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『学校宿の殺人』+α  作者: 稲多夕方
1日目
15/51

「計画崩壊」18:20



 体育館女子更衣室にて。

 館山さんが先にシャワーを浴びる中、あたし達は2人。


 あたしは、話を聞いて大きな溜息をついた。

「真弓、それ本気で言っているの?」

「……はい。すみません」

 真弓は申し訳なさそうに返事した。


「そんなことしたら『計画』がすべてズレるんだけど……」

「でも、『そうしてくれ』と言われてしまって……」

「…………」

 あたしは頭を抱える。

 準備をしてきた。時間がない中、隙のないように入念な準備を。

 しかし、プランは崩される。

 たしかに『彼』の協力は不可欠だ。その協力がなければ、そもそもこの『計画』が立ちゆかない。もうここまで来てしまった。――やるしかない。


「仕方がない。わかったわ。――なんとかするわ」

 覚悟を決める。

 しかし多少アドリブが絡む展開もありそうだ。気をつけなければならない。


「ありがとうございます。更さん!」

 真弓が笑いお礼を述べていた。


『誰を殺すか』――それは変わらない。

『どうやって殺すか』――その方法が変わるだけ。

 頭の中にすでに計画のイメージはできていた。


「……大丈夫。あたしならやれるわ」

 声に出した。

 自分に言い聞かせるように。


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