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学園青春部、始動!!
どうもこんにちわ。てろる。と申します(*・ω・)*_ _)ペコリ
初連載、断念しないことを目標に頑張ります(震え声)
最後まで目を通していただけると泣いて喜びます(´;ω;`)ブワッ
どうしようもなく暖かくて眠気を誘う午後3時ちょっと過ぎ。
新入生がここの部屋に顔を覗かせた。
まだあどけなさを残した、でもどこか大人びている、そんな印象の男の子だ。
印象的とも言える可愛らしい癖っ毛を揺らしながら、体をこわばらせて一礼する。
「あ、あのっ、部活見学…しにきました!」
一番太陽の光が注ぐこの部屋に、開けた窓から春の風が入り込む。
「ようこs…!」
「え…?!」
激しい音を立てて椅子から転げ落ちた。
「よ、ようこそ!学園青春部へ!」
「え、ええと…大丈夫ですか…?」
幸先不安なスタートを切ってしまった…。
ジンジンと痛む頭を抱えながら、私はようやく新入部員をこの部屋に迎えることに成功した。
たった一人で始めた部が、創部一年にしてようやく動き出そうとしていた。