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付箋2:タイゼブラ
タイゼブラ
分類:クモ綱クモ目オオツチグモ科
学名:Haplopelma albostriatum
生息域:南米、タイ、カンボジアなど
体長10cmほどの肉食蜘蛛。
足に刻まれた2本のストライプが特徴。
猛毒種が多いと誤解されがちなタランチュラに分類される。
しかし、ほとんどのタランチュラがそうであるように、この種も毒は持たない。
タランチュラが毒蜘蛛であると言われる由縁は、ヨーロッパの伝説によるものである。
ただし、タイゼブラが腹部に持つ刺激毛に触れると、皮膚に痒みのある炎症を起こすため注意が必要。
生活様式はアースタイガーと呼ばれるタイプで、地表と樹上に住み、その性格は極めて凶暴。
この世界では名前の通りシマウマの遺伝子を取り込んだためか、巨大化に加えて脚力が発達しており、獲物に組み付いてから8本の足による強烈な蹴撃で対象を殺傷、捕食する。
次話は11月5日午後9時に投稿予定です