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Re:Change! 異世界戦記 ~俺はもう一度やりなおす~  作者: 神山
第二章 邂逅編

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42/87

42 操り人形が描く未来

丈/キャプテン 主人公

アリス アイディール部隊メンバー

マシュー 発明家

ビータ 自律型ロボット

エド 治癒とバフのユニークを持つ


 布施のユニークにより、東西南北に散らばった丈達

ヴァインライフを倒し仲間を探していた丈とマシュー。そこに、ホッパーライフ達にビータが倒されてしまい、助けを求めに出掛けたアリスが再び出会うことができた。


 ・西地区 〈アリス ビータ 丈 マシュー〉

「はぁ!はぁ!はぁ!」

ビータのことを聞き、息遣いが荒くがむしゃらに避難所へ向かうマシュー。

バタン!

入り口の扉を強く開け中に入った。

「ビータ」

ゆっくりビータの元まで歩き、身体の至るところに深い故障跡が痛々しく残っていた。

故障跡をなぞり悲しむマシュー。

「どう?マシュー。直りそう?」

恐る恐る聞くアリス

「応急措置だが…直すことはできる」

「なら…」

「だが…ここ(地上)では部品が足らない」

「そんな…」

口元を押さえるアリスは、

「ゴメン…あたしのせいで…」

「アリスの?」

「うん…人型ライフはあたしを狙って来たけど、ビータは代わりに戦いに行ってくれたの」

「そうだったのか、なら栄誉の傷だな」

アリスの話を聞いたマシューは、ビータの顔をみて微笑んだ。


 「やることは大きく2つ、まずビータを直すことと弔い合戦だ」

「いや、死んでねーよ?ギリギリ」

「地上にも部品はどこか探せばあるだろうし、探すついでに人型ライフを倒すか」

「そんな簡単な話なの?ビータがこんな風になっちゃう相手なんだよ?」

アリスはビータのこともあり、丈とマシューの作戦に少し不安を抱いていた。

「人型ライフは皆で倒すとして…部品は…」

「そうだ、布施はマシューの前任者って言ってたよな?なら、こういう機械系の部品は持ってるんじゃないか?」

「そうだ!障害は多いが、元々布施にはお礼をしないといけないからな」

今後の方向性が決まり始めてきた。


 丈は、一休みに避難所からでて外を散歩していた。

「ふぅ…地上に降りてからろくな目にあってないな…ライフによって人類が地上を追いやられてるくらいしかあってないじゃねーか。ユートピアは伝承が下手なのか?それとも…」

 丈は地上に降りてからというもの、ライフ、生存している人類が避難民と奴隷や家畜として生き残っている。事前情報と現実の差異が大きく違い常に頭の中で出来事を整理していた。

丈が無意識に歩いている先には見張り台があった。ふとそのを見ると、見張り番が倒れていた。

「おい!大丈夫か!」

丈は急いで駆け寄り身体を揺すった。

「う…!あんたは…ライフが」

「ライフが!?」

「ライフがレジスタンスの人を何人か連れ去ってしまった…返してほしければこの先の数キロ離れた場所の工場跡地へ来いと…」

見張り番は、その言葉を言い終え気絶してしまった。

「おい!おい!ちっ!やっぱり俺たちを狙いに来てるって訳か」

 丈は見張り番を担ぎ、避難所まで連れていった。

「え!?大丈夫?」

「気絶しているだけだ、おそらくビータを倒した人型ライフだろう。人質を取って俺たちを誘ってきたらしい」

「話が早い」

「ああ、まずは人型ライフを倒すか」

「ちょっと待って!もし負けたら…」

慌てるアリスの不安そうな顔をみて丈は、

「なんて顔をしているんだ、アイディール部隊は何のために存在しているんだ?人々を守るためにいるはずだ。ビータのためとは言え、人質を助けない選択肢はない」

「キャプテン…」

「なら!私達もご同行します!同じレジスタンスの仲間を傷つけられて黙っているわけにはいきません!」

怪我をした見張り番を治療し終えたエドが立ち上がり、人型ライフのところへ行こうとする丈達へお願いをした。

「エドさん」

「そうだ!仲間を傷つけられて大人しくしてるわけがないじゃねーか!人舐めるなよ!」

1人また1人と声を挙げていき、一致団結をしていく様子に丈は、

「最高だなっ!」


 丈とマシューとアリス、エドに戦うことができるレジスタンス数名が準備を始め、避難所の扉を開けた。

その顔は皆精悍で一歩一歩を強く踏み込んだ。

工場跡地へ向かう途中に、

「グワァー!!」

突然、岩影から獣型ライフが数体丈達を囲んだのだ。

「なんだ!?」

「そう簡単に目的地には行かせてくれないって訳か」

「アリスさん達は先に、工場跡地へ!ここは私達が相手します!」

エドとレジスタンスのメンバーが行く手を阻む獣型ライフに立ち向かっていった。

「皆…ありがとう!気をつけて!」

アリスはエドとレジスタンスにお礼を伝え、丈とマシューと共に工場跡地へ急いだ。

ギィーギィーギィー

 工場跡地へ着いた丈達は、ゆっくり工場の中へ足を踏み入れた。もう使われていない寂れた工場は特有の不気味さが立ち込めている。

ガタッ! ガタッ!

工場に入ると、至るところで何かが動く音が鳴った。

「いるな…」

中は薄暗く、外の日光の光しか頼りがなく警戒心が徐々に上がっていった。

「今度はちゃんとアイディール部隊がいるな」

その声は上から聞こえてきてその方向を見ると、飛び降りながら武器を振り下ろすホッパーライフがいた。

ガァン!

丈の剣とぶつかり合い火花が散った。

その後すぐに後ろに下がり距離を取ったホッパーライフ。

「さっきのロボットとは違って、さすがにこの程度ではやられないか」

煽り気味に話すホッパーライフに、マシューは丈とアリスの前に立ち、

「人質は?」

「この奥だ」

ホッパーライフは顎で奥を指した

「こいつは私が相手する」

「いいのか?さっき皆でって」

「2人は人質を優先して助けてくれ」

「でも…」

「早く!」

眉間にシワを寄せたマシューに少し怖さを感じたアリスに丈は、

「そう言うことだ、俺たちは俺たちのやるべきことをしよう!頼んだぞ」

「All right」

にらみ合いをしているホッパーライフとマシューの脇道を通り2人は奥へ走っていった。

 マシューは少し息を吸い、

「鎧纏…」

ありがとうございました。

ビータを元に戻すには布施のところまで、行かないといけないという最終戦に繋がりそうな展開でした。

マシューは強敵のホッパーライフに勝つことは出来るのでしょうか?

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