アーバン ナーバス オーバーホール
誠実さの水は
着飾った時間だ
濃縮された心情は
真に綺麗だと言えない
雨に黒い服
傘も差さずに
目を閉じる
次に目を開けた時
目の前は
真っ赤に染まる
入り口から歩いて
後は迷走するだけだって
知っていたなら
何処にも
歩いて行かなかった
最早
誰も到達出来ない
不純物が浮いている
それで遊ぶ
全ては利用できる
玩具だ
アーバン ナーバス
オーバーホール
呪文みたいに唱えて
表示が消えたら
乾電池を取り換える
裏側はドブ川
泡立って消し飛ばす
綺麗であった事など
一度も無い
優しさの空気は
形が決まらない
他人に与える感情は
芯を霧の中に隠していく
晴れに黒い服
汗を流しながら
目を閉じる
次に目を開けた時
己の服が
真っ赤に染まる
出口があると思い込む
後は迷走するだけだって
誰も教えない
生きている内に
答えは出ないのだ
最早
人は到達出来ない
生命体が浮いている
それで遊ぶ
全ては利用される
玩具だ
アーバン ナーバス
オーバーホール
呪文みたいに唱えて
表示が消えたら
乾電池を取り換える
裏側はドブ川
泡立って消し飛ばす
綺麗であった事など
一度も無い
表裏一体を
わかっていながら
片側しか見ない
積み上げている物事は
平均化される
胸くそ悪い事柄は
ただの意見だ
生み出せるのだと
証明しているから
目を開けろ
人間が生み出した物だ
アーバン ナーバス
オーバーホール
呪文みたいに唱えて
表示が消えたら
乾電池を取り換える
裏側はドブ川
泡立って消し飛ばす
綺麗であった事など
一度も無い
アーバン ナーバス
オーバーホール
呪文みたいに唱えて
表示が消えたら
善人を取り換える
裏側は悪人
その組み立て方が
綺麗であった事など
一度も無い