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ナガオカ・スノウ

                      Ⅰ


ゼンマイのねじを巻く音みたいに蝉が鳴いている。

晴れわたる空。なぎたおされた木々、電柱。倒壊した家屋。

電気とガスはまだ供給されていない。スーパーマーケットは欠品商品が多く、流通は完全ではない。救援物資も十分行き届いておらず、ボランティアが全国から来てはいるが足りていない。

 学校は再開していない。子どもたちは家にとどめられ通りに遊ぶ姿はない。ティーンエージャーは荒らされたドラッグストアやカフェの前にたむろしている。大人たちは復旧のために働く者たちや、いち早く再開した酒屋の前にたむろしている。

 盗みが横行し、住民の安全も脅かされている。

 遠くかなたからシュプレヒコールが聞こえる。


                      Ⅱ


 ソジュンが大きなゼンマイねじを巻いている。

 「これでいいかぁ」

 軽々と巻き終わり、両手で握っていた取っ手を本体から取り外した。ゼンマイ式発電機だ。これでしばらくの機械いじりと今晩の電気がまかなわれる。

「ありがとう」うつむいて機械をいじりながらマリが言った。

「え?そんだけ?」

「なに?」

「報酬」

「ノート?」

「そ。算数と科学ね」

立ち上がってバッグを取り出し、中を探る。「はい」とソジュンに二冊のノートを差し出す。

「お。サンキュー」目を輝かせてノートをパラパラめくる手が止まる。「ぜんぜん書いてねーじゃねーか」

 「そうだっけ?まぁ、ここに入ってるからね…何でも訊いて」人差し指でこめかみを叩く。

 「訊けりゃ苦労しないよ。何が分からないか分からないんだから」胸を張って言い切る。

 「自慢するところか…?ま、いいや。じゃワークブックでも持ってきて訊いてよ、解いてやるから」

 「それ、いい!あとで持ってくるよ。頼もしいな、マリは」二冊のノートを作業台に放り投げようとする。

 「まった、まった。いま部品ひろげてるんだから。そっちのバッグに入れて」

 「お安い御用…っと」早いモーションでバッグの方に向き直りノート二冊を投げると、乱れもなくお行儀よくバッグの上に二冊が収まる。運動が苦手なマリにはできない芸当だ。感心したが、表情には出さないように気を付けて、「ま、力仕事また頼むよ」

 「アイアイサー!まかしとけ。じゃな、これから練習だから」厚い胸板をわざと膨らませガッツポーズを決める。でかい男たちがアーモンド型のボールを奪い合うラグビーなんてよくもまぁ真面目にやれるもんだとマリは思う。その感想の半分は羨望だ。

 「この暑いのに、よくやるね」これは本心からの同情。電気が通ってなくて空調も効かないのが分かっていて、なぜ炎天下はしり回れるのか、理解不能だ。

 「俺がいなくてチームは成り立たん」大股でスクータにまたがり、キックスタータを踏み下ろすが、エンジンがかからない。

 「なんだよー…マリー、見てくれよー」

 「デコンプがいかれてる音だね」

 「直してくれよ」


 「無理。部品ないし、買う金もない」

 「しょうがねぇなぁ。バイトの金で買ってやるから何買えばいいか教えろよ」

 「自分のスクータじゃん、自分で買うのは当たり前」

 「ま、そうだけど。間に合わないから走って行くわ。スクータ頼むよ」

 「はいはい」ずっと作業台に目を伏せていたマリはようやく顔を上げ、走っていくソジュンの背中を見送った。


                     Ⅲ


「この暑いのによくこの中にいられるね。何してんの?こんなときにがらくたいじり?」

 顔を上げると、アイラがいた。「ん、スノウコーンマシン」

「暑いもんね、いいね、って氷なんかどこにもないじゃん」

「自給自足」

「は?」

 「水があればオーケー。浄水機能があるから、泥水でも海水でも。このホースで水を吸い取る。冷凍して細かい氷にする。ここから好きなシロップを入れれば、出来上がり」

「ふーん、すごいのは認めるけど、もう少し女の子らしくしたら。髪はねてるし!毎日つなぎって!」女の子らしくメイクしたり着飾ったりしていないのに、持ち物やワンポイントの装飾でおしゃれに見えるアイラに言われたらぐうの音も出ない。

「…あんたんち大丈夫?」

  アイラはインド系で、父親はレンストランチェーンを経営している。インド系は他の民族と比べて多く脅威的なためなにかと白人から排斥されている。この非常時には、弱いところにしわ寄せがくる。

 「ん、店めちゃくちゃだけど親とか店の人たちはぴんぴんしてる」眉根がぴくっと痙攣した。顔を伏せたアイラの表情は分からなかったが、すぐに顔を上げ、満面に笑顔を浮かべて、マリの顔を覗き込むように言った。「あたしさ、もっと自分の人種を売りにしたいんだ」

 「へ?」

 「だってカレー最高じゃん」胸の前で合掌して、首だけを左右に動かす。アイラはインド舞踊、バラタ・ナーティヤムのダンサーだ。即興でひとしきり踊るアイラに見惚れてしまう。

 「もちろん、ダンスも最高。肌の色も好き。マリのもソジュンのも好き」

 私もアイラの褐色の肌が好きだし、自分とソジュンの白い肌が好き、と思ったが恥ずかしくて言葉にできなかった。


 「おお来とったか」マリと同じような作業着が入ってきた。マリの祖父だ。

 「ハーイ、エイサク。ちょうど良かった、相談があったの。うちの店の看板作るの手伝ってくれない。電動で動くようにしたいんだ。今デザイン作ってるの。できたら見せるね」

 「ははは、アイラの頼みじゃしょうがねぇな。そのかわりこの変わり者の面倒たのむぞ」

 「任せといて。この優秀な頭脳のマネージャだからね」


 にぎやかなアイラがちょっと前のサイクロンのように去ったあと、エイサクが段ボールを抱えて戻ってきて目交ぜして言った。

 「いざとなったら、これ使え」

 「なに、いざとなったらって」

 「いざって言ったら、これぞと言うときだ」

 いざがこれぞに変わっただけじゃんと思って吹き出しそうになりながら、段ボールを開ける。

 「なに、これ?」

段ボールを開けると、コーティングがぼろぼろの筐体のようなもの。ポストカードの大きさの厚み5センチくらい。黒地に白抜きで漢字が書かれている。上にはコイルが2つついている。裏を見ると、YAI DRY CELLとやはり白地で書かれている。

「これ、電池?」

「そう。乾電池は日本人の発明だって知ってたか。サキゾー・ヤイ。おれのいなかの先輩だ。ナガオカシティ、ニイガタ。雪深いところだ。俺は雪が嫌でこっちに来たんだけどな…。マリには話したことなかったな」

 エイサクが移住してマリの母親が生まれた。母親の顔は全く覚えていない。色の白い雪国美人だったと、よく父親が自慢していた。その父親ももういない。

「このマシンに繋いでみてもいい?」スノウコーンマシンをぽんとたたいてエイサクに見せる。

 「ほう、かき氷か…あの手回しに繋いで近所にでも配ろうと思ったか」

 「まぁね」

 ちょっと顔を赤らめて目を伏せる。自分が作ったものをエイサクに見せるのはまだ恥ずかしい。エイサクの作るものを見てマリは育った。エイサクの作ったおもちゃがマリの子守りだった。エイサクのようなものを作りたくてやけどをしてもケガをしてもめげずに作り続けた。エイサクは必ず一つは褒めてくれた。うまくいっていないところ、工夫できるところはマリが自分で気付くことのできるようにヒントをくれた。負けず嫌いのマリにはぴったりだった。

 それに何よりエイサクの作るものは誰かのためだった。特定の誰かのため。だから汎用性がない。役に立たない物もあった。作ったものをエイサクから渡されると、口の悪い者はひととおりけなしてエイサクもやり返して最後には肩をたたき合って笑い合っていた。

マリもそんなものを作りたくて、そんなふうに人と笑い合いたくて、ひとり作業台に向かってきた。

 スノウコーンマシンはエイサクへのプレゼントだった。エイサクは日本人高齢者の見守りボランティアをしている。そのボランティアに使ってもらおうと思っていた。

配電盤から電線を取り出し、サキゾー電池のコイルに繋ぐ。

マシンから延びるノズルの先を裏の池に運ぶ。このノズルから水を吸入し濾過し浄水して冷却し細かい氷を作る。「これでよし、と。スイッチいれてみるね」エイサクが半笑いで言う。「おう、おう、やってみろ。気に入るといいな」

「何が気に入るって?」

「ま、いいから、いいから」

首をかしげてエイサクをにらんでマリはスイッチを入れる。

無音。あれ?吸入しない。

「考えとるな」

「考えてるって?」と言っている間に、ノズルが池から飛び出し暴れ出した。

「え?なに?そんな動力ないんだけど」

「池の水が嫌なんだな」

 ノズルは一目散に500m先の川へと蛇のように進んでいく。

「ありえない長さに伸びてるよ!」

「飲みたい水を探せばいいさ」とエイサクが笑う。

 ノズルが川に到着したのか、マシンは吸入を始めた。

「ねぇ、じいちゃん、これ、どういうこと?」

「お?マリが慌てるなんて珍しいな。サキゾーさんも喜んでることだろう。からかうのが大好きだからな」

 出口から細かい氷が勢いよく噴き出てきた。

降りしきる雪のような光景を目を丸くして見ていたマリがとうとう笑い出した。

「まったく、じいちゃんのいたずらと同じだ」

「そりゃそうだ、おれの大先輩だからな」と嬉しくてたまらないように笑いをこらえてエイサクが言う。

 「サキゾーは苦労人でな。金がなくてこの発明の特許を申請できなかった」古ぼけた電池をさする。

 「だからな、怨念がこもってるんだよ、この電池には」と真面目な光を瞳孔の奥に宿す。

 「怨念?」

 「ああ、そうだ。人様の役に立つために作った乾電池だが、サキゾーさんは世の中を上手く泳げなかった。結果的にサキゾーは人の役に立ったが、サキゾー自身は報われなかった。だからこいつはサキゾーさんと正反対に、実用的なことに使うとまったく動かなかったり暴走したりする。ばからしいこと、面白いことには目がない」

 「だからじいちゃんとうまが合ったんだ」

 「生意気いうんじゃない」苦笑いをしてマリの頭をげんこつで小突く。

じいちゃんは役に立たない変な発明ばかりしてきたから。そう思って、マリはエイサクをまじまじと見つめる。だから大好きなじいちゃん。

「おれは、まぁ、あれだ。こいつが必要になるような、でかいものはもう作らんだろう。アイラの店の看板とか、家の直しとか、お前の孫のおもちゃくらいだな」

 「孫って…まだわたし17だけど」

 「ははは、そうだった、まだねんねだったな」


                      Ⅳ


 「あれ、少し貸せ。もう使わないと思ってたが、ちょっと野暮用ができた」

 「なに、じいちゃん。何に使うの」

 「ちょっくら、ミソスープ、配って来るわ」

 高齢者の見守りをするボランティアで軽トラにミソスープマシンを積んでミソスープを提供しているのだ。投入口に自作のカツオブシとミソを投入し、出来上がり。お年寄りたちは味噌汁の実を用意してエイサクの訪問を楽しみに待つ。

 ガソリンスタンドには長蛇の列が並んでいる。さっき軽トラをいじっていたから、電池で走行できるようにカスタマイズしていたのだろう。

「行ってらっしゃい」


 エイサクが走っているのはいつものルートではなかった。もっとも荒れ果てた繁華街、白人至上主義のデモでごった返している地域だった。

軽トラをとめて荷台に乗り込みミソスープマシンの前に立ってミソやカツオブシを準備する。怪訝そうに見つめる群衆にエイサクの声が響く。

 「俺のお手製のミソスープだ。飲んで落ち着け。鰹節も味噌も手作りだ。これが日本のおふくろの味だ。俺はじじいだが」

 「なんだこのじじい」

 不遜な言葉を吐く日本人に目を引ん剝く白人の群れ。怒号が響き渡る。

 「何であったかいミソスープがあるんだ」

 「サイクロンが来たのも、電気が通らないのも、ジャップの仕業じゃねぇのか!」

 非白人に対する憎悪と反感を予期していたかのように、エイサクは目をつぶった。

 「俺でいいんならいくらでももみくちゃにしろ。そのかわり若い奴らには手を出すな」

 エイサクの乗る軽トラは白人の群れに飲み込まれた…

 「あちちちち」すぐに悲鳴が上がった。

 人の群れから茶色の水しぶきが噴き出た。

 ミソスープの噴水が10メートル。周りには七色の虹。

 エイサクがハンドルを握っていないのに軽トラが猛スピードで走り出す。リスの尾のようにミソスープを噴き上げて。

 「運転席に誰もいないのに走り出したぞ」

 「ジャップがシントーを使いやがった」


                       Ⅴ


 エイサクが目を覚ました。

 「じいちゃん、むちゃなことして」

 エイサクが家を出て行ってから2時間ほどたって、軽トラが帰ってきた。運転席には誰もおらず、ミソスープマシンにもたれかかるようにして傷だらけのエイサクが気を失っていた。ソジュンを呼びエイサクのベッドに寝かせたのだった。

 「ああ、悪かったな。ちょっとからかいたくなったんだ。サキゾーと一緒にな」

 アイラから聞いた。日本人のじじいが白人のデモに軽トラで乗り込んでいった。演説を始めるとすぐに群衆が軽トラを押しつぶした。が、とつぜん茶色の噴水が湧いて出て、ドライバーのいない軽トラが暴走して、去っていった…


 作業台に向かっているマリの表情は逆光で窺えない。入ってきたアイラとソジュンが顔を見合わす。お互いに肘でつつきあい顔をしかめる。

 「ソジュン?」姿勢もそのままでマリが口を開く。

 「イエッサー!何でしょう?」右手を上げ敬礼のポーズをする。

 「ドライバー、やってくれる?」

 「おう。どこか行くのか」

 「それとシッケ持ってきてくれる?」ソジュンの母親によく飲ませてもらった。

 「はぁっ?」

 「アイラ?」

 「な、なに?」

 「カレーもってきて」アイラの父親のカレーは絶品だ。

 「え?まぁ、いくらでも店にあるけど…」

 「これからシロップつくりするから手伝って」

 「シロップ?ああ、スノウコーンの。いいよ、なんだか分かんないけど一肌脱ぐよ!」


                     Ⅵ


生活はまだ平常通りには回らないが、くよくよ心配してもどうにもならない。できることをやったらあとはできるだけ楽しむだけだ。ビーチは老若男女、いろんな民族のサラダボウルの様相。日々の憂さを忘れてリラックスしている。

 砂浜に軽トラが止まる。スノウコーンマシンを積んだ軽トラだ。

 マリに指示されてソジュンがスノウコーンマシンの上に看板を掲げる。

 「SNOW CONES」「VARIETY OF FLAVORS!」

 物珍し気に立ち止まる人々。「何だよこりゃ」不審そうににらみつける大人たち。冷たいものを食べていない子どもたちは看板を気にせずねだる。

 「ANKO!」

 なんだ、アンコって?知ってるか?

 「日本のスウィーツ。豆を砂糖で似てからスマッシュしたもの」ぼそぼそとだが愛想よくマリが答える。

 「SIKHYE!」

 シッケ?知らないな。

 「韓国のドリンクですよ。ライスを発酵させて甘く煮込んだものです。消化を助ける効果があります。夏バテに最適ですよ、僕なんかほら、夏バテ知らずだからこんなに元気」とソジュンはガッツポーズをして笑いをとっていた。

 「CURRY!」

 カリー!スノウコーンにか?

 「カリーのスパイシーさにほんのり甘みを付けたからスノウコーンにばっちり合うよ」

 「MISO!」

 ミソ?日本人が飲むスープか。

 「そう。じいちゃんの手作りのミソとカツオブシに蜂蜜を混ぜたもの」

 軽トラを取り巻く人だかりは大きくなるが、近づこうとはしない。

 「ユニークね。どれにしようかしら。カリーもいいけどこのお兄さんのシッケにするわ」インド人女性が照れ笑いをしながら注文をした。

 それからは徐々に行列を作り、全てのフレイヴァが完売した。

 「やれやれ、終わったな。何でこんなこと始めたんだろうな、マリは」ソジュンがアイラにささやく。

 「鈍感だね、ソジュンは。自分で考えな!でも楽しかったな。変わり種スイーツ、ありだね。うちの店でも考えようかな」アイラが背伸びをする。

 「サキゾー、面白いことしない?あのさ…」そんな二人の後ろで、マリは電池を撫でながらささやいている。

「サキゾーってだれ?何こそこそしてるんだよ」その様子に気付いたソジュンが言う。

 「ソジュン、覚悟してね」

 「何が?もう売り終わったんだろ?」

 「運転席に乗って、早く」

 「おお、帰るのか。帰ろ帰ろ」ソジュンは運転席に乗り、ハンドルを握る。

 「シートベルトしっかりしないと落っこちちゃうよ」

 「落っこちるって何だよ。ま、するけどさ。…早く乗れよ、マリ、アイラ」

 「いいから、走って」

 「は?何のつもりだよ?置いてくぞ、いいんだな?」わけわからんな、と呟きながらエンジンをかけアクセルを踏み込む。タイヤは砂地を踏まなかった。

 「おい、なんだよこりゃ。いきなり浮かんだぞ」

 「やった!サキゾー!」

 軽トラックが上空に浮かぶ。「おい、どうすりゃいいんだよ」ソジュンが叫ぶ。

 「適当にこの辺りをグルグル回ってて」とマリが叫び返す。「そんなこと言ったってコントロールできてるのかも分かんねーよ」

スノウコーンマシーンのノズルがしっかりと海水を吸い取っている。

 海水浴客はいぶかったり、騒いだり、楽しんだり。

 しばらくして軽トラからきらきらと輝きながら氷が落下してきた。

 雪が降った。

 メリークリスマスの大合唱。

 じいちゃん、ナガオカの雪だよ。

 12月25日、オーストラリアはじめてのホワイトクリスマス…


 と思いきや、白い雪が黄色に変わった。

 「はっはっはっー。サキゾーさん、ナイス!」めずらしくマリが大口を開けて笑う。黄色があずき色に変わり、茶色に変わり…色とりどりの雪が積もった。

 「ミソとカレーとシッケとアンコのミックスフレイヴァも売ろうか」


                    <了>

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