。東から登った朝日が平原を照らす。

 その光を受け、苦しそうなうめき声をあげながら、一昼夜進軍を続けた死体共はとうとう外壁へと到達した。

 腐りきった手や頭で外壁の下を、べたべたと汚していく人や獣の死体たちを見下ろしながら、今回の防衛戦の総指揮をとるザバーナはさっと手を上げた。


「では、開戦である!」


 その掛け声とともに手が降り下される。

 同時に外壁上の近衛兵たち鬨の声が上がり、昨日のうちにマスターから供給された大量の酒を外壁上からぶちまけ、死体共に向かって松明を投げ入れた!

 神にささげられた清浄なる御神酒に着火した炎は、そのまま浄化の炎へと変貌し、死の穢れを伴った死体共を跡形もなく焼き尽くす!


 それによって開いた空間に降り立つのは、三人の戦士。

 死体共が押し寄せる、北西・北・西にそれぞれ配置された彼らは、各々の獲物を抜き放ちながら、


「それじゃぁ――」

「ボーナスタイムでござる!」

「お前ら、俺の信仰奪うなよ!?」


 にやりと不敵な笑みを壁ながら、視界を埋め尽くす死体の軍勢へと突貫した!



…†…†…………†…†…



 口火を切ったのは最も死体共の数が多い、北西部を担当したソート。

 懐から抜き放ったティアードロップを乱射し、聖水の弾丸を死体共に浴びせかける!


 もはやそれは弾丸の威力に非ず。

 聖水の弾丸に触れた瞬間、砂のように崩れ落ちる死体共を特に感慨も見せぬまま一瞥したのち、ソートは天に向かってティアードロップを発砲。


――やっぱり神性存在が作り出すものは、大概あいつらの弱点になるみたいだな。なら、やることは決まった!


 それによって作り出される雨雲が、一時的に天を多い太陽を隠す。


『マスター。ライフマッドは使われないので?』

「昨日は運がよかっただけだ! ここであっちまで抜いてみろ! 外壁中の兵士に正体がばれかねん!」

『それもそうですね』


――その外套だけで手遅れ感が半端ないですけど。

――いうな!


 という、無駄話はお互いにそっと胸に秘めつつ、かれらは戦場を暴れまわる!

 それからしばらくして降り始めたのは、ソートの力によって生み出された清浄なる豪雨!

 さすがに弾丸ほどの威力はないらしく、触れた瞬間消え去るということはなかったが、それでも雨によって常時ダメージを受けているのか、小柄な個体のゾンビから、まるで雨にとけるように消えて行った。


『マスター! マスター!』

「なんだ! 順調に削れるといっても割と忙しいんだぞっ!」

『腐った死体がさらにグズグズに崩れて崩壊する光景とか、割と精神衛生上よろしくないんですけどっ!』

「黙ってろっ!」


――この程度、BSOに比べりゃ子供向きだ! 脳漿眼前で炸裂する光景、見せたろかコラッ!


 と、怒号を上げながら、ソートは豪雨の中に姿を消した。

 全盛(BSO)期と何ら変わりない――、雨の中を駆ける死神として猛威を振るいながら。



…†…†…………†…†…



「やはりソート殿は、雨の中で戦ってこそ栄えるでござるな――。とはいえ、まだまだ拙者には及ばぬが……」


 シェネから提示されたフィールドマップ上で、見る見るうちに削られていく北西部のゾンビたちを眺めながら、万次郎は「ククク――」と楽しげな笑みを漏らした。

 同時に、抜刀!

 後続のゾンビたちに押されるように、外壁に沿って流れてきた北部のゾンビたちが、これ以上外壁の向こうへと流れぬよう押しとどめる。


「どのような籠城戦であろうとも、完全に囲まれてしまってはおしまいでござるかからな。逃げ場がないということは、それだけで多大なプレッシャーを籠城している側に与えてしまう」


 ゆえに、退路の確保は必須。そのため、万次郎とキッドは北と西に流れてくる死体共の対処へと送られたのだ。


「死体狩りの無双ゲームは趣味ではござらんが」


 むしろ対等な戦いにこそ燃える万次郎にとって、この状況ははなはだ不本意と言っていい。

 が、


「まぁ、こちらも創世神であるが故。下界の人間を助けるのも、また仕事でござろう」


 今回は、出張サービスという形になるであろうが。と、無駄口を叩きながら万次郎は死体の津波に斬りかかった!

 いや、斬りかかったというよりは、


「創世権能が一――」


 ほとんど最大解放されている神器の機能を叩き起こしながら、剣を振るったという方が正しい。


「天・地・開・闢・斬!」


 それ即ち、混沌を切り裂き、天地を分け隔てたといわれる神話の一撃。

 ソートよりもはるかに先に進んでいる、シャルルトルムに対する最終兵器たる彼の力。

 混沌を鎮める豪雨と同じ、荒ぶる魂を鎮め、自らの望む形に作り直す創世神の最強権能。

 はたから見れば、見えない斬撃が飛来し死体を寸断しただけにしか見えないだろうそれは、その力をいかんなく発揮し――彼の視界に入り込んだ腐乱死体共を、竜巻にさらされた砂の城が如き勢いで消し飛ばした!

 瞬く間に腐臭を焼失させ、粉塵となり空に舞う死体たちを見送りながら、第二陣がくるまで万次郎は納刀する。


「さてさて、ソート殿の権能は、今回どの程度まで発達するかな?」


 せめてこの程度はできるようになってもらわねば、シャルルトルム討伐など夢のまた夢でござろう。と、つぶやきながら。



…†…†…………†…†…



「万次郎の野郎……あのダサい名前の必殺技遠慮なくぶっ放したな」


 外壁西部。視界に表示される簡易マップの北部の敵が、扇状に消失したのを見て、呆れたような呟きを漏らすのは、キッドだった。

 地面に降りた彼は、リボルバーの拳銃を狙いもつけずに適当にぶっ放しながら、死体共の攻撃をよけていた。

 あいにくと、彼はソートと万次郎のような殲滅権能はもっていない。あまりレアリティが高くない神器なので、それも致し方ないといったところか……。

 彼の神器――カルカノーラが現在解放している能力は、リロードのアシストと、放った弾丸を確実に相手の急所に当てる自動追尾能力のみ。

 到底大軍勢に対する抑止力としては力を発揮できないものであった。

 というわけで、


「あぁっ! くそ! チョット流しちまった! ルミアっ!」

「了解なノラッ!」


 こちらの防衛は二人体制だ。

 城壁に取りつかれないように、拳銃を乱射するキッドと、

 彼がリロードをする間に猛威を振るう、


「食らえ、愛と勇気と友情の――《スター・ディザスタァアアアアアアアアアアア》!!」

「ぎゃぁあああああああああああああああ!?」


 愛と勇気と希望など一切感じられない、破壊力抜群すぎる、星の爆撃を降り注がせるルミアとの。


「自重しろテメェええええ! 最高位の王冠(ケテル)級の神器なんだから、誤射ったら創世神(オレタチ)でも死にかねんのだぞっ!」

「もう注文が多いな……。安心するノラッ☆ 《《希望杖》:まじかる☆すたーろっど!!

》は、愛と正義と友情の武器! 薄汚れたゴミみたいな魂を持っているやつにしか効かないノラッ☆」

「思いっきり俺の髪の毛焦げただろうがっ!」

「え……ごめん。まさかキッドがそのゴミ魂だったなんて、知らなくて。今度から自重するね?」

「ガチトーンで謝ってんじゃねぇええええええ!? それはそれで傷付くんですけどっ!?」


 なに? 俺の魂そんなに薄汚れているの!? と、二十余年生きてきて初めてつきつけられた現実にちょっと泣きが入りつつ、キッドはリボルバーのリロードを終えた。


「というかキッド。それどうしてリロード機能付けなかったの? 基本拳銃系の神器にはリロード機能つくって攻略サイトで書いてあったけど?」

「はぁ!? ただでさえ自力で当てる浪漫が再現できないんだから、リロードぐらいは自力で経験したいだろうがっ!」

「それで追いつめられてちゃ世話ないノラッ☆」


――やっぱり魂薄汚れているね? と、下界の人間よりも自らの趣味に重点を置いたキッドの言動にあきれ返りながら、杖をフリフリ、ルミアは頭上から星の光線を降り注がせる。


 それによって乱舞する無数の爆炎を縫うように走り、キッドはリロードした弾丸をすぐ使い切る勢いで銃を乱射。的確に強敵そうな大型ゾンビを打倒しながら、何とか外壁西部の防衛を行っていた。



…†…†…………†…†…



「勝てる……勝てるぞこれは!」


 そんな三か所での戦いを、外壁上で見つめることしかできない今の状況の歯噛みしながら、それでもザバーナの胸には希望が宿っていた。

 昨日、


『言っておくが、お前は下に降りてくるなよ?』

『っ!? 何故だ、トーソ殿っ!?』

『《死の呪い》を食らって、お前にぽっくりいかれたら、上の連中を誰が指揮する。いくら俺達が強い力を持っていたとしても、あの数全部を裁き切れるわけじゃない。上からの防衛兵器による援護が必要不可欠だ』

『し、しかし……旅人であるおぬしたちにばかりに危険な役割を押し付けるわけには』

『下らん。そんなことよりもお前の命方が大事だろうが。安心しろ、俺達には俺達の祭神によって死の呪い除けの加護がある。最悪死んだとしても、エルク・アロリアとは関係のない旅人が死んだだけだ』


 トーソにそう言われたときは、歯を砕きかねないほど食いしばり……。しかし、結局今朝まで思い悩み、その言葉の正しさを理解したがゆえに、泣く泣く彼らを下へと送り込んだのだが。


「彼らに対して心配を抱くなど、それこそ余計なお世話だったということか……」


 まったく、間抜けな話だ。と、昨日の自分をあざ笑いながら、突如降り出した豪雨のカーテンを乗り越え、外壁上部へと手を賭けた死体――ゾンビへと、ザバーナは腰に差した剣を抜刀する!


「失せよっ!!」


 一喝と共に抜き放たれた白銀の剣は――《聖剣:カーミ・タース》。

 断罪神:シャマルが持つ《断罪剣:ウトゥルア》と対を成す、月光より鍛造された対魔剣。

 人類に悪影響をもたらす存在に対して、たぐいまれなる破壊力を発揮する、人類守護をつかさどる兵装だ。


 その力はいかんなく発揮され、ただでさえ聖水の雨にさらされボロボロになっていたゾンビは、その聖剣が放つ光を浴びただけで消失。

 怖気が走る絶叫と共に、塵となって掻き消えた。


――幸いなことに今は収穫時期の後、街の井戸にも特に問題はない。エアロ様の蔵の中に永久保存されていた、過去数百年の間奉納された食物も、今回に限り放出していただけることになっている。このままの状態が維持できるなら、一か月戦いが続いたとしても籠城は維持できる。


――さすがにそれほど長きにわたる戦いになれば、この死体共もいなくなるだろう。


 そんなことを考えながら、ザバーナは聖剣を振りかざし、外壁上から酒をぶちまけ、松明を投げ入れ続ける近衛兵たちを鼓舞した。


「見よっ! 異形の軍勢など何するものぞっ! 我らには心強い味方がおり、エアロ様の加護もあるっ! 皆奮起し、奮戦せよっ! たとえ悠久の時が必要な戦争であろうとも問題にはならぬ。我らのエルク・アロリアは、永休不滅の絶対防衛都市であるっ!」

「「「「「エルク・(エート・)アロリアに栄光あれ(エルク)! 天空神エアロに(エート・)栄光あれ(エアロ)!! 大英雄ザバーナに(エート・)栄光あれ(ザバーナ)っ!!」」」」」


 兵士達のその掛け声を聞き、下で戦っているソートがズルっと足を滑らせたような気がしたが、きっと気のせいだろうとザバーナは頷く。

 あれほどの戦士が、そんな致命的な隙を戦場で見せるはずがないと――鋼のごとき固さとなった信頼を胸に。



…†…†…………†…†…



 無数の死体たちの目を通し、その光景を見ていた冥府の女神は、ずるずると地下からは出してくる眷族の背中に乗りながら、首を貸しげた。


「どうして? どうしてなの?」


――どうして私のお友達になってくれないの? どうして、(きゅうさい)をうけいれないの?


 おびただしい腐臭を纏いながら、地下から無限と言っていい数で湧いてくる死体たちを伴い、彼女は進軍を開始した。


「そうか! 死ぬ前にみんな遊びたいんだね? 私だってそう思ったもん、生きている間に、一度でいいから殺して(遊んで)みたかったって!」


 相手は死体たちだが、人っぽい見た目をした奴もいるし、きっとそれを使って欲求を発散しているのだろうと……間違った教えしか与えられなかった彼女は、そんな結論を下した。


「わかった。いいよ。いっぱい遊ぼう! いっぱい殺そう! いっぱいいっぱいいっぱいいっぱい……殺して殺して殺して殺して……一緒に救われようね?」


 というわけで、彼女は着手する。

 たくさん殺せる何かを作ることに。

 たくさん救える何かを作ることに。

 幸い死体(ざいりょう)には事欠かない。

 到着するまでに時間もある。


 だから彼女は作り始めた。

 グチャグチャグチャグチャグチャグチャと……趣味の悪い寄木細工を。


お待たせしましたっ!

ようやく戦争パート。

とはいえ、一つの試練でしかないのでこちらはさくりと終わらせる予定ですが……。

あと二話……で、出来れば三話ぐらいで終わらせられたらいいなと(白目

予定は未定だけどなっ!!

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