表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Re:Change! 異世界戦記 ~俺はもう一度やりなおす~  作者: 神山
第一章 略奪編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/87

25 仮面

マシュー /発明家 knockdownシステムの開発者 ノックオーガ

ビータ /自律型ロボット ノックワスプ

ワット、ウィッチ、フー、ウェア、ワイ /仮面を被ったライフの傀儡

 2025年 小池丈は工事中の鉄骨の落下に巻き込まれ意識不明に。次に目を覚ました時、空中都市ユートピアの生きる伝説、キャプテンKind Wolfことジョージとして転生していたのである。その世界ではライフという生命体が侵攻し、地上の人間の過半数は滅びていた。

丈が転生して約3年後、ユートピアの人間が持っている能力"ユニーク"を奪わんとする人型ライフが襲ってきた。

あまりの強さに絶体絶命の丈率いるアイディール部隊の前に、発明家のマシューと自律型ロボットのビータが『鎧纏』し応戦するのであった。


 「ゲスだと?下等生物がっ!調子に乗るなよ!」

アントライフは怒りのままにマシュー/ノックオーガに撃つが、固い装甲の前には傷1つつけることができず距離を縮められる。

ノックオーガの後ろから横にスライドして姿を見せたノックワスプが、手から手裏剣のような投擲武器をアントライフに放った。

「おい!ビータ!」

「なんだ」

「なんか技使う時は"忍法◯◯◯の術"ってつけてからやるんだよ!」

「…了解した…忍法手裏剣の術…?」

もう一度、アントライフへ放ったが猟銃でガードされてしまった。

「行動するときに声に出してしまったら何をするかバレるだろう」

ごもっともな正論をマシューへ投げ掛けたビータであった。

「ロ・マ・ンだ!」

「初めての聞く単語だ」

ビータにロマンがなん足るかを力説していたマシューであったが、アントライフは怒りが頂点まで達した。

「舐めやがって…!」

刺突攻撃をしようと近づいてきたが、マシューはそれをいなし、正拳突きの如く胸部に右こぶしを撃ち込んだ。

「ぐはっ!」


 その様子を上空からモニターで見ていた人型ライフの1体が、

「おいおい、人間に負けそうになってるぞ。全く…おい!」

大きな声で誰かを呼んだ。

その部屋に黒服を着て仮面を被った5人組みが入ってきた。

「お待たせしました。どうされましたか」

その中の1人が人型ライフに尋ねた。

「アントがおそらく死ぬ。ユニーク所持者達を連れて帰ってこい」

「…承知しました」

 モニターに映っているアントは鬼のような仮面に何回も殴られていた。


 「そろそろ終わらせるぞビータ!」

「了解 俺に任せろ」

「はぁ、はぁ、はぁ」

「忍法 分身の術」

そう言い、ビータの身体からナノレベルの部品が外へ流れはじめ、ビータの隣に姿が全く同じのノックワスプが出現した。

 立っているのもやっとなアントライフに向かいダッシュし高く飛んだ。

2体のノックワスプの爪先から蜂の針のような突起物が現れ、回転しながらアントライフの頭上へ降下を始めた。

「あ、あぁーー!」

アントライフの断末魔のようにも聞こえる絶叫と共に、ノックワスプ達は頭に爪先の針を突き刺した。

その後、アントライフを逆の足で突飛ばし着地するのであった。

「あ、忍法…爪先蹴りの術」

アントライフはその場で倒れ、倒すことができた。

「よし!」

丈はガッツポーズをして勝利を喜んだ。

「よくやったビータ」

「当然だ」

「よし、敵討ちもできたしこいつをユートピアに持ち帰って調べるか」

「まずは、死者の供養と生存者の治療が先決だ」

「そうだったな」

オーガとワスプで話していた時、どこからか声が聞こえてきた。

「それは困ります」

突如 2人の前に人が現れ蹴り飛ばそうとし、間一髪で後方に回避した。

目の前に現れたのは、腕を後ろに組んだ仮面をつけた黒服であった。

「お前はなんだ?」

ワスプはサーモグラフィ機能を使いその人物をスキャンした。

「"我々"は貴方達と敵対している方達の直属の者です」

「…スキャンの結果、人間だな」

「なに…?ライフに味方する人間がいるのか」

「…アント様を倒すとは末恐ろしいですね。ここはお互いWin-Winの関係でいきましょう」

仮面の人間が話を持ちかけてきた。

「Win-Win?」

訝しく尋ねたオーガに続けて、

「はい、我々の今回の目的はユニーク持ちの人間を連れて帰ることです。このまま引き下がってくださるなら、貴方達に危害を加えることなく立ち去ることをお約束しましょう」

「そんな条件がのめるわけないだろう!」

激昂するオーガが電子時計をスクロールし、武器ボタンを押した。すると、オーガの手から金棒型の武器が形成された。

「おぉぉ!」

それを大きく振りかぶり仮面の人間に攻撃しようとした。だが、

ガァン!

仮面の人間は両手でそれを受けきったのであった。

「なにっ…!?」

そこにさらにもう一人仮面を被った人間が現れ、オーガを殴り飛ばした。数歩後退りしたオーガであったが無傷である。

「話が通じない人達だ」

金棒を受け止めた仮面の人間は両手を合わせ汚れを払っていた。

「1つ忠告をしておきましょう」

「?」

「我々の言葉はライフ《神》と同等である…たかだか人間ごときが歯向かっていい存在ではない」

「なん、だと!?」

仮面の人間の後ろに同様の衣装の4人が、気絶しているユニーク持ちの訓練生を担いでいた。

彼らの名前は、ワット、ウィッチ、フー、ウェア、ワイの5人

「待て!」

「これ以上しつこく迫ると…死にますよ?我々の言うことを聞いていればよい」

ワットはその言葉を残して後ろを振り向き、訓練生を持ち上げた。

ドゴォン

オーガ達の目の前に大きな砂が舞い、砂が無くなる頃には、5人組みと訓練生達の姿は消えていた。



ありがとうございました。

危なげなく人型ライフを倒せましたが、その前に丈達が頑張ったお陰でもありますね…

ですが、謎の5人の人間達が現れましたが、何故ライフの味方をしているのでしょうか…あ、名前のモチーフは5Wです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ