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おっさんと思わぬ再開

翌朝 いつも通り日の出少し前に起き 身支度をすませ部屋を出る


そして1階のリビングルームへいくと いつもどおりアムさんがすでに起きていて お互い

おはようございます とあいさつをしアルさんが昨日の話のことで 突然重苦しい話をしてしまったと

謝ってきたが俺を仲間だと認めてくれたと思ったので気にしないでくださいというと

アムさんは


「ふふふ アマイガイさんは 人たらしですね」


と笑顔で言われ 微妙な気分になったが その後 お弁当をもらったのでお礼をいうこと以外言えず

今日も東の森の奥にいきますと伝え家をでた


いつもどおり門をでて東の森へいき索敵しながらどんどん森の奥へ入っていき川までたどり着いたので


「今日は川下のほうへ行ってみるか・・・」


とひとり呟き川を下っていく ここまでの道中 数回ウォーラビットやエルウルフと戦いながらきた割にいまだ日が昇った程度の時間なのは 龍華絢爛の切れ味が尋常じゃないからだ 


ほかにも身体強化のLVがもともとMAXだったのになぜかさらにLVがあがったような感覚がありいつも以上に動けたのも加味されている理由かもしれない


そんなことを思いながらどんどん進んでいき途中も珍しい魔物や動物がでてくるわけでもなく

太陽が昇りきったあたりで 昼食をとりさらに南下した

体感で2時間くらい歩いたころだろうか急に森が開けた場所にでた


そこは見渡す限り平原で綺麗とは言えないが道も整備されているその道の続く方をみると向かって右側は結構でかい山へ向かっている左側は平原が続くだけでどこに向かっているのかわからない感じだ

結論を言うと


「・・・・森から出てしまったな・・・・」


ということである。


ギルドで前にもらった周辺地図を見ると右側に見える山を越えると国境があり左側に進むとジャスニアがあるぽかった


なので俺は左側に進むことにした


ジャスニアに向かい歩き出したが最初のころは森の脇を歩いていたがどんどん森から離れ見えなくなった

時点で地図上ではもう少し歩くと小さな村があるそうだが 今更ながらそもそも俺がここだと思っている場所であっているのかと少し不安になった


それでも夕方前には小さな村についたので村に入ろうとしたところ村にも一応門番がいて

身分証の提出を求められたのでギルドカードを見せると 驚きながら気を付けをし


「Aランク冒険者様でしたか! 失礼しました」


と敬礼し ようこそ トール村へ! と笑顔で言ってくれたので お礼を言い村に入った


村に入りあたりを見ながら歩いてみた 村には40~50棟の家があり 個人的に比較的大き目な村なんじゃないかなと思って歩いていると


「あっ! あなたは!!」


と先ほどすれ違った女性が後から俺に声をかけてきたようなので振り返ると


「やっぱり!! 失礼ですけどあなた アマガイさんですよね!?」


と少し興奮したように聞いてきたので若干 引き気味になってしまったが はいそうです と答えると


「やっぱり!・・・はっ! こうしちゃいられない! 村長に知らせてこなきゃ!!!」


とひとりで納得しさらに村長のところへ走り去ったようだ


「なんだったんだろうか・・・・」


とつぶやき せっかくジャスニア以外に初めてきた村なので特産品や名物があればお土産がほしいなと思っていると


クイックイ


と服の袖が引っ張られそこをみると 4歳くらいだろうか小さい女の子が俺を見上げながら


「おぢさん冒険者?」


と聞いてきたので 俺はしゃがんでその子に目線をあわせ そうだよ? と答えるとその子はニヘラと笑い


「ムイのおねぇちゃんがねぇ 少し前に冒険者さんにたすけてもらったの」


と言ってきたので俺はその子の頭を撫でながら そうかぁ よかったねぇ というとその子は


「うん!」


と笑顔で答えていると 後ろから


「ムイ!」


と大き目な声が聞こえ ムイと呼ばれた先ほどの子が あっ!おねぇちゃん!! とニコニコしていた

俺は後ろを振り返ると先ほど俺の名前を聞き嵐のように去っていった女性が60歳くらいの男性を連れていてムイちゃんの方へ駆け寄り


「もぅ!勝手にあちこち行っちゃだめじゃない!」


とムイちゃんにいうと


「ムイあちこち行ってないよ? おねぇちゃんがムイを置いて行っちゃったんだよ・・・・」


と少し泣きそうになりながらいうと 姉らしき女性は うっ! と言葉に詰まり そうだったごめんね?

とムイちゃんを抱きしめながら謝るとムイちゃんは 


「大丈夫 おぢさんとお話しして待ってたから ムイえらい?」


と俺をみながら言ってきたので 俺はえらいね といい頭をなでてあげると ニヘラと笑い うん! と答えた


それをみてムイちゃんの姉は


「妹が・・・・すいません」


と申し訳なさそうに謝ってきたので 可愛い妹さんですね と笑顔で言うと顔を赤くし ありがとうございます と礼をしてきた

そして


「これこれ その辺にしときなさい うちの孫たちがご迷惑をおかけして」


と一緒にいた爺さんが挨拶をしてきたので


「いえ 迷惑ではないですよ」


と答えると 爺さんはにこやかに


「ありがとうございます 申し遅れましたが この村の村長をしております サジと申します」


と深々とお辞儀をしながら自己紹介してきたので俺も


「これはご丁寧に 私は今はジャスニアを拠点に冒険者をしております アマガイと申します」


と挨拶をするとサジと名乗った村長は少し驚いたように


「アマガイ様は Aランク冒険者様であられるのに・・・なんといいますか・・・こう・・・物腰の柔らかい方なのですね」


と言ってきたので


「誠意ある対応にはこちらも誠意で答えるのが筋ですから人として当然かと?」


となにをこの村長はあたりまえのことを言っているんだろうと思いながら伝えたところ俺の表情で思ったことを察したのか村長は


「いやはや・・・そうでございますね・・・しかしすべてというわけではございませんが 高ランクであればあるほど不遜なお方が多かったもので・・・つい失礼をしてしまいましたな」


と少し焦り気味で謝ってきたので


「そうなんですか? 私はAランクといっても そもそも実感がありませんし ランクが上がってもやることや考えなどなにも変わりませんしね」


というと 隣でムイちゃんを抱いている姉さんと村長は目を見開き驚いて


「やはり孫の言っていたとおりの方なんですね」

「アマガイ様は・・・・やはり素敵な方ですね!」


と言ってきたのでそもそも 姉のほうはいつ俺のことを知ったんだろうと思い


「えっと・・・大変失礼ですが ムイちゃんのお姉さんと私はどこかで面識があったでしょうか?」


と聞くと姉は あっ! と焦りながら


「そういえば自己紹介がまだでした! 私はムイの姉のカインと申します! アマガイ様とは・・・

その・・・南の森で・・・・オークから助けていただいた時に・・・・」


と言いづらそうにいってきた


「あぁ! あの時いた方ですか すいません あの当時 私も色々ボロボロで皆さんのお顔を覚えていなかったので・・・」


というと いえいえ ボロボロになっても助けていただいたので感謝はすれど! と顔を赤くしてぶんぶん手を振って否定していた


俺は気を取り直して


「それではあの時の皆さんは全員こちらに?」


と聞くと村長が


「いえ 皆はジャスニアよりさらに西にあるウェンという村にいます カインは今たまたま所用でこの村にいるだけでございます」


と教えてくれたので


「他の皆さんもその後お元気なんですか?」


とカインにきくと はい! 皆元気です! これもアマガイ様が色々援助して下さったからです! と笑顔で答えてくれた


俺は心からよかったと思い 笑顔で そうですか と答えると 顔を真っ赤にし驚いたような顔で はい! とカインは元気に答えてくれた


その後 村長に聞き 村の名物などを購入し 日が落ちきる前にジャスニアに帰りたいことを伝えると


ここからジャスニアまで徒歩だと4時間くらいかかり夜になってしまうので1泊したらどうだという

ことを聞いたが 今日は食事の約束があるのでどうしても帰りたいと思い その誘いをお断りさせてもらった


村から出るとき


「またぜひお越しくだされ」

「アマガイ様! 今度ジャスニアに行った時あらためてお礼に伺います!」

「おぢさん またねぇ」


とサジ・カイン・ムイちゃんが門番と一緒に見送ってくれた

俺は 礼を言い 手を振りながら道をジャスニアに向けあるいた

3人は俺が見えなくなるまで見送ってくれた


俺は3人の姿が見えなくなったのを確認すると光と闇 それぞれの雷を付与した身体強化をかけ

全速力でジャスニアに向け走り出した




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