毒デレぷち会話集 2!
将也「小野口家にウェルカム陸ー! …で、何階の部屋使う? 三階が一番空室があるよー」
陸「二階がいいな」
将也「! え、陸それって…!」←自室二階。
陸「二階に洗濯機あるから干すの楽そうだし、三階の掃除機取りに行くのも勝手がいいし、台所一階だし」
将也「……ゆー兄の部屋でいいかな…?」
陸「…なんで眼が死んでるの…!?」
トリシェ&時影(……さすがに哀れだ…)
堅実派神子様。
将也「ウッキウッキ」
陸「(猿?)…なにニヤニヤしてるの…? 」
将也「そりゃ、これから毎日陸とイチャイチャ出来ると思うと…」
空「おーい、坊主ー。コーヒー牛乳ないん? コーヒー牛乳!」
トリシェ『ニュー! 身体! ゲット! トリシェ・サルバトーレ、マスコットキャラとして完・全・復・活!』
時影「神子様、お風呂の準備が終わりました」
陸「ありがとう時影! ……で、なにニヤニヤしてるの、将也?」
将也「…あー…うん……儚い夢だったなぁって」
陸「へ???」
むしろこんなに賑やかな小野口家は初めてかもしれない将也。
楽都「りっくん、りっくん! お家噴火でなくなっちゃったって本当!?」
陸「えーと…(まあ、そういう事にした方がいいか…)…うん…」
楽都「…可哀想なりっくん…! 家でよから…」
将也「あー、真宮兄…陸は俺ん家(強調)に住むから大丈夫!」
楽都「そんな危険だよ、りっくん! 小野口くんってストーカーなんでしょ!?」
将也「だから俺ストーカーじゃないってば!」
陸「大丈夫、時影と空兄も一緒だから」
楽都「……、……小野口くん…りっくんをよろしくお願いします」
将也「…うん…(真宮兄の眼が空さんの名前を聞いた瞬間変わったよ…)」
真宮兄的危険度数…将也<空。
泉「くぉーら、陸! 俺になにか言うことはないか!?」
陸「泉先輩!? …え…言うこと? …大学合格おめでとうございます?」
泉「ちっげーよ! そもそも俺は家(片森洋菓子店)継ぐから受験してねーよ!」
陸「彼女でも出来たんですか?」
泉「出来てねぇよ! …今度竜哉先輩の弟に女の子紹介してもらう約束したばっかだよ!」
陸「あ、分かった」
泉「分かったか?」
陸「おはようございます!」
泉「おう、おはよう! って、ちっげーよ!」
時影(…これは長くなりそうでござるな…)
その後、泉は説教をしに来たという目的を途中で忘れる。
優弥「神楽、お前…またなんだよその格好…!? クリスマスパーティーもジャージって…!」
那音「だっさぁー!? …髪もボサボサで…もー! 身嗜み注意っていつも言ってんじゃんん! 一応教師でしょー!」
神楽「…わざとだ」
那音「何故!?」
神楽「終業式に生徒の父親に「うちの娘を誑かす不届きな教師はアンタか!」とクレームを付けられた…」
優弥「………………………」
神楽「あと「うちの妻を誑かす不届きな教師は貴様か!」…とか……全くひどい言いがかりだ…。…なので見た目を残念にすれば、減るかと思ったのだ…」
那音「……か…神楽って本当に苦労性だよね……」
顔がいいのも大変です。
神楽「それに何故母親たちは、子や夫が居るのに俺に迫ってくるのだ? 理解不能だ」
優弥「本当に迫られたのかよ!?」
那音「神楽かっこいいもんね…」
優弥「!?」
あ、もちろん優弥が一番だよ?by那音
陸「ねぇねぇ、橘、前世の将也ってどんな人だったの?」
橘「んー…ラミレスの事? …神子に似てたかな」
将也「え? …前世の俺って陸に似てたの!?」
橘「男勝りで男口調。そんじょそこらの男じゃ歯が立たないくらい強い。でも趣味は料理と歌で、夢が庭で園芸。スタイルもいいし、顔も可愛かったよ」
陸「…………俺、スタイルは良くないし顔、別に可愛くないんだけど…歌も下手だし…」
将也「確かにスタイルのところ以外そっくりだな! …っていうか前世の俺、女の子だったのかーーー!?!?」
陸「将也、今日夕飯抜き」
将也「え、なぜ!?」
陸「うるさい! 飢えて死ね!」
将也「な、なんで怒ってるのー!?」
橘(…こう…王族なのに品位がないとことかデリカシーがないところは将也と同じだな…)
どうせもやし体型だよ!by陸
トリシェ『忘れがちだけど、将也たちは誇宮の王族なんだよね』
将也「なんだよ突然」
トリシェ『…本当なんでこんなに品がないんだろう…。アーサーもラナも王族貴族として品位は…………』
将也「………。…? …トリシェ?」
トリシェ『親が親なら子も子か…』
将也「オイコラなんか今すごい暴言吐いただろ」
橘(…ぬいぐるみの父親が言うと説得力あるな…)
子は親を見て育つ。
那音「橘っていつもどんなゲームやってるの?」
橘「アクション系」
那音「漫画もよく見てるよね」
橘「ジャップとかね」
那音「アニメは?」
橘「え? ああ…ワンPとかよく見るけど…」
那音「……橘って…オタク…?」
橘「いや、アイドルには興味ないよ?」
優弥(……話が噛み合ってねぇなあいつ等…)
橘の中のオタク=アイドルオタク。
将也「っていうか陸!」
陸「なに、小野口くん」
将也「なぜせっかく両想いになったのに何故名字呼び!? 名前で呼んでよー!」
陸「やだよ。君すぐ調子に乗るんだもん。そもそも君は自分がアイドルっていう自覚が足りないよね!」
将也「…怒ってる陸、かわいいよね…もう、ホント…!」
トリシェ『………』引
陸「…君、怒り甲斐ないよね…ホント…!」
反省の色がない。
有栖川「……卒業…したくない…」
蒲田「またそれか有栖川。峰山が心配なのは分かるが、信じて託すのも俺たちの仕事だぞ!」
有栖川「…りく………俺…陸から離れたく…ない……」
蒲田「有栖川…そんな我が儘が通るわけあるまい!」
八代「あー、いたいた蒲田〜。お前、確か有栖川と仲良かったよな? 連絡先とかも知ってるか?」
蒲田「は? 有栖川ならここに…」
八代「知ってるなら、有栖川は出席日数足りなくて留年って伝えといてくれ。…全く、生徒会役員のくせに……ぶつぶつ」
蒲田「…………。毎日居たよな? むしろ無遅刻無欠勤の皆勤だよな?」
有栖川「……怪我の功名……陸とずっと一緒……」
蒲田「駄目だ! そんな不正は許されん! 俺が学校側にお前の正当性を証言してやる!」
有栖川「…え…!? …いらない…陸と一緒がいい……友和…やめて…!」
有栖川先輩、卒業無事確定。
真壁「名前は出たけど実際全然出番なかったよねぇー、ボクら。ねー、由ちゃん」
司藤「卒業した後の事なんか俺たちが関わるような事でもねぇだろうが」
真壁「えぇー、でも由ちゃんのお父さんとか弟の遥ちゃんとかはたくさん出張ってたじゃない」
司藤「…見事な敵役っぷりで若干引いたがな…父さん…」
真壁「それに同じ卒業組の長谷部ちゃんは出てたのにー」
司藤「そりゃ弟の保護者だからだろ」
真壁「由ちゃんは保護者出演してないのに?」
司藤「そもそも関わりたくねぇし」
真壁「歩み寄るって決めたんじゃないの?」
司藤「猫耳のパーカーにツインテールなんかしてる奴、弟でもなんでもねぇ!!」
真壁「……まさかそれで髪切っちゃったの? ……本当極端だよね由ちゃんって…」
司藤由(19歳)…身内にまともな人が居ない。
王苑寺「おい木吏、本当にあの橘って弟の事覚えてやがらねぇのか? ガチで落ち込んでたぞ、あれ」
木吏「にゃはは…一族一の記憶力を持つボクが腹違いとはいえ身内の顔と名前を忘れるわけがないじゃ~ん」
王苑寺「やっぱりわざとか…。なんの意味があるのやら」
木吏「橘って割と構ってちゃんなんだよねぇ…甘えたでさぁ……無視しておけばぁ、ボクに構って欲しくって本とかたくさん書庫館に持ってくるかもなぁって思ってね〜」
王苑寺「………俺もんなにイイ奴ってワケじゃあねぇが……お前、本当に最低な奴だよな…」
木吏「にゃはは、年の功だよ〜」
しかし橘は漫画しか読みません。
橘「ねーねー刹那。刹那のお世話になってる人んちって漫画描いてるんでしょ? どんな漫画? 面白い?」
刹那「史裕のご両親の漫画ですか? …私も描くのをお手伝いさせて頂いているんですが…すごいんですよ! 肉体の描写の大胆かつ細やかや、人間の感情の勉強にもなるストーリー…ほら、これです!」
橘「……………(成人向け雑誌…)」
刹那「こっちは史裕のお父様の作品で、こちらの男同士の恋愛について描かれているのが史裕のお母様の作品です! ほらほら、このページの黒いところは私が塗ったんですよー!」
橘「…………………刹那さ、これ神楽には見せない方がいいよ」
刹那「え? もう見せましたよ」
橘(神楽ドンマイ…!)
色々遅かった。
橘「…刹那の描いた漫画見た? …神楽…」
神楽「む…うむ…」
橘「………(やっぱ反応微妙だよ…)」
神楽「…高校時代によく俺や那音や優弥がモデルの同人誌を机の中に入れられていたから耐性はあるつもりだったが…身内が手を加えたと思うと、物悲しさを感じるな…不思議なものだが…」
橘「…………。…………ん?」
神楽「ん?」
橘「…あ…いや…いいや」
神楽「???」
兄たちには人間社会をもっとしっかり学んでもらいたいと思う橘だった。
将也「あ、神楽さん…と、橘。一緒ってなんか珍しいですね」
神楽「橘は人間の文化について色々詳しいからな、教わっていたんだ」
橘「…神楽の方が人間界修行長いのにね」
将也「結構仲いいんだな…俺、ゆー兄と二人で出掛けた事もないって」
神楽「ん? そうなのか…? …ああ…しかし…そういえば那音とデパートに買い物に行ったときも優弥一人で居たな…」
橘「………(どういう事…?)」
将也「………(那音姉が神楽さんと二人きりってのが心配で後付けてたんだろ)」
橘「………(なにそれ、優弥…完全にストーカーじゃん…)」
神楽「那音を心配して後を付けてきた優弥は、まるで子を案じる父のようで可愛かったな……懐かしい…」
橘「……………」
将也「……………」
橘の残念そうな表情を見た時、同族から見ても人間から見ても神楽さんって天然なんだな…と思いましたby将也
将也「えーと…で、どんな文化を勉強しにきていたんですか?」
神楽「アンフォンという二つに開かない携帯電話に替えろと…橘に言われたのだが……なにやら難しそうでな…」
将也「あー、俺もスマホからアンフォンにしようか考えてたんですよ」
神楽「……、…? …スマホとアンフォンは同じではないのか…?」
将也「え、違いますよ? …スマホは色々な機種を色々な会社で出してますけど、アンフォンはアッスルって世界的な会社が出している機種なんです。機能性もカスタムの自由度も別物で…」
神楽「…? …?」
橘「将也、アンフォンにしてないんだ? こないだ壊した時、買い替えれば良かったのに。どーせaeなんだろ?」
神楽「……???」
将也「そうだけど、普通のスマホからアンフォンにデータ移植って出来ないじゃん? だからすげー悩んでてさー」
橘「スマホからアンフォンにデータ移植できるアプリあるよ」
将也「うっそ、まじ? そんなのあったの!? どれどれ」
橘「これ」
将也「へー、なる程…ダウンロードしてみる」
神楽「…………若者の世代は…色々凄いんだな…」
橘「じいさんか」
ついていけません。




