その0 高校入学
この小説は、登場する人物、団体、および場所は、す
べてフィクションです。
なので、相馬学園を東京都内で探しても、どこにも見
当たらないはずなので、気をつけてください。
また、小説を書く力がまだ不十分なために、読みにく
い箇所があるかと思われますが、どうか温かい目で見
逃してください(おいおい)。
「うん。無事に入学式を終えた。やっぱり高校はいいなぁ」
今、こんなセリフを言ったのが、この小説の主人公である木村健太である。短く黒い髪
の毛で、眼は黒くパッチリとしていて、背が結構高い男の子である。
「そうだな。今日は気分がいいなぁ」
彼は、健太が小学生の頃からの古い親友である、海田吉行である。彼も、健太同様の黒い髪
だが、ちょっと長めで、背が少しちっちゃい。
「なぁ吉行」
「なんだよ」
「僕達高校生になったけど、なにかやりたい事でもある?」
吉行はちょっと考えて、
「うーん、オンラインゲームのオールコンプリートかな?」
と言った。
「そんな事、高校生じゃなくても出来るだろ。その前に自分のパソコン買ったら?」
そう、吉行はパソコンを持っていないのである。
「うう、お前そんな事言うなよ」
核心をつかれた吉行はちょっと暗い顔をした。そんな時、
「あの〜、ちょっと移動してもらえますか?」
「!あっ、すみません」
健太はその女の子を見て少し固まってしまった。健太がちょっと横に動くと、
「ありがとう」
と、笑顔でその女の子は答えた。彼女はこの小説のヒロインである相沢かなえである。金髪で
長髪で瞳が青い、ハーフの女の子です。
「おっ、さっそく恋でもしたか?」
「いや、別にそういうわけじゃないんだけど・・・」
「まぁ、ちょっと美人だよね」
「そうだね」
健太と吉行はそう同意する。
「ところで健太、お前ってやっぱり高校になったから、恋愛とかするのか?」
「いや、別にしないけど」
突然の吉行の質問にも、間髪入れずに健太は答えた。
「何だよ連れないな〜」
吉行は悪態をついた。
こんな感じの小説となりますが、というわけで、ドタバタ学園ラブコメの始まりをここに宣言
します。