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2018/01/15に見た夢 戦場の高校生

掲載日:2018/01/15

こんな夢を見た

こんな夢を見た。



春の麗らかな日差しの中で、高校二年生になったばかりの僕は佇んでいた。


ここは戦場だった。


飛び交う銃弾。

炸裂する爆撃。

嬌声と罵声。

千切れた肉塊。

迸る流血。

怨嗟の慟哭。


朝、家を出た頃は普通の日常だったわけなのだけど、通っている高校について、下駄箱で上履きに靴を履き替えている時に、大きな地震が起きたのは覚えている。


酷い乗り物酔いのような感覚に襲われて、意識を失ったようで、それからどれだけの時間が経ったのか解らないけども、物凄い爆発音で目が覚めて、同じように倒れていた他の生徒たちと外に出て見ると、そこは戦場のど真ん中だったのである。


これは何が起きているのかと思った瞬間、隣にいた女子生徒の頭が吹き飛んだ。


どうやら流れ弾に当たったらしい。


同じように校舎には銃弾がいくつも撃ち込まれ、教室の窓ガラスは飛散し、あちこちら悲鳴が聞こえてきた。


とりあえず僕はもう誰だかわからない女子生徒の遺体を他の生徒と数人で校舎の中に引きずり込んだ。


靴箱をひっくり返してバリケードを作り、校舎の奥に退避する。


途中、モップや金属バットで武装した生徒たちとすれ違ったが、とても勝てる気がしない。


校舎の三階にある自分の教室に入ると女子生徒が泣き叫ぶ中で、担任のである英語教師の山本遥先生が落ち着くように言っていたが、泣きながらなのでいちばん取り乱して見えるのは、先生の膝の上で抱えられているクラスメイトの山田好子と佐藤大輔が血まみれれになっている姿を見れば無理の無い事だと思う。


教室の窓から外の様子を伺って見ると、遠くに紺碧の海が見える。


正確には海上には艦艇がひしめき合い、海面が見えるのが僅かであり、白が8の青が2という割合だった。


艦砲射撃も行われていて、校舎近くに着弾すると、爆炎と衝撃波で校舎が振動する。


全くもって、何がなんだかわからない状況であるのだけど、自分たちはとても危険な状態であり、よく漫画や映画やアニメや、小説家になろうで量産されているような異世界転生、異世界流転、タイムリープにエンドレスエイトな状況にあるということは普段の学習によって理解というか、予測することはできたのである。


爆音と銃声に艦砲射撃、照明弾の光の中で眠れない夜を過ごした翌朝、教師数人が探索に出たが、二日経っても戻ってくることはなく、第二陣で探索に出た教師たちは帰ってきたのは一人であり、その教師も重傷を負っており、治療の甲斐もなく命を落とした。


ただその教師はここは第二次世界大戦中で、どこか南方の島であると言い残したと言う。


しかしこれがタイムスリップか、パラレルワールドへの流転であるかわからない。


史実であるなら戦闘しているどちらにも話しは通じる筈であり、生存の道は残されていると思うのだけど、パラレルワールド、架空戦記の中ならばどういう展開が待っているかは予測不能である。


取り敢えず、自分たちの身は自分たちで守らねばならなかった。


防衛隊が生徒たちで組織され、夜間に出て行って兵士の亡骸から銃器弾薬を集める作業を行う。


無論これが第二次世界大戦であるならば、戦っている一方は同族の日本軍であり、相手はアメリカ軍、もしくは連合国軍のイギリスかオーストラリアであろうと予測される。


どこかに保護をしてもらうと言う意見もあったのだけど、


日本軍→全滅するまで戦わせられそう。

米軍→理解されなくて殲滅されそう。


と言う意見に落ち着き、どちらの陣営にも接触していなかったのである。


こんな状況に陥って一月ほど経った頃、状況が変わった。


どうやら戦闘が終結し、米軍の圧倒的な戦力の中で掃討戦に映りつつあると言う観測班からの情報がもたらされたのである。


そんな時、校舎内に侵入者が現れた。


日本軍の兵士が数人校舎の中に入ってきたのである。


怪我の治療と食料を求めているそうだった。


教師が対応して自分たちの立場を伝えると、当然のように信じられない様子だったと言う。


そうしているうちに掃討戦を行なっている米軍もやってきた。


事情を話したが信じては貰えず、高圧的な対応だったので反発した男子生徒が拾ってきた銃を向けた事がきっかけとなって銃撃戦に発展してしまった。


銃声と硝煙と悲鳴が校舎の中に満たされていく。


やるしかないのか。


僕はそんな事を思う。


拾ってきた軍刀を握りしめ、開戦した玄関に向かうのであった。


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