芙蓉ノ奇事録
「実はわたし、サキちゃんじゃないの」
11月のとある日の放課後、サキは歩きながら突然、アサにそうに告げた。突然崩れ行くアサの日常--そのころ同時に、街では奇妙な怪異の噂が流れ出していた。
ウシロガミと呼ばれる怪異は、遭遇すると後ろ髪を引かれるかのような違和感にあい、二度振り向いてしまうと、どこか遠くへ連れ去られてしまうと言う。
有馬ミヤコはウシロガミの怪異に一度は振り向いてしまうが、後日学校で親友のサキからその噂を聞いたため、その後は難を逃れていた。怪異や揉め事に自分から首を突っ込んでいく性分のミヤコは、自らに降りかかったウシロガミの怪異を自分の手で解決することを誓う。
11月のとある日の放課後、サキは歩きながら突然、アサにそうに告げた。突然崩れ行くアサの日常--そのころ同時に、街では奇妙な怪異の噂が流れ出していた。
ウシロガミと呼ばれる怪異は、遭遇すると後ろ髪を引かれるかのような違和感にあい、二度振り向いてしまうと、どこか遠くへ連れ去られてしまうと言う。
有馬ミヤコはウシロガミの怪異に一度は振り向いてしまうが、後日学校で親友のサキからその噂を聞いたため、その後は難を逃れていた。怪異や揉め事に自分から首を突っ込んでいく性分のミヤコは、自らに降りかかったウシロガミの怪異を自分の手で解決することを誓う。
Chapter 01 - 「実はわたし、サキちゃんじゃないの」
2021/08/01 10:59
(改)
Chapter 02 - 「やっぱりさらった人を食べるのかな」
2021/08/01 23:53
(改)
Chapter 03 - 「死ぬのは嫌だな。もう死んでるけどね」
2021/08/02 13:44
(改)
Chapter 04 - 「え、なに、なんなのよ。気持ち悪い」
2021/08/03 12:02
(改)
Chapter 05 - 「そうね。嫌いになった?」
2021/08/04 19:50
(改)
Chapter 06 - 「死んだ事がないから分からない」
2021/08/08 14:10
(改)
Chapter 07 - 「あなたって卑怯ね」
2021/08/10 17:50
(改)