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Re:Change! 異世界戦記 ~俺はもう一度やりなおす~  作者: 神山
第二章 邂逅編

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43/87

43 正義の器から善意が溢れた

丈/キャプテン 主人公

アリス アイディール部隊メンバー

マシュー/ノックオーガ 発明家 

ホッパーライフ/鉄パイプと斧 人型ライフ


 布施のユニークにより、東西南北に散らばった丈達

丈とマシューはアリスと出会うことができた。だが、先のホッパーライフとの戦闘によりビータが壊れてしまい直すのに、布施の元まで行き直すための部品を手に入れる必要がある。

その時、ホッパーライフにレジスタンスの人が拐われてしまい、丈、マシュー、アリスとエド率いるレジスタンスが助けに向かう。


 ・西地区 〈丈 マシュー アリス ビータ〉

 「ゴホッ!こっちで合ってるのかな?」

「わからん、とりあえず奥に進もう」

丈とアリスはマシューとホッパーライフの対決を邪魔せず、かつ拐われたレジスタンスを助けるため工場跡地の奥に進んでいた。

丈達は早く見つけるために走って進むが、その度に埃が舞い口を手で覆っていた。廃棄されたりそのままの状態の部品があちらこちらに散乱しており、それを飛び越えていく。

しばらくすると、扉が見えてきた。

「あれじゃない?」

アリスが扉を見つけ、丈に指をさして教えた。

「よし、急ご…」

扉に近づこうとした2人の足元に何処からか鉄の塊が飛んできて、咄嗟に避けた。

「なんだ?」

飛んできた方向を見ると、機械の上にピョンピョンと跳ねながら、丈達をニヤニヤしたような口元で見下ろすもう一体のホッパーライフがいたのである。

「ん?さっきいた奴と同じか?」

 ホッパーライフが2体いることを知らない丈は、剣に手を掛け少し驚いた。

「あ!言ってなかった…人型ライフは同じ個体がいるの」

「なるほどな、そう簡単には助けれないよな」

丈は、だからさっきの人型ライフは簡単に先に行かせたのか。と納得しゆっくり2本の剣を抜き構えた。

「アリスは先にレジスタンスの人達を安全な場所に連れ出しくれ」

「お!人間じゃん~!お前らを切り刻ませてくれよ!」

丈は顎でホッパーライフを差し、宣戦布告をした。

「殺れるものなら殺ってみろ」


 マシューと対峙しているホッパーライフは武器の鉄パイプを工場内のアスファルトに擦らせながら間合いを図っていた。

「確か、お前もアイディール部隊ではないはずだ。何故こうもハズレを引くのか」

少し計画と違うことを残念がるホッパーライフである。

「剣使いが1体、銃使いが4体…だったな?お前を殺せば全員湧いて出てくるのか?」

挑発めいた発言と、こうもユートピアの戦力を把握しているのかという疑問が頭の中で混ざり合うマシュー。

「どうかな?私を殺すことができるなら判ることだろうね」

 ノックオーガに鎧纏したマシューは、金棒を生成し両手で強く握りしめ奇襲に備えていた。

「なるほど、ではそうさせてもらおうか」

ホッパーライフはそう言い、アスファルトに擦らせていた武器を蹴り上げ持ち直した。

強靭な脚で一歩一歩の移動が早く、すぐにマシューとの間合いを詰めた。

ガァン!

 ホッパーライフはマシューの足元を狙おうとして、横薙に武器を振った。マシューはそれを察知し、金棒を重心に後ろへ飛び、攻撃を金棒で受けた。

「ほう」

弾かれた武器を次は首、心臓と連続して狙うがことごとくマシューは金棒で受けきった。

「なかなかやるな」

感心するホッパーライフ

「事前情報は大事だからね」

マシューは側頭部を指で叩き得意気に語った。

実はビータの故障した部分の応急措置している際に、無事だったビータの記録データを見てホッパーライフ達の行動予測はたっていたのである。

「なるほど…一筋縄ではいかないようだ」

ホッパーライフは少し考え何秒か硬直があった。

その隙を狙いマシューは金棒で攻撃したが、いなされてしまった。

「くそ」

「なら、殺りかたを変更する」


 「あれれー?もう疲れたの??」

「くそ…ちょこまかと」

ピョンピョン跳ねているもう一体のホッパーライフと対比し、剣を地面に刺して身体の重心を乗せ息を整える丈。

もう一体のホッパーライフは上下の移動が多く、それを丈がタイミングを掴めず無駄に体力を消費してしまっていたのである。

「ほら、ほら、止まってると殺っちゃうよ!」

前宙を繰り返しながら斧型の武器を持ち迫るホッパーライフ。

「くそったれ」


 「はっ!」

「ふっ!」

「らぁ!」

ガァン!ガァン!ガァン!

武器同士で鈍い音と共に火花が飛び散った。

「どうした?さっきの威勢はなくなったな」

鍔迫り合いをしながら、余裕の笑みを見せるホッパーライフ。

「なぜだ?」

形勢が変わり受け身するしかなくなり疑問に思うマシューにホッパーライフは、

「その金棒は物が多い建物の中ではさぞ扱いづらいだろう」

「まさか…」

「いわゆる地形戦だ、なにも己だけの力だけが全てではない。その環境を使い相手を淘汰することこそ戦いの真髄だ」

「外道に戦いを語られるとはな…」

ガシャーン!!

「ぐわぁ!」

奥から大きな物音が聞こえ目線を送ると、そこには丈が倒れていた。

「キャプテン!!」

「目をそらしたな?その一瞬が命取りだ」

ホッパーライフは金棒を振り落とし、胸部に両足で強く蹴り丈の所まで吹き飛ばした。

「ぐっ!」

ドシャーン!!

大量の砂ぼこりが舞った。

「ひゃひゃひゃ!」

丈と対峙していたホッパーライフはもう一体のホッパーライフの隣まで飛んでいった。

「やっつけたよ?」

「まだ油断はするな、確実に殺し奥にいる人間も皆殺しだ」

「くそ…おいマシュー?大丈夫か?」

砂ぼこりがおさまり、丈は起き上がり近くにマシューがいることに気づいた。

「…」

「おい、マシュー!?」

「残りはお前だけのようだな」

「おいおい、まじか」

丈はマシューを揺らすが反応がなく、仮面を外せなくどうなってるかもわからない。

「やっちゃうよ?やっちゃうよ!」

 2体のホッパーライフの連携が丈を襲い掛かる。

ありがとうございました。

ホッパーライフは知力で戦うタイプの智将で厄介な敵ですね…見た目は同じなのにキャラが違う、本当に書いていて楽しい敵キャラです。

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