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オリジナルマジカルス 序章   作者: たchuやくぅ~
2/3

序章 第1話

※プロフにも記載の通り前書きと後書きはpixivで言う所の

キャプションと同じように本編とは一切関係ないお話を

含めたこぼれ話や裏設定解説などを記載していこうと

思います。予めご了承ください。


※間違って連載中の作品の続きとして投稿しようと思ったのですが

誤って別連載の第1話にしてしまったので数日前に投稿した方は

運営に相談の上、削除させて頂きました。ご了承ください。



中々小説に時間を割けずオリジナル小説の続きを

全然何年間も書けないでいましたがやっと

ハマっていたゲームのサ終をきっかけに自宅内で

多大に時間的余裕ができ始め、急遽こちらの小説も

進めていくことにしようと思い立った次第です。

こちらの小説はpixivにて言い回しの変更やページ機能を

使ったりなどし少しだけ内容を改変させたバージョンを

近日中に投稿予定です。投稿が完了し次第、後書きの方に

追記させて頂こうと思います。

 この物語の主人公は・・・ボク自身。いいや、厳密にはもう一人のボク自身だ。彼の名前は【竜也】。ボクと同じ名前だ。

 ・・・だが、彼には名字という概念がない。ボクにはちゃんと、【青木竜也】って言うフルネームがあるんだけどね・・・残念ながらもう一人のボクであるこの竜也には、名字というのが存在していないようなんだ・・・。

だから・・・今後はボク自身と区別する為にも、彼の事は【オリジナル竜也】・・・とでも呼ばせてもらう事にしよう。


 そして これから話すお話は、ボクであってボクでない、そんな不思議なお話だから、最初に聞いてもらって訳が分からなくならないよう1つだけ言っておきたい事がある。

 これから話すこのオリジナル竜也の物語は オリジナル竜也が出てくるシーンでは【竜也】とだけ記載させてもらうよ。次からこの名を見かけた場合は基本はオリジナル竜也の事だと思いながら聞いて行ってほしい。

 そして、これは何度も言うけどボクであってボクではない人物が経験した出来事だから今後は一人称目線でお話が進んでる時はオリジナル竜也目線でのお話なんだとして聞いていてほしい。

 少なくともボクは自分の事を私とか俺なんて、滅多に言わないからね。でも彼は逆にそういった一人称を好んで使ってるみたいなんだ。稀に僕って彼も言う事はあるみたいだけど・・・まぁ、その時は使い分けとしてボクが言う時は「ボク」、彼が言う時は【僕】って書き方に今後は書き分けていこうかなって思ってるよ。


 そしてなんでこの話も先にしておいたかって言うと…言うまでもないけど誰目線のお話かちょっとこれだと分かりにくくなりそうな気がしたからね。

 正直自分でこう書いたのを読み直してても自分のお話なのに他人のお話でもある、そんな不思議な位置の小説だから何なんだこれって書いてる僕自身がなっちゃいそうだったからね・・・。


 だから今、ボク目線でお話が進んでるのか、オリジナル竜也目線でお話が進んでいるのか分かる様に

今後は一人称に注目していてほしい。


【ボク】って言ってる場合はしがない小説家であるこのボク、青木竜也目線。

【俺】とか【私】とか【僕】って言ってる場合はオリジナル竜也目線。

 これだけは、覚えておいてくれ。


 あ、ちなみにだけど・・・今のボクの状況と同じ様にボクとオリジナル竜也の様に【もう一人の自分】が出てくるシーンの時には ちゃんとまたオリジナル竜也とか青木竜也とか・・・混乱しないよう

そんな感じで書き分けはできるだけするから安心して。


 それじゃあ、そろそろもう一人の僕の壮大なストーリーをお話していくとしようか・・・。












 では・・・まずはボクが初めに彼・・・オリジナル竜也の出身地とかの話をさせてもらうよ。


 彼がいるのは・・・地球に衛星が二つある不思議なパラレルワールド。

 その二つの衛星のうち、月ではない方、敢えて名称が付けられていない名無しの有人小衛星・・・でも、名無し惑星だとちょっとアレだから今後は便宜上ここは【魔法星】とでも呼んでおくことにしよう・・・。


 なんでこんな名前かって言うと…そう、ここにいる人間達は魔法が使えるのさ!いや、使えるのは人間達だけじゃないよ。動物たちや意思を持った植物、機械までもが魔法を使えたりしている。

 何とも不思議なパラレルワールドの一角、それがここ、【魔法星】だ。


 オリジナル竜也はこの星の出身でね。ボクと違って、彼は幼い頃からの優等生だったみたいだ。

 ボクは一人っ子なんだけど、彼には妹と姉がいる間っ子として育ったみたいだね。

 ボクは物心つく前から母が父親と離婚し、母は再婚もせずボクと長い間暮らしていた感じだったけど・・・・・・どうやら彼の母は再婚をし、その2人目の父との間に生まれたのが彼だったみたいだ。

 ちなみに彼の妹と姉も、その第2の父との間に生まれた子供たちみたいだよ。


 まぁ、この辺の事情は、直接 彼に話してもらった方が早いんじゃないかな。いつからなのかは分からないけど彼もボク自身の事を気に掛けてくれるようになったみたいだからね。

 最初の頃こそ、無意識というか、ただ自分の考えを頭の中で浮かべたり心の中で思っているだけだったみたいだけど・・・いつしかそうする事で、ボクにその感情や意思が伝わるって事が彼自身も気付いたようでね。

 ・・・多分、あの・・・【シンクロ】の起きた時だとは思うのだけれど・・・。

 まぁ、この話は、彼の話がもう少し進んだ後に詳しく話すことにするよ。


 それじゃあ、ボクから話すオリジナル竜也のエピソードはこの辺で今はやめておいて、あとは、オリジナル竜也自身の経験を、彼の目線で語ってもらうことにしよう・・・。


 当分ボクは出てこなくなるだろうけど、寂しがらないでね?この物語の主人公は、ボクじゃなくオリジナル竜也なんだから。







●― 俺の名前は竜也。名もなき有人惑星、皆からは【魔法星】何て呼ばれている、地球の真上にいつもある小さな惑星出身の宇宙人だ。いやでも、宇宙人と言っても、先祖を辿れば地球人だし、本当に我々が宇宙人って言っていいのかは微妙な所だけど・・・。

 まぁ、少なくとも生まれた場所は地球ではないからね。

 今回は宇宙人って事にしておこう。


 この魔法星には地球とは違った面白い制度がいっぱいあってね・・・。


 その面白い制度の内の1つが結婚制度。地球の日本って所じゃあ一人に付き一人の異性としか結婚できないし、世界的に見ても一夫多妻制や一妻多夫性の国もいくつかはあるみたいだけど・・・流石に俺の国であるココと同じ様な結婚制度の場所は殆ど無いようだね。


 俺のいるこの世界の結婚制度は・・・実は他人同士が地球の日本で言う所の【法】の観点上 家族と認定する・・・そんな役割しか持っていない制度でしかなくてね。同性同士でも出来るし結婚できる年齢は生まれて間もない0歳児が相手でもOKな場所なんだ。なんらな人間が相手じゃなくてもいいし、もちろん重婚も出来る。でもその分、滅多の事で離婚は起きないよ。何せ他人同士が家族同然になるにはこの制度を利用するしかないからね。

 地球で言う所の法律、この星じゃあ【ハイドラル】なんて言う名前で知られているんだが・・・このハイドラルって言うのがいわゆる法律みたいな奴って感じだね。

 ハイドラルには今話した結婚制度以外にも沢山色んなものが存在しているよ。これは日本の法律で言う所の犯罪を取り締まる為の掟とかと同じ様な役割って言ったら分かりやすいかな?

 他人に重大な被害を与えかねないよう他者を害するおそれのある行為をした者をそれを取り仕切る者が発見した場合ハイドラルに準拠しその者を罰する・・・そんな感じの奴だ。


 とはいえ、この世界は魔法が使えるんだ。世界中の人々を透視のような魔法で監視する物凄い魔法使いとかだっている。

 全てじゃないにしろ、罪の隠蔽はかなり難しいものだ。だからこの世界でハイドラルを犯す者はかなり少ない。

 それもそのはず、何せこの国のハイドラルというものは継続的に第三者を害する可能性の高い事を続けることと世界の理から外れる行動をとる事。

 大まかに言えばこの2点しか禁止されていないからね。

『故意であれどうであれ、おもわず誰かを傷付けてしまったり害する事など取り方が千差万別な世界

においては起きて当然。だからこそそれを知った上で同じ過ちを繰り返さない為のハイドラル』・・・

これがハイドラルにおける最大の根本思想だからね・・・。

 悪い事をしてもその行動が第三者にとっての迷惑とならない、即ち自分しか影響しない物や継続的ではない、言い換えるならその場で一回限りの行動で誰かに対して害を与えてもその場合は許されるケースが多いんだ。

 でも、ハイドラルに反するものだと理解しながらそれを何度も繰り返そうとする者に対してのハイドラルによる制裁はかなり厳しい物だよ。そう言った者達はP3(ピースリー)と俗に呼ばれているのだが・・・そのP3の者達に対する断罪はある意味死よりも恐ろしいと評判だよ。

 まぁ、この内容は学校とかで教えてもらえないから、具体的に何をされるのかは俺も知らないんだけどね。

 けど、これは知らない方がいい事なのかもしれないね。でも、ハイドラルに記載されている内容自体は日本の法と比べればさほど多い物でもなく、複雑な物でもないかなりシンプルなものでもある為 その内容を殆どの人が概略は覚えられているのだ。

 なにせ今話したように学校で結構序盤に教わる必修科目の1つだからね。この世界を正しく生きていくための心得の1つとして・・・かなり幼い時からその内容をたたき込まれるんだ。

 勿論俺は全部覚えてるよ!妹と姉ちゃんもな!・・・だが、それでもやはりハイドラルを犯すものというのは少ないが必ず居はするもの。そう言った者達とは断罪の執行人である者たち以外は極力関わらないのが良いとハイドラルでは言われているのだが・・・残念ながら俺達はそんなハイドラルを犯す大罪人たちの暴動に巻き込まれてしまうのさ・・・。

 そして、それがきっかけで俺自身は信じられないような冒険の旅をする事になったんだ。


まぁ、この話は、またいづれする事にしよう。―●



このストーリーの全編概要及び詳細設定については

pixivにてマイピク限定で公開しています。

https://www.pixiv.net/novel/series/824130/glossary

ご興味のある方はマイピク申請をよろしくお願いします。


追記

言い回しなどが微妙に違うpixiv版も投稿が完了しました

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21945052


追記2

2024年5月9日pixiv版との差を明確にするために

文章の改行を段落ごとのやり方に変更しました。



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