〜高校生活の始まり〜
一話目となります。
〜?〜
自分はある高校へ受験しようとしていた。そこは工業系の公立高校で自分はそこへ入学しようとしていた。
そして今日、発表の日で親と見に行こうとして車に乗っていたのだが……
prrrrr!!!!!
「電話?……ってあすかちゃんからだ」
このあすかちゃんとはその工業系の高校に受験した唯一の同じ学校の人だった。といっても中学でそれほど話す仲というわけでもなく、たまたま同じ学校を選ぶという事でLINEを交換し電話とかでやり取りする中だった。
正直言って、あすかちゃんはどちらかというと可愛い系で真面目でみんなからモテるタイプだった。だからライン交換したのは嬉しかった。
自分はそこまで可愛い系に興味はないけど、
「おっす、おはよう。どうしたん?」
「おはよう!ちょっと待って写真送るから!!」
そう言われてると彼女から一枚の写真が届く。
なんだこれ?っと画像を開くとそこには……彼女の受験番号と自分の受験番号が貼られた掲示板が映し出されていた。
「あれ?朱君は890でいいんだよね?」
「うん、そうだけど……」
「ほらっ!合格してるじゃん!!おめでとう!」
「あぁ…ありがとうね」
マジか……親と見に行くの楽しみにしていたのに……
そんな事をおもいつつも自分の受験合格に舞い上がっていた。まぁ、勉強というより部活で自分は受験して彼女もそうなのだが
「あっ、あすかちゃんも受験合格おめでとうね。お互い高校生活がんばろうね!」
「うん、ありがとうじゃあね!!」
そして彼女と自分はそう言って通話を切る。ふぅっと一息吐き、携帯をポッケに仕舞う。
「あすかちゃんからの電話?なんか青春してるわねー」
助手席に座るお母さんは少し笑いながら話しかける
「うるせ……」
自分は外の流れる景色と河川を眺める。あぁ、今日からこの土地に毎日来ることになるんだな……
「お母さん、お父さん。今日は寿司屋に行こうよ」
「安心しなさい、出前は既に頼んどいたわ」
お母さんはグッと親指を立てドヤ顔を披露する。お父さんは……特に何もなかった。この後、念のためにと確認しに行き、家族みんなでご飯食べにいった。
これが、自分……旅路 朱の高校か一年目の第一歩となる。
ーーそして、私の毎日が激動に感じるような物語のスタートである
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