表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Re:Change! 異世界戦記 ~俺はもう一度やりなおす~  作者: 神山
第二章 奪還編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/87

35 独善的なドレス

丈/キャプテン 主人公

デイビス、アイビー アイディール部隊メンバー

マシュー 発明家

ジェームズ キャプテン/ジョージの息子

カルマン カルマの法則のユニークを使う

ヴァインライフ 蔦を使う

 布施のユニークにより、東西南北に散らばった丈達

西地区では、ライフと戦う人々を助けたアリスとビータ。そこに新たなご当地HERO・エドと出会う。

東地区の丈達の前に新たな人型ライフ・ヴァインライフが現れた。ヴァインと一緒にいたのはなんとジェームズでありその目的とは…。


 ・南地区 〈デイビス アイビー〉

 現地で出会った青年 カルマンの先導で避難所へ向かっていた

 「カルマン、これからどこに行くんだ?」

「避難所だ さっきの殴られた奴等もそこの避難民だ」

「あの施設は何があるんだ?」

デイビスは先ほど見つけた工場のような建物について情報を聞こうとカルマンに尋ねた

 「厳重で詳しくは判っていないが、おそらくユニークを造るための建物だ」

「ユニークを…」

「あそこには何人も人が拐われて実験動物のように研究されている」

「ひどい…」

「さらに…」

「?」

「ユニークを持った人からユニークの能力を抜き出して、別の生物に移植する実験もしているそうだ」

「…は?ってことはまさか」

「アイビー、なにか心当たりあるのか?」

「心当たりも何も…連れ去られた訓練生は全員ユニーク持ちだぞ?もしかして、あの施設に連れていかれたってことじゃないのか?」

アイビーは、自分が恐ろしいことを口にしていると自覚があり少し言葉が震えている

「そうかもしれないな」

「そうだとしたらこんな悠長にしている暇ねーよ!すぐにあそこに行こう!」

「落ち着け!!」

感情に流されそうになるアイビーに、デイビスは大声で止めた

「デイビス…」

「高い確率であの施設にもライフはたくさんいるだろう…それにあの黒服もな 今の俺たちが行っても"鴨が葱を背負ってくる"もんだ」

「デイビスの言う通りだ ユートピアではどうだか分からないが、ここではそういう判断の誤りが命取りになる」

「すまねー」

「そう言えば、俺たちがユートピアにいることを他の人に言うなって言っていたが、あれはどういう意味なんだ?」

デイビスはカルマンと出会った後に、ユートピアに住んでいることを言うと、血相をかえて他の人に口外はするなと釘を刺されていた

「ユートピアでは地上のことはどう伝えられているか知らないが、超高度文明だったこの地に数十年前、突如現れたライフ達に侵略され蹂躙されていったそうだ 当時の最新技術で島を浮かせる取り組みがあり、それを利用して避難しようとしていた」

 「だが、名前は知らないがその当時の責任者が早い段階で避難を開始してしまい多くの人が地上に残され、なす術もなく1人また1人と死んでいった」

「知らなかった…」

「それが100年前とかだったらまだ言い伝えレベルでどうにかなるが、まだ年月が経っていない 当時の子ども世代が生きているからな そういう置き去りにされた恨みが続いている」

「俺たちの知っている限りだと、地上にいた人類は皆助かっていると…」

デイビスとアイビーは昔聞かされた話を思い出しながら、

「言い伝えが矛盾しているな…」

「言い伝えがどうであれ、これが現実だ」

広がるのは荒野ばかりで殺風景な景色ばかり

「まぁ、10年くらい前から侵攻はだいぶ減少して落ち着いた方なんだがな」

「それがまだ救いだな…」

「どうだかな…それより避難所にもう着くぞ」

カルマンが指をさした方には周りの景色と同化してわかりづらいが、少しひろめの避難所があった

「ってことで、さっきの話も踏まえ他言無用で頼む 避難所の人には適当に話しておく」

「感謝する」

3人は避難所の扉を開け中へ入った

「帰ったぞ」

「あ、カルマンお兄ちゃん!」

子ども達が続々とカルマンの元へ集まった

「避難所っていうからもっも質素なイメージだったけど、なんか小綺麗だな…」

その避難所は二階建てで100人前後の人達が集まり、暮らせるような空間が広がっていた

「超高度文明が高度文明まで衰退したくらいだ こんなものだろ」

デイビスとアイビーは案内される方へ歩いた

「あら、カルマンその人達は?」

「ただいま母さん、この人達は彷徨っていたから連れてきたんだ 着ている服は自作したそうだ」

「そうなのね、はじめましてカルマンの母です たくさん人がいるから2人増えても変わらないわ」

「ありがとうございます」


 ・東地区 〈丈 マシュー〉

 「2体の人型ライフか…序盤にこれは負けイベか?」

1体は人型ライフだが、もう1体がジェームズだとは知らない

(不幸中の幸いか、キャプテンはジェームズだと気づいていない 隙をみて逃げるか)

 「ここは逃げようキャ…」

逃げることを提案しようとした瞬間、マシューの眼前にまた緑の蔦が丈へ伸びていった

「しまった!」

丈は回避しようとしたが間に合わず、蔦に縛られ宙に浮かばされてしまった

「放せこのやろう!」

「キャプテン!その蔦を離せ!」

「あら、威勢のよいこと」

マシューは金棒を生成し、蔦を破壊しようとした

しかし、ヴァインライフまでの行く手を阻んだのはジェームズであった

ガキィン

「マシュー!」

「どういうつもりだジェームズ君?」

鍔迫り合いをするかのようにお互いの力が拮抗し、その場で留まった

「…なんとか言うんだ!」

「マシュー?」

マシューは丈に聞こえないほどの小声で理由を尋ねたが、ジェームズは何も答えようとはしなかった

「ウフフ、そのまま抑えといてください」

 そう言うと、ヴァインライフは片手を口に構えピンクの煙のようなものを丈に吹きかけた

「うぉ!?なんだこれ?」

丈は避けようとするが、蔦に拘束されて煙を吸ってしまった

「あ…」

丈は気を失い眠ったように力が抜けた

「キャプテン!!」

ヴァインライフは蔦の拘束を解除し地面に落とした

「ご安心ください死んでおりませんわ だけど、もう死んだも同然ですけども」

「!?」

ありがとうございました。

デイビス達も地上の現状を知ってしまいました…

丈もヴァインライフの攻撃をくらってしまい絶体絶命のピンチ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ