51,5.キャンドルの明かりの中で
※微ではなく、工口注意です。ダメです。これはもう。
式が全て終わり、私たちはやっと自室に戻ることができた。部屋にはロマンチックな雰囲気が漂い、キャンドルの薄明かりが優しく揺れている。まるで柔らかな光が私たちを包み込むようで、心地よい静けさが広がっていた。今日の出来事に疲れ果てた私たちは、侍女たちによって豪華な夜の装いを身にまとっていた。
私のネグリジェは、上質なシルクで作られており、肌に触れるたびに滑らかな感触が広がった。薄いパステルカラーの生地は、ほのかに肌が透けるデザインで、胸元と裾には繊細なレースがあしらわれている。肩紐は細く、優雅に流れるシルクの生地が体のラインに沿って美しく揺れるたびに、色気が漂う。背中は大胆に開いており、細かい刺繍が施されたリボンで結ばれていた。そのリボンは、まるで解かれるのを待っているかのように見えた。
「ふぅ…今日は本当に長い一日だったね。」
私はベッドに身を投げ出し、心からの溜息をついた。
バルサザールも同様に、隣に横たわり、軽く微笑んだ。
「えぇ、確かにそうですね。アナタが私のこの姿を見ても興奮しないところを見るとよほどお疲れのようですね。」
そう言われて私はじっとバルサザールをみつめると、バルサザールの寝巻もまた、同じくシルク製で、濃紺の生地が彼の引き締まった体を一層際立たせていた。シャツは胸元が少し開いたデザインで、彼の筋肉質な胸板がちらりと見える。袖口には上品な刺繍が施され、パンツはぴったりとしたシルエットで、彼の長い脚のラインを強調していた。その姿は普段の厳格な宰相のイメージを覆す、どこか危うくも魅力的な雰囲気を醸し出していた。
「ふわっ!!私としたことが!!!」
――な、な、なんてなまめかしいの!?
バルサザールの笑みが深まり、その瞳には優しさと情熱が宿っていた。彼はそっと手を伸ばし、私の髪を撫でながら言った。
「アナタの内に秘められた無垢な欲望を知っているがゆえに、今宵の寝衣には一際の労力を注いだのですよ。アナたの抑えきれない好奇心と、その純真な心が織り成す美しい矛盾を楽しむために。」
彼の言葉に心が揺れ動き、彼の手の温もりが私の心に深く染み渡った。彼の指先が髪から首筋へと滑り、優しく触れた瞬間、全身に心地よい震えが走った。
「ふふっ。私の為に?嬉しい。」
「アナタのように、直截に想いを表す口を持つことができれば…私もどれほど楽になることでしょうね。」
彼は軽く頷き、私の手を取り、優しくその甲にキスをした。
「大丈夫?疲れてない?」
「確かに疲れましたが、それ以上に満ち足りた気持ちです。今日から私たちは正式な夫婦ですからね。」
――そっか。今日から夫婦になったんだ私たち。なんだか不思議だけど、嬉しい。
「私も同じ気持ち。」
彼は私の言葉に満足そうに頷き、もう一度深く息を吸い込んでから、そっと私の頬に手を添えた。彼の手の温もりが伝わり、私は思わず目を閉じた。その瞬間、バルサザールは優しく唇を重ねてきた。疲れているはずなのに、そのキスはとても優しく、私たちの心をさらに一つに結びつけるような感覚が広がった。
「今日はもう、たくさんのことを成し遂げたね。」
私はキスの合間に囁いた。
「そうですね、でもまだ終わっていませんよ、ティアナ。」
彼の声は低く、温かい。
「うん…分かってる。」
私は彼の言葉に応えながら、再び彼の唇を求めた。
彼の手が私の背中を優しく撫で下ろし、その動きが私をさらに彼に引き寄せた。彼の指が滑らかに動き、寝巻のリボンを優しく引くと、緩やかに解かれていく感触が伝わった。私の胸元がほんのりと開き、彼の目が優しく私を見つめた。
「この一ヶ月間、理性の牢獄に囚われ、あなたへの欲望を抑えることがどれほど苦痛だったか、あなたにはお分かりいただけるでしょうか。」
彼の言葉に、私は彼がどれだけ我慢してきたのかを理解し、その思いに応えたいという気持ちがさらに強くなった。
「素直じゃないなーバルは。最近は特に。」
彼は私の言葉に少し笑みを浮かべ、手を優しく私の頬に滑らせた。その指先が私の唇に触れると、心地よい震えが走った。
「アナタが、私の心を乱すからですよ。」
私は彼の顎に手を添え、唇をそっと近づけて軽くキスをした。彼の目が瞬時に熱を帯び、私のキスに応えるように、さらに深く唇を重ねてきた。
「ふあっ…。」
彼の手が私の背中を撫で下ろし、そのまま腰に回った。彼の唇が私の首筋に移動し、優しく舐めるようにキスを続けた。
「私は完全に籠絡されてしまいましたね…。」
彼の唇が私の肌を愛撫し、その言葉が耳元で囁かれるたびに、全身が熱くなっていくのを感じた。
「バル…もっと感じたい…。」
彼の手が私の胸元に移動し、そっと触れるだけで全身が震える。彼の指先が繊細に動き、私の息遣いが荒くなるのを感じた。
「あなたの囁きが、私をこんなにも狂わせる。」
彼の唇が再び私の唇に重なり、舌が絡み合うキスに溺れる。
「バル、キスばっかり、唇がはれちゃう…。」
バルサザールは微笑みながら、唇を離し、その瞳には深い愛情と欲望が宿っていた。
「それなら、他の場所も楽しむとしましょうか。」
彼の手が私の胸元からゆっくりと下に移動し、腰に触れる。その指先が優しく滑るたびに、全身が震え、期待と興奮が高まっていく。
「バル…。」
私の声は震えていた。彼の口づけが胸元に触れ、舌が優しく肌を舐めると、全身に快感が走った。彼の手がさらに下に移動し、私の太ももに触れる。その指先が繊細に動き、私の内腿にまで届くと、息が詰まるほどの刺激が広がった。
「アナタが愛おしくて仕方がない。」
彼の声は低く、熱を帯びていた。彼の手が私の下着に触れ、そのままゆっくりと外していく。彼の瞳は私を見つめ、その視線だけで全てを支配しているように感じた。
「バル、お願い…。」
「なら、もっと可愛く懇願なさい?」
彼の言葉に、私は顔が赤くなった。彼の要求がいかに私を試しているかを感じながらも、その支配的な態度に心が震えた。
「バルのドS…。」
彼はその言葉に満足そうに微笑んだ。
「今更ですか?」
彼の手が私の肌に触れ、優しく撫でるように動いた。その指先が私の敏感な部分に触れると、全身に電流が走ったかのような感覚が広がった。彼の体が私の上に重なり、彼の温もりが私を包み込んだ。
「バル…きて?」
彼の動きはゆっくりと、しかし確実に私の中へと入ってきた。私は息を呑み、その感覚に圧倒されながらも、彼の動きに身を委ねた。彼の息遣いが私の耳元で聞こえ、その熱が私の心をさらに燃え上がらせた。
「全く…アナタという人は…。」
彼の声は低く、私の全身を震えさせるほどの熱を帯びていた。
私は彼の名を呼び、彼の動きに合わせて体を揺らした。彼の動きが次第に激しさを増し、その熱が私の心をさらに燃え上がらせた。私の中で彼の存在がますます大きくなり、全てを包み込んでいく。
「バル…っ!!」
「ティアナ…っ!!」
そして、私たちは共に頂点に達し、全ての感覚が一瞬にして弾けた。彼の名前を叫びながら、私は全ての力が抜けていくのを感じた。彼もまた私の名を呼び、その瞬間、私たちの体と心が完全に一つになったのを感じた。
彼の腕の中で、私は安心感と幸福感に包まれ、彼の温もりを感じながら安らいだ。彼の息遣いが穏やかになり、私たちは互いに寄り添いながら静かな夜を迎えた。
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