恋の季節の小鳥達
ラブレター
あなたのラブレター
なんてあたたかな
歌声か
なんて優しい言葉かな
悩みなんて
あなたに打ち明けたら
ただ甘えたくなる
優しさに
あなたの木陰をみた
揺れる木陰が
さやさやと
るるるとりるりら
ブランコ漕いで
木陰と照光
ちらちら きらきら揺れ動く
私の涙も
あなたとブランコ
二人でこいだら
微笑み返され
あなたの瞳に
diveす、るっ
二羽の小鳥
恋の季節か
お互いに
近付き逃げたり
また近付いて
一羽が遠くの高い木に
飛んで行く
もう一羽
後からすかさず追いかけて
二羽で何処かに飛んでいった
鳥のさえずりいつもより
春いろ 甲高く
遠くの空の色合さえ
変えていた
あなたの歌声
私の空を染め上げる
私もあの鳥になりたいな