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交奏曲、異世界にて  作者: アトミックじぃさん
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『忘却の嵐』

風来坊、彼が言うには自分の名前はソウエンと言うらしい。

ソウエンについて行くと、銀色の金属で作られた物体が浮かんでいた。


「これは…?」


「俺達のPTが乗る”宇宙船”バード・フェニックスだ。自称”俺の妻”の邪神ベルゼビュートが持ってる船だ」


宇宙。幼い頃の記憶が欠けているララにとって、知らないその単語は、何処か壮大で懐かしい響きだった。


「オリンポスの神々…」


無意識に呟くと、ソウエンは、


「オリンポスの神々を知ってるのか?」


「え?何の事ですか?」


するとソウエンはえ?と言う顔で此方を見ていた。しばらくすると、

「あ!襲いですよぉ!酒6杯飲み干しましたよぉ?私のぉ夫さぁまぁ」

金髪で、頭に蠅の髪飾りを着けた少女は酔っているのか言葉繋ぎが出来てない。

「あ、こいつはこのバード・フェニックスの持ち主兼俺の仲間、ベルゼビュートだ。ベルって呼んでいいぞ」


「SAN値ピンチ!SAN値ピンチ!這ぁぃ!恋はカオスのしもべなりぃぃぃ!」


相当酔いが回ってるのか某這いよる混沌のテーマーソングを歌い始めたベルを近くの木に突き刺した宇宙船から出てきた剣士は、

「お主ソウエンの連れで候?」

「は、はぁ…」

「なら仲間で候」

するとソウエンが、

「そいつは憐光。剣士だ」

そして憐光を地面に叩き付けて出てきたのは、銀髪のチャイナ服 (書いてある文字は、ウルトラ魂)

の棍棒に刺の鉄球のついた武器モーニングスターを振り回している女性だった。

「嬢ちゃん、酒は飲めるかい?」

「こいつは凰。酒好き」

そうして、ララは宇宙船に乗り込んだ。

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