#4 在校生代表
「続いて、在校生代表 鷹波 右京」
拍手で揺れる講堂。
綺麗に整えられたクリーム色の髪に、金の瞳。制服すら王様の衣装みたいにに見える。
めちゃくちゃ偉そう、と言うより絶対偉い人だろ。
昴がまた小声。
「3年生の1位で生徒会長。つまり生徒の中のトップ」
いや、完璧すぎるだろ。何あの威圧感。
「あれ絶対お偉いさんの息子だろ。帝王学やってそう」
「彼、六大魔法名家だからね。表面上はみんな同じ階級だけど、実質的には鷹波家が他の名家の指揮を執っているリーダー格」
つまり、最高権力者の息子ってことか。
昴が続ける。
「それに、希少な空属性の使い手。ずっと雲の上の存在って言われてる」
「雲の上の空属性かよ。微妙にややこしいな」
右京──生徒会長の視線が一瞬、新入生席を横切った気がして、背筋がゾクッとした。
さっきから、化け物ばっかり紹介されてない?隣にいる火属性君も学年2位だし。
来る学校間違えたかな。ま、辞めないけどさ。
登場人物紹介
●鷹波 右京
【性別】男
【適性】空
【総合順位】1位/150人
【学科】4位/150人
【実技】1位/150人
【髪】クリーム色
【瞳】金色
【役職】生徒会長
六大魔法名家のトップ、鷹波家出身。「指導者」と呼ばれるほどの絶対的な意志力と決定力を持つ。
世界でも稀有な空属性の使い手。妥協を許さない性格で、自他ともに厳しく律する。




