表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/87

1 Reincarnation of Hero

異世界転生系統に挑戦してみようと思います。

構想は、現在編(XXXX年)と過去編(2025年)を交錯させて進めてみようと思いますのでよろしくお願いします。

 主人公/丈は不運な事故に巻き込まれ重症を負った。薄れゆく意識の中で次に目を覚ましたら、空中都市ユートピアにいたのだ。死んだと思われた英雄のキャプテン kind wolfになっており、隕石として宇宙から飛来してきた生命体のライフと戦うアイディール部隊を牽引し人々を守っていくストーリー

~XXXX年~

 建物はおろか木や生命の存在しない荒野と化している地上に、動く影がいくつか確認できる。雲ひとつない快晴の空に一機の輸送機が飛行している。

 「高度3000m 降下地点までもうすぐです」パイロットからのアナウンスがあった。「今回は5体かよ?大型だし、めんどくせーなー」「任務中よ!愚痴らないの」「はいはい、姐さん」 「降下地点に到着。マスク装着を」再びアナウンスがあった。「…」「キャプテン、命令を」「いいよー、どうせ俺が最初に突撃するんだから」「どう突撃するか決めるんでしょ!黙ってなさい」メンバー全員が見る方向にタバコのようなものを吸っている一人の男性がいた。髪は短く逆立っていて髭のない見た目40代の風貌をしている。

「全員、マスクとゴーグルを装着。パラシュートの最終確認をするんだ」

「了解」

「俺はなくてもいいね」

「好きにしろ。今回の作戦は少し敵の数が多いが変わらない。ボマーが先に突撃してその後に俺達で追撃、死角を取りながら排除だ」

「了解!みんな準備をしろ」各自必要な装備の点検を始め酸素マスクを装着した。

「降下まで残り3分、視界良好 全て正常オールグリーン」 

「全員、幸運を祈る」メンバーが準備を終え後方に移動し、キャプテンは最後列で待機していた。

 俺はここでは隊長としてこの個性的なメンバーを率いている。だが、毎回お腹が痛いよ。メンバーは自分を入れて5人体制だ。1人目がデイビス コードネームはアームズ。この部隊の副隊長的役割を担っていて、すげー頼りになる。知的で冷静だが戦闘は荒々しく戦法は男のロマンだ。

 2人目はアリス コードネームはバレット ガンナーであり、No.3的ポジションで男勝りな性格で俺はたまにビクッとなる。

 3人目はアイビー コードネームはボマー 先陣をきって突撃する役割がある。すげーうるさい 胃痛の原因だ。胃潰瘍になるぞ全く。

 4人目はヨル コードネームはエコー スナイパーをしており後方支援がメインである。一番大人しく手がかからないが自己主張が少なくそこが不安である。

 最後にこの俺。キャプテン アイディール部隊の隊長だ。近接戦闘に特化している。てか、それしかできない。何かの上に立って命令するとかしたことないから命令も冷静を装っているけど、汗がダラダラだよ…なぜこんなやつが"キャプテン"なんて、大それた名前をしてるかって?それはこの身体の持ち主は俺じゃないんだ。要は俗にいう"異世界転生"をこの身体にして成り行きでキャプテンになってしまったのだ。あの時断っておけば良かったな…なぜこんなことになってしまったのかと言うと、あれは数ヶ月前のことだ。だが、あれは運命だったのかもしれない。今までの自分の殻を破るために·····


~2025年~

 「丈くん!!」

 雨が降りしきる夜中傘も差さずに外にいる男女二人がいた。女性が大声で呼ぶ先には中肉中背の若い一人の男性 丈がいた。

 大声で呼ぶ理由とは、頭上から工事中の建物の鉄骨が落ちてきたからである。

「うわっ!」

 反射的に丈は手を頭の上にして構えたが無情に鉄骨は丈を下敷きにした。

「丈くん!大丈夫!?」

 丈は声かけには反応せずピクリとも動くことはなかった。意識がなかった丈は薄れている意識の中で会話が聞こえてきた。

「患者の名前は小池丈さん 年齢は24歳 午後11時に工事中建物から鉄骨が落下し下敷きなりました!出血多量で全身打撲しております。ジャパンコーマスケールはⅢ-200 バイタルサインは血圧が80台です!」

「輸液と採血、交差試験して輸血の準備!アドレナリンの投与も!小池さん!大丈夫ですか!…反応は微弱だな…」

「(ここは病院か…助かるのかな…いやー終わるかなこれ…まだやりたいことたくさんあったのにな…ゆきな)」

「先生!血圧が低下しています!」

 無数のベッドとパソコン、医療器具が配備されている空間に丈はいた。救急車で病院まで運ばれたが意識混濁が続き一刻を争う状況にあった。丈の人生はここで終わったと思われた。

 だが……ここで終わることはなく新たな人生の始まりを歩むのであった。


~XXXX年~

 「……テン」「…プテン」丈の耳に何かを呼ぶ声が聞こえてきた。

「(あれ?まさか生きてる?ラッキーだなこりゃ)」

「キャプテン」

 丈はゆっくり目を開けた。が寝起きのように目の前がボヤけていた。視認はうまくできないがその部屋は白く眩しかった。それに一人こちらを見ながら声をかける女性らしき人がいる。徐々に目のボヤけがなくなり視界が鮮明になってきた。そこには、白い服装の女性が立っていた。

「(看護師?)」

「キャプテン!良かった!やっと目を醒ましてくれた!」

「あ…あ…(あれ?声がでない…長い間寝ていたせいで声帯機能の低下したのか)」

「どうしましたか?キャプテン」

「(キャプテンって俺に対して言ってるよなおそらく…俺しか居ねえわ)」

 丈は自分とその女性しか居ないことを確認した。

「キャプテンが起きるまで5年も待ちわびましたよ」「(まさか、5年も寝ていたのか…頭痛てー寝起き悪いな)」

 丈が寝ているベッドの頭側を挙げてもらった。

「早速、目覚たばかりのキャプテンに申し訳ないのですが…」

「?」

「キャプテンが眠っていたことによって戦況は悪化しております。我々を助けてください!」

「(助ける?え?病院だよね?ここ…多分)」

 丈はふと横を見ると鏡が置いてあった。そこに写る姿に驚愕したのだ。

「(は?これが俺?おっさんじゃねーかよ!)」

 両手で鏡を持ち自分の顔をくまなく触ったが、そこには推定40歳前後の中年男性が写っていた。

「これからキャプテンには戦線復帰してこの空中都市ユートピアを防衛して欲しいのです!」

「(ええーーーー!!??)」



ありがとうございました。

初めての異世界転生系統でよく分からないですが頑張っていきます。

丈はキャプテンとして新たな人生を歩むことになりましたが、どうなっていくのでしょうか。お楽しみに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ