みっくーとダンジョンに行ったらコロンの致死率が上がると思う
ーーなろうを始めた時、誰かに会うなんて微塵も考えていなかった。
仲良しの友達が出来るなんて思ってもみなかった/未来屋とコロン
なろうで仲良くなったみっくーとよく遊ぶ。
2024年末だったかな。
初めてのオフ会の人数は3人。
待ち合わせをして、コロンは一番最初に到着してお店で待っていた。
初めて会うんだから顔なんてわかんないんだけど、1人のお客さんを見た瞬間「あれみっくーだ」と思った。
その予想は当たりで、お店の人に導かれコロンのところに来たみっくー。
「はじめまして、未来屋 環です。今日はよろしくお願いします」
と挨拶してくれたので
「はじめましてあき伽耶です。こちらこそよろしくお願いします」
と、嘘の挨拶をするコロン。
「あ、あき伽耶さんですね。よろしくお願いします」
と、頭を下げて席について、渡されたおしぼりで手を拭くみっくー。
くっくっくっ…騙されてやんの…
「ぷぷーーっ!あき伽耶じゃないよ!コロンだよー!!」
優しいコロンはすぐに種明かししてあげた。
驚きを隠せないみっくー。
それから二人とはずっと仲良くさせてもらっている。
そうして先日。みっくーと、この日はここに行こう(たいしたところではない)と約束。
でも後日ふと思いついて聞いてみた。
「「魔女屋敷からの脱出」リアル体験脱出ゲーム。ってやつに行ってみる?」と。
すると
「脱出ゲームやった事ないです!こっちでも大丈夫ですよ!でも見た感じ3人以上が推奨ですね」
「ほんとだ。3人だといいんだね。てかみっくー戦力にならなさそう…」
「小学生の時むっちゃ金田一少年の事件簿読んでました(*^▽^*)b」
出たよ。これだからみっくーは。
それが何かっ?!
こいつとだと攻略出来ずに死ぬ未来が見えた。
「コロンたぶん攻略出来ずに死んじゃう。一人の方が生き残る確率高し」
「コロンさん行ってみたければ2人チャレンジでもだいじょうぶですよ!私の金田一脳が火を吹きます!」
「おまっ!お前の脳みそが火吹いたとこ見た事ないぞ!!びっくりだよ!」
そんなやり取りと普段の行動を重ねると、コロンが大変なだけなのが目に浮かび、魔女屋敷は却下。大人しく最初の予定通りのお出かけをすることにした。
お出かけ場所は「東京復活大聖堂」と「明治大学漫画図書館」
ランチを食べた後、東京復活大聖堂へ向かう。
「あれ?さっきあったのに復活堂見えない。どこ行った?」探すコロン。
「そこですね」真横。
通り過ぎてて見えなかった。
みっくーの後について東京復活大聖堂へ到着。
入場料?300円を払って中へ。
「わー!!!すごーい!天井が!凄い!!」
天井が気に入ったコロンは天井ばかり見てた。
飾られた絵画を見て「あれはどう見てもキリストだ」とか「あれは絶対マリアさまだ」「このお爺さんはわからない」などなど話す。
入り口の隅に「holy water」と書かれた聖水が置かれていた。
銅製っぽいウォータージャグに入った聖水。紙コップがあって飲んでいいらしい。
ごめん、ちょっと怪しい(笑
そばに立つ案内のおばちゃん(教会の方)に飲んでいいか聞く。
どうぞどうぞと言われてみっくーと2人で飲む。
「強くなった気がする?」
「はい。そうですね!」
おばちゃんに、日曜礼拝が素晴らしいと力説される。その理由の一つに「イケメンが参列するから」があった。
へ、へー…イケメンなんて興味ないやい!と言いつつ「じゃあ今度日曜に来てみたいと思います!」と言って、にこっ♡
大人だからね。いつか約束は守らないとだよね。
そこから歩いて漫画図書館へ。
漫画図書館はサッと見ただけで終了。
「ねえみっくー。コロントイレ行きたい。でもさっき聖水飲んだばっかりで出すのもったいない」
「大丈夫ですよ。もうきっと体内に吸収されましたよ」
「みっくーはトイレ平気?」
「はい。大丈夫です」
ちぇっ。
コロンだけトイレへ。
「せっかく聖水飲んだのにあっという間に体外放出してがっかり。もし今魔獣が出たらみっくー前に出て戦ってね。コロンはもう弱いから」
「わかりました」
そこからぶらぶら歩いて神田明神を目指す。
途中、鉄ちゃんさんの聖地っぽい橋を渡り、すぐの湯島聖堂に寄る。
1690年に徳川綱吉によって建てられた孔子廟で、その後学校になったところ。
手前の広間で太極拳を習う人たちの隙間を縫って中へ。
建物保存のため200円ください。みたいのが書かれていたので、是非保存して欲しいと思って200円入れる。
200円入れると中に入っていいらしいので、どこまで入っていいのか知りたくて受付の人に聞く。
「200円払ったんですけど、どこまで入っていいんですか?」
「その200円はお賽銭になります(入場料は別)」
「え?そうなんだ。あそこに入れちゃった。じゃあ、入場料払って入れるのはどこまでですか?」
すると受付の人「はぁぁ…しょうがないですね、はいこれ」とパンフレットをくれた。
え?いや、どこまで入っていいか知りたかっただけなのに…
中には入らずにみっくーのところに戻る。
「受付の人にめっちゃしょーがないなーって顔されてましたね」
「うん。どこまで入っていいか知りたかっただけなのに」
怒られた感を背負って神田明神へ行く。
神田明神では結婚式をやっていて祝福ムード。
神馬のあかりちゃんを見たかったけど、見れずに残念。
でも、将門の神様の神気を浴びてまた強くなった気がしたコロン。
参拝を終えて、途中で見つけたイタリアンに入る。
みっくーはビールでコロンはワインを頼んだ。
目の前で封を切ったワインはベリーの香りがよくてフルーティー。
2杯目にも同じものを頼んだ時、店員さんに美味しさを伝えようと思った。
「このワインかじゅちゅみが良くて…ん?かじゅちゅみが…」
「果実味ですね」言えないコロンの代わりにみっくーが言ってくれる。
「うん、それ。フルーティーで美味しいです」にっこり。
「ありがとうございます」お店の人もにっこり。
なろうの事はもちろん、くだらない事やなんやかんやを話す。
楽しい時間はあっという間に過ぎた。
「じゃあね、また遊ぼうね」
「ありがとうございました、また遊んでくださいね」
うんうん。
仕方ないから遊んでやるさ。
もし、みっくーとダンジョンに行ったら。
コロンがボロボロになってスイッチを押した頃…
「コロンさん!見てください!こんなところに扉が現れましたよ!」
と、無傷のみっくーに言われる未来が見える。
「おま、それ、コロンが…」
「良かったですね!脱出成功ですね!」
と。




