始まり
初めて描いた作品です。なので、誤字脱字が多少あるかもしれませんがご了承ください
2010年8月10日
一瞬の出来事だった自分がトイレに行っている間に100人もいた兵士がたった数分で服を着た肉と化していたのだから
彼は自分が見ているものを信じられずにいた。目の前にあるのは散乱された肉片、飛び散った内臓、いつも自分達下の人間に何かしら言い殴っていた上司が今はただの肉とかしていた。
自分も軍人なのだからいつかはこれを見るとは分かっていた、しかし彼はいきなりの事で理解する事ができなかった。
(これは夢だ 絶対に夢だ!だから早く目を覚ましてくれ!)
そう頭で強く念じながら目を開けてみる。しかし血生臭い匂いと苦楽を共にし数分前までは一緒に飲んだくれていた死体をみて夢ではなく現実という地獄へと引き戻される。
彼は不意に床につけていた自分の手を見る、赤く染まってた。
このまま何もしなかったら自分も死ぬと、彼は動く銃を取りに行くのではない当たり前だ100人もいた兵士が一瞬で死んだのだから自分がしてもすぐ死んでしまうだろう。仲間を助けに行く。いや、違う彼は仲間を助けに行く程お人好しではない、いやお人好しでもこの状態で仲間を助けるバカはそういないだろう。そう彼は逃げるのだ少しでも遠くに正体も分からない敵かに。彼は走しる。少しでも遠くへと
しかし横から通り過ぎようとした何者かとぶつかりこけてしまう。
(仲間? なら一緒に隣町まで逃げるべきか?いや、その前にこの状況を説明してもらった方がいいのでは?)
そう彼が口を開こうとした瞬間硬直してしまった。彼の目の前にいたのは尻餅をついた女の子だったのだから
最後まで読んで頂きらありがとうございます。最後まで書いていけたらな思います。