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3話 学園に入学してテンプレ試験


 どうやら、テンプレが正規ルートのようになっており、それからハズレた行動をしようとすると強制力が働くらしい。

 ギルドに入って、薬草採取のクエストを受けたら貴族の女を助けた。

 まさにテンプレ。

 その女も見た目は貴族のお嬢様なのだが、中身はヤンキー。

 これがヒロイン候補なのだろうか。

 勘弁してほしいが、強制力から逃げられず――俺は貴族の屋敷に連れてこられた。


 街の一角に貴族街があり、そこにひときわ多きな建物が立っている。

 石造りで2階建て、青い屋根は銅張りであろうか。

 女性の紹介で、領主という男に引き合わされた。


「君が、我が娘を助けてくれた恩人か!?」

 金糸の刺繍が入った青い上等そうな服を来ている紳士だ。

 鼻の下に、左右に伸びるヒゲが生えている。


「ええ、なりゆきで……」

「ありがとう! 感謝する!」

 一見、人がよさそうなヒゲの親父だが、中身はどうかは解らない。

 お嬢様の中身もアレだしな。


 俺の働きと実力に感動した領主が、娘の護衛という新しい仕事をくれた。

 最初は固辞したのだが、給料が月に金貨5枚(100万円)ということで折れてしまった。

 とりあえず、のらりくらりしていれば、金がもらえるってことだろう。

 暇を見てギルドに行ったら、ランクが4つぐらい上がってた。

 俺、なにかしたっけ?

 ギルドマスターがしつこいので、早々に退散。


 なんだよ、のんびりしてればいいなら楽勝じゃねぇか――と思っていたら、いきなり給料が不払いになった。

 領主に話を聞けば、経営が苦しいという。

 だったら雇うなよ!


 あんまり気乗りはしないのだが、マヨネーズとリバーシの作り方を領主に教えた。

 いかにもテンプレっぽくて嫌だったのだが、これが1番簡単だっただけだ。

 他のことをやろうとすると途端に難易度がハードに跳ね上がる。

 結局、マヨとリバーシに落ち着いてしまった。

 またテンプレ通りになってしまい、俺としては不本意なのだが、こんなことで苦労はしたくないからな。


 領の経営も立ち直り、俺の給料も順調に出るようになって一安心――そう考えていたのだが、俺のご主人様が王都の学校に入学するという。

 なぜか俺も一緒だ。

 テンプレである。


「俺もですか?」

「当然でしょ? 私の護衛なのだから」

 真っ赤なドレスを着て腰に手を当てて、さもそれが当然のように話す我が主。


「え~? いまさら学校なんて歳じゃないんだけどなぁ……」

 俺は学校なんてとっくに卒業した歳だし。


「なにを言っているの? 私と同じぐらいの歳でしょ?」

「は?!」

 そう言われて鏡を見せられて、俺は若返っていることに気がついた。

 身体もテンプレ仕様かよ。


「やれやれ……」

「はうっ! そ、その言葉は止めてって言ってるでしょ……?」

 彼女が、内股になってプルプルと震えている。


「あれ? 俺、またなにかやっちゃいました?」

「はううっ!」

 彼女がその場で座り込んでしまった。

 まったく、やれやれだぜ……。


 それでも雇い主に逆らえるはずもなく、給料もいいので王都まで付き合うことにした。

 この世界で月に金貨5枚も稼ぐのは大変なのだ。

 俺が教えてやったマヨネーズとリバーシのおかげで、給料もちゃんと出るようになったし。

 自分でやればもっと儲かるのだろうが、そんな面倒なことはしたくない。


 ガタゴトと領主の黒い馬車に揺られて王都を目指す。

 王都は100万人ほどが住んでいるデカい都市らしい。

 当初いた始まりの街を治めていたのは伯爵らしく――俺と一緒に馬車に揺られているのは伯爵令嬢様ってことになる。

 そのお嬢様は、俺の対面に座り赤いドレスの胸元をはだけて胸を出している。

 この世界には下着はないので、スカートをめくれば股間も見える。


「い、いつまでこんな恰好をしていればいいの……?」

「う~ん、俺が飽きるまで」

「雇い主の私にこんなことをして……」

「あれ? 俺、またなにかやっちゃいました?」

「はううっ!」

 胸を出した彼女が俺の前でビクビクと震えている。

 どうやら彼女はヒロイン級のキャラらしいのだが、こんな女とはくっつきたくないので、手を出していないわけだ。

 それに手を出さないようにと、領主様からも釘を刺されているからな。

 これなら手を出したことにはならないだろう。

 馬車の御者もいるのだが、男は見て見ぬ振り。

 彼女は嫌われているようだ。

 まぁ、普段の行いのせいだな。


 結局、王都に到着するまでの5日間、胸が飽きたら尻を出させた。

 性格は悪いが尻は美味しそうだ。

 美女は3日で飽きるとか聞いてたが、意外と飽きないもんだな。

 都市伝説ってのは、まったくあてにならない。


 野宿をしながら腰が痛くなる馬車の旅の末、巨大な城壁に囲まれた王都が見えてきた。

 さすがに100万人もいれば、城壁の中には入りきれず、外にも住居が溢れている。

 お嬢様によれば、外にいるのは身分の低い者たちらしい。

 俺たちが通う学校は当然、城壁の中。


 見上げるほどの高い城壁をくぐると、中は検問所になっているのだが、伯爵家の馬車に乗っているのでスルー。

 家紋などを偽造すれば重罪になるのだから、そんなことをするやつは基本的にはいないということらしい。


 街の中は石造りの建物が多く、3階建てや4階建ての建築もある。


「へぇ~こりゃすげーや」

「どう? これが王都よ?」

 道中、俺に裸を見られたお嬢様がドヤ顔なのだが、ドヤ顔をする意味が解らない。

 人が沢山歩く大通りを進み、低い城壁をくぐった。

 この中が官庁街らしく、ここに学園もあるようだ。


 街並みを見ていると、学園に到着した。

 立派な門に金属製の高い塀。

 その中に石造りの2階建ての建物がある。

 敷地は結構広く、色々な学部みたいなものがあるのだろうと察しがつく。


 馬車が正面玄関に到着すると、2人で降りて中の受付に向かった。

 俺たちのあとを荷物を持った御者がついてくる。

 中は石造りで、かなり豪奢な造り。

 民の税金がこういう所に使われているのかと思ったので、それを口にしたのだが――。

 ここに通うのは貴族の子息が多いので、貴族の寄付から成り立っているという。

 その貴族の金も民から絞り取ったものだと思うのだが、違うのだろうか?

 正直、この世界の税制がどうなっているのか解らないし、興味もない。


「父から預かってきた寄付金です」

 お嬢様が、金の入った袋を受付のカウンターに置いた。

 青い制服を着ている受付嬢は2人座っているが、ともに胸がデカい。

 俺はこれを、受付嬢は胸がデカいの法則と名付けた。


「ありがとうございます、伯爵令嬢様」

 受付が終わったあと、嬢の所に向かった。

 カウンターから乗り出して女性と話す。


「お姉さんたちに個人的なことを頼むのはOKなの?」

「あ、あの……困りますが……」

「あれ? 俺、またなにかやっちゃいました?」

「はううっ!」

 俺の言葉に、受付嬢が2人で顔を真っ赤にしてもじもじしている。


「だめですか?」

「……わ、私たちのできる範囲であれば……」

「ありがとう」

 ヒロインクラスの女に手を出すと、ルートが固定化されてしまうだろう。

 迂闊には手をだせないが、モブならいいはずだ。

 はるばるこんな所まで来たのだから、なにか楽しみがないとな。


 受付が終わったので、男の職員に案内をしてもらう。

 荷物を持ってきた御者は受付でお仕事は終了――ここからは職員が運んでくれるようだ。

 ここは全寮制で、全員に宿舎が用意されている。

 数は少ないが一般からの学生もいるようで、一般と王侯貴族は別の宿舎。

 俺も一般人枠だが、お嬢様の従者ということで、貴族用の宿舎に案内された。

 荷物も運び込まれる。


「ちょっとお嬢様。もしかして一緒の部屋ですか?」

「そうよ? あなたは私の護衛なのだから、当然でしょ?」

「私は一般人で、男ですが?」

「それがなにか?」

 いくら従者だからといって、男女が一緒の部屋なのは問題がある。

 貴族令嬢の貞操を疑われるだろう。

 そんなことは当然解っていて、こういうことをしてくるということは、既成事実化を狙っているということだ。

 しかし、領主様は手を出すなと言っていたしなぁ。

 お嬢様の独断だろうか?


 この女に手を出すつもりはないが――これが正規ルートだとすると、いずれ強制力が働くと思うのだが、今のところはそんな感じはない。


「お嬢様は、私のことはお嫌いだと思ってましたが」

 裸にしたり尻を眺めたりしたしな。

 俺の言葉に彼女が顔を赤くしてもじもじしている。


「……そ、そんなわけないじゃない……」

「俺のどこが気に入ったのか解らないのですが?」

「……だ、だって強いし……」

 それなら胸を見たり尻を見たりしても問題ないってことになるが、俺は手を出すつもりはない。


「身分が違いすぎますが?」

「そんなのどこかの養子に入れてから――なんてのは、よくあることだし……」

 2人で話していると、スーツっぽい服を着た女性が訪れた――服屋だ。

 制服を作るための寸法を測るという。


 半裸になったお嬢様の寸法を、女性が紐を持って測っている。

 あれがメジャー代わりなのだろうか。


「あ、あの……」

 その様子をジッと見ている俺に、女性が訝しげにしている。


「ああ、俺のことは気にしないで。一応、護衛なので」

「は、はい」

 お嬢様が終わったら、次の俺だ。

 半裸になって測ってもらうが、くすぐったい。


「はい、ありがとうございました」

 作業が終わった女性が礼をした。


「その紐を見せてくださいますか?」

「これですか?」

 彼女から紐を受けとる。


「この紐でお姉さんを測ってみたいな」

「ちょ、ちょっと困ります!」

「あれ? 俺、またなにかやっちゃいました?」

「あううっ!」

 女性がプルプル震え始めた。


「はい、両手を挙げて~」

「……」

 俺の言葉に女性が黙って万歳をした。

 彼女の胴体にぐるりと紐を巻いてみる。


「胸、結構デカいね」

「……こ、困ります……」

 女性の身体に紐を巻きつけて堪能していると、お嬢様が俺を睨みつけている。


「はい、無理を言って申し訳ありませんでした」

「……」

 女性は、俺から紐を奪うように受け取ると、そのまま部屋の外に出た。


「制服は、いつできるんでしょう?」

「……」

 お嬢様がむくれている。


「ふう……やれやれ……」

「はうっ!」

 彼女がプルプルと震え始めた。

 今のはわざとではなくて、うっかりと出てしまったのだが、お嬢様が口を小さく開いた。

 制服は明日にはできるらしい。


 そのあとは用事もないので、2人で学園の中を見学する。

 中は、元世界の学校と変わらないぐらいの設備が整っており、照明も魔法の明かりなどが使われている。

 食事は3食学食だが、バイキング形式――食っても食わなくてもいい。

 放課後は外出自由なので外で食ってもいいが、門限がある。


 お嬢様と2人で歩いていると、彼女が手を伸ばしてきた。

 手をつなぎたいらしい。


「従者と手をつなぐなんておかしくありませんか」

「命令よ! つなぎなさい!」

「はいはい」

 見た目は可愛いのだが、中身はヤンキーだしなぁ。


 彼女と手を繋いで学園内を周り、学食で夕食を食べて部屋に戻った。

 明日は試験があるらしい。


 明日の準備をしたあと、彼女の服を脱がして白い寝間着に着替えさせる。

 普通はメイドなどがやるのだが、ここにはいないので俺がやるわけだ。

 それが終わると、ベッドに潜りこんだ。

 お嬢様がなにか仕掛けてくるのか? ――と、思ったのだが、なにもなかった。

 ぐっすりと眠れたのでよかったが。


 ――学園に到着した次の日。

 部屋で待っていると、昨日の女性が制服を持ってきてくれた。

 なにやら赤い顔をしているが、俺のせいだろうか?

 お嬢様に制服を着せてファッションショーである。


 制服の色は深い緑色のワンピースで、金糸の刺繍が施されている。

 襟は、元世界のセーラー服のよう。

 ロングスカートなので、ヤンキーっぽくも見える。

 脚を出すのは、はしたないらしいのだが胸はよく出す。

 深く開いた胸元には谷間が見える。

 これが制服だ。


 男の制服は深緑色の詰め襟のような面白くもなんともないデザイン。

 テンプレなら、コートやらマントかと思ったがそうでもないらしい。

 まぁ、あんな恥ずかしい恰好はしたくないので、この制服でよかったが。


 制服を着たら向かうのは、筆記試験の会場になっている教室。

 黒板と教壇があって、そこから階段上になっている、テンプレ学園でよくみるデザイン。

 俺たちの他にも、制服を着た10人ぐらいの受験生がいた。


「これって、せっかく制服を作ったのに、試験で不合格とかになったらどうするんだろう?」

「ここに入るには、それなりの実力を持っていると認められた者しか入れないから、それはないわ」

 それはいいのだが、俺の実力はいつ測ったのだろうか?

 なにか釈然としないものが残るが、試験を受けることにした。

 あまり気が乗らないが、ここまできて脱走をしたら、かなりの強制力が働きそうだな。


「う~ん」

 悩んでいるうちに、紙に書かれた問題が配られた。

 紙はあるようだが印刷技術はないらしい。

 適当に書いて試験に落ちたらどうなるんだろうと思ったのだが――中身は掛け算やら割り算の問題。

 やっぱりテンプレだった。

 これじゃ間違えようもないが、歴史の問題はさっぱりと解らん。

 問題は三択なので、適当に選んだ。


 試験が終わり、すぐに結果が発表されたが、俺はかなりの高得点だったらしい。

 適当に選んだ三択問題もほぼ的中。

 ステータス画面を見てみると、幸運値が高い。

 このせいだろうか?

 筆記問題は、順当にクリアしてしまった。

 着々と外堀を埋められているようで、マジで気持ち悪い。

 どうにかして抜け出せないだろうか?


 午後からは、魔法の試験だという。

 テンプレキタコレだろう。

 ウンザリした俺は、試験をなんとかサボれないかと学園を抜け出した。

 学園の周りにある飯屋などを開拓して歩く。

 貴族街の中なので、洒落た店が多く値段も高い。

 まぁ、高給取りなので、値段は気にすることはないと思うのだが……。

 基本、貧乏性なので、外食で金を使うってのに慣れていない。


 そんなことを考えていると、街が騒がしくなってきた。

 皆が空を見上げて、なにか叫んでいる。

 俺も見上げてみると――なにか黒い鳥のようなものが飛んでいるのだが……。

 それが徐々に大きくなって、こちらに向かってきた。

 通りに降りると地響きが鳴り、地面が揺れる。


「ど、ドラゴンだぁ~!」「きゃぁぁぁ!」

 俺の前に降りてきたのは、黒い鱗を持った巨大なドラゴン。

 こいつは森にいたやつと違うのか?

 そうだとすれば、俺の攻撃が通用しない面倒なやつだ。

 試験をサボろうとした途端にこれだ。


 ここで暴れられたりすれば、沢山の死傷者が出るだろう。

 いくら俺に関係がないといっても、さすがに良心の呵責がある。


「解った――戻ればいいんだろう?」

 俺がその場を離れると、ドラゴンも再び空へと舞い上がった。

 騒ぎを聞きつけた騎士団がやってきて右往左往しているが、もうそこには巨大な魔物はいない。

 幸いけが人もいないようで、俺はホッとして学園に戻った。


 街にドラゴンが出たということで、少々時間はずれたが、試験は行われた。

 壁がある修練場みたいな場所に的が立っている。


「あ~これか……」

 俺はテンプレを見て、頭が痛くなった。

 進むも地獄、戻るも地獄って感じだ。

 要するに、的を魔法で攻撃をして破壊する試験だ。

 入学希望者は俺たちを入れて12人ほどだというのに、沢山のギャラリーがいる。

 この学園の同級、上級の在校生たちだ。


 入学希望者が次々と魔法で的を破壊していくたびに歓声があがる。

 魔法は光弾マジックミサイルが多い。

 コントロールがしやすいのがいいのだろう。

 そのうちに、順番がお嬢様に回ってきた。


「光弾よ! 我が敵を撃て(マジックミサイル)!」

 上手く的は割れた。

 美人が撃った魔法に、上級生からやんや喝采が飛ぶ。


 今度は俺の番だ。

 テンプレなら魔法を撃つと壁ごと吹き飛ぶとかそういうパターンが多いが、光弾ならそんなに威力はないだろう。


「光弾よ! 我が敵を撃て(マジックミサイル)!」

 俺の周りに顕現した10本の光の矢が、的に向かって命中した。

 それで終了かと思ったのに、なぜか壁まで貫通して大穴が空き、試験場が崩壊した。


「「「……」」」

 静まる試験場。

 なんでこうなるの?

 俺があっけに取られていると、上級生の1人がつぶやいた。


「こんなのありえねぇ……」

 俺が次の言葉に迷っていると、周りにいた学生たちが集まってきて、凄い形相で無言のプレッシャーを与えてくる。

 や、ヤバい――これは逆らえん。

 ジリジリと迫ってくる無言の同調圧力に負けて、俺はあるセリフを言った。


「ありえないって――俺の魔法が弱すぎるってことですよね?」

「「「うぉぉぉぉぉ!」」」「「「キタ-ァァァァ!」」」

 学生たちが沸きに沸いている。

 上級生の女たちが俺の腕にしがみついてきて、柔らかい胸を押し付けてくる。

 後ろから抱きつき、背中に押し付けてくる女もおり――とにかく、メチャ盛り上がっている。

 俺は女たちからもみくちゃにされて途方に暮れた。


 いったい、なんだこりゃ……。



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